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田児賢一

  • 2010/03/31(水) 01:04:58

田児賢一が遂げた偉業は日本の男子バトミントン界にとって大きな一歩になるだろう。”オグシオ”(小椋・潮田)ペアや北京オリンピックで活躍した”スエマエ”(末綱・前田)ペアなど女子ダブルスは世界レベルで戦えていたがシングル、特に男子は世界からは大きな後れをとっていた。100回目を迎えた全英オープンに出場した20歳の田児賢一が日本人44年ぶりの決勝に進出し惜しくも敗れたが準優勝に輝いた。全英オープンとは100回目の開催という古さだけでなく開催当時から世界最高峰の大会と位置づけられ世界選手権やオリンピックよりも重きを置く権威ある大会である。そんな大会での快挙にもっと大きく報道されてもいいのではないか?と思うのだが・・・





両親ともバトミントン選手で特に母親は”ダブルスの神”と呼ばれ全日本選手権で8度も優勝した名プレイヤーだった。そんなバトミントンDNAを引き継いだ天才は早くからその才能を開花させ世界に通用する素質として注目されていた。

小学生時代から才能を開花させた若き天才は小学生、中学生、高校と各カテゴリーで日本の頂点に立ち高校生で日本のナショナルチームに選ばれ更には19歳4か月という史上最年少の若さで全日本のチャンピオンになるなど勢いは止まることはなかった。

男子のバトミントンは約200kmとも言われる高速スマッシュの攻防が魅力であるが田児の持ち味はたぐいまれなラケットさばきと軽快なフットワークで相手の攻撃を完璧に防御し、さらにパワー任せの攻撃ではなく正確にコースに打ち分けられるテクニックとノーモーションスマッシュを駆使するなどタイミングを見事にまで外すなど若さとは裏腹なまでの老かいな試合運びを見せる。相手の調子を見極めては弱点を瞬時に見抜き器用なまでにそこを突く。そのテクニックは既に世界最高クラスと称されている。





全日本を2連覇し臨んだ今大会は準々決勝で北京オリンピックの銅メダリストを破ると勢いはさらに増し準決勝も突破、ノーシードながら決勝で世界ランク1位で今大会の第1シードのリー・チョンウェイ(マレーシア)と対決。第1セット中盤までリードするもらしからぬミスを連発してしまい惜しくも優勝はならなかった。それでも今大会では田児賢一のテクニックがひと際、際立っていた事は明白で世界中から注目を浴びた。一気にロンドンオリンピックの主役に躍り出そうな今大会の活躍だったと思う。





田児賢一という名を是非、覚えておいてもらいたい

小椋久美子 潮田玲子   【オグシオ】

  • 2007/11/22(木) 07:07:04

オグシオ。




オグシオとは三洋電機バドミントン部に所属する小椋久美子(おぐら くみこ)と潮田玲子(しおた れいこ)ペアの愛称である。

長身で強烈なスマッシュを持つ小椋が後衛、多彩な技を操る潮田が前衛。

低迷するバドミントン界の若き才能であり、若きスターペアであると同時に北京オリンピックでメダルが期待できるダブルスペアである。

同い年の二人は小学校時代から全国大会で対戦する仲であり、高校時代の全日本ユースで初めてペアを組んだ時いきなり当時のチャンピオンペアを撃破し、全日本チャンピオンにも勝ったという伝説を持つ。

それにいち早く目をつけたのが大学でもなく企業でもなく『日本バドミントン協会』であった。マイナースポーツであるがゆえに大会を主催しても観客が集まらず注目を浴びないからなのか選手のモチベーションも上がらず、いい結果が出せない。
強化費も捻出できなければ選手のレベルも上がらない・・・と長く深いトンネルに捕まっていた『協会』の救世主として「オグシオ」は選ばれたのだ。

抜群のルックスで競技の実力以上に注目されマスコミに踊らされているタレント気取りの選手は沢山いたが「オグシオ」は少し違う気がする。

確かにバドミントンがマイナー競技であるがゆえに協会が思っていたほどマスコミに”ちやほや”されなかったという読み違いがあったにせよ「オグシオ」はそんな事お構いなしに練習に取り組み世界で戦える日を目指していた。


そんな二人に『協会』は目いっぱい援助する。2人が所属する「三洋電機」が親会社の諸事情で十分な部費を捻出できないと知るや国際大会には『協会』が遠征費を全額負担してでも「オグシオ」に経験を積ませ続けた。

「オグシオ」もその協会の努力は身をもって感じていたはずだ。一回戦で負けても滞在費を余分に与え世界との差を観戦する事によって体感させ強豪との強化合宿も絶え間なくスケジュールを作り参加させ続けた。

そんな二人はゆっくりではあるが確実に世界との差を縮める。2006年のアジア大会では銀メダル、2007年の世界選手権は銅メダル。全日本選手権においては4連覇。と国内無敵ペア、世界に通用するペアに登りつめたのである。







マスコミもやっと彼女たちを大きく取り上げるようになった。お決まりの『写真集』も発売した。『協会』にも当初に期待したお金が入ってくるようになった。

「天狗になってる!」と嫉み混じりに批判する人に伝えたい。

「写真集」の収益のほとんどは『協会』に渡し、第二の「オグシオ」を作る強化費として役立てる様にと彼女たちは進言している。
なかなか言える事ではない言葉ではないだろうか?と僕は思う。台所事情が苦しいのに支え続けた『協会』に活躍する事で答え更に収益を協会に寄付する『オグシオ』。本当にいい関係ではないだろうか?勿論「オグシオ」応援キャンペーンが始まった当初から一部の関係者から贔屓し過ぎという批判があるのは承知だし、この気持ちも理解するがあのまま何も手をつけていなかったらバドミントン界は今どうなっていたか・・。

当時の「オグシオ」には才能があったし魅力があった訳だからバドミントン人気沸騰の起死回生の一手に「オグシオ」を選び強化費を捻出した協会の判断は決して間違ってはいなかったと思う。


但し、協会の選択が正しかったかどうかの”本当”の答えは『北京』で出るような気がしてならない。




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