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ファン・アントニオ・サマランチ

  • 2010/04/23(金) 07:56:10

良くも悪くも”商業オリンピックの今日”を作ったファン・アントニオ・サマランチIOC(国際オリンピック委員会)の元会長で現名誉会長が心臓疾患の為に永眠についた。89歳だった。

「アマチュアスポーツの祭典」という位置づけだったオリンピックに大きな改革に挑んだサマランチ元会長の21年とは・・・

14年に及びIOCの委員、副会長を歴任し1980年モスクワオリンピック時に第7代会長に就任する。オリンピック史上初めて民間企業から協賛金を募り巨額の収益を上げた1984年ロサンゼルスオリンピック。

就任時のモスクワオリンピックでは旧ソ連を中心とした東側諸国とアメリカを中心とした西側諸国との冷戦のあおりを受け、アメリカを中心とした西側諸国の参加ボイコットで政治的にオリンピックの存在意義を問われ始める。更にモスクワオリンピックの前の1976年に開催をしたカナダ・モントリオールオリンピックでは競技場建設、選手村、交通網の整備などで多額の赤字が発生しオリンピックの存続事態が問われていた。

赤字の開催地負担軽減を念頭に暫定的にとサマランチが取り入れた処置が民間企業の力の導入だった。テレビ放映権やオリンピック・パートナーと呼ばれる世界の一流企業限定の協賛金などで存続を危ぶまれたオリンピックを地域振興、国の発展、国力増強の活力となる商業オリンピックとして再出発させた。そうなれば「金のなる木」になったオリンピックを舞台に黒い噂も後を絶たなくなった。オリンピック開催地にと立候補する都市が乱立し始め裏金が堂々と飛び交うオリンピック招致合戦。開催地決定の投票権を持つIOC委員への手厚い接待は歯止めが利かなくなっていた。1998年長野冬季オリンピック開催に躍起になった日本も例外ではなかったようだ。サマランチ会長も1992年に開催された出身地スペイン・バルセロナへの招致に多額の裏献金を得たというのは今となっては暗黙の事実とされている。

さらにアマチュアスポーツの祭典のオリンピックにプロ選手の参加を認め世界最高峰のスポーツ大会という位置づけを明確にした。バスケットボールのNBAドリームチーム参加などオリンピックの存在意義は大きく増した。プロ選手の参加は多くのファンを引連れてスポンサー獲得に大いに利用されたのもまた事実だ。

IOCの規約を改定してまで長期的に会長職に君臨するもののオリンピック招致に絡むIOC委員の金銭授受問題の責任をとり辞任してしまった。

悪いイメージしかないようにも聞こえるが4年に一度、夏、冬の両オリンピック同年開催を1994年のリレハンメル冬季オリンピックから2年おきに夏、冬交互開催にし「オリンピック」への関心を常に世界中から集めることにも成功し、発展途上国や新興国にも積極的にオリンピック参加を働きかけオリンピック開催するたびに参加国が増え続けるまさに世界一のスポーツの祭典という地位を確固たるものにもした。緊張が続いていた韓国と北朝鮮の南北同時行進(シドニーオリンピック)を実現させるなど平和への寄与も忘れてならない。

良くも悪くも”商業オリンピックの今日”を作ったファン・アントニオ・サマランチ。ご冥福を心から祈る次第だ。




聖火リレー  

  • 2008/04/27(日) 01:34:22

スポーツと政治・宗教は一切関係無いと思っているしあってはならないとさえ思っている。
中国がチベットに対して非人道的な事を繰り返しているのかもしれなしそれが周知の事実なのかもしれないがそれは決してオリンピックを目指すアスリートには関係ないはずである。
しかし、聖火リレーはどうだろうか?

そもそも聖火リレーは必要なものなのだろうか?

聖火リレーが初めて行われたのは1936年のベルリン五輪らしい。発案者はドイツの学者で聖火がナチス式の敬礼で迎えられるシーンなどが報道され、ナチスドイツの政治的プロパガンダに利用されたのがそもそもの始まりらしい。

以来、五輪前の聖火リレーは定番となった訳だが開催国の国内を回り国民に開催を知らせるとともに盛り上げ役としてその役割があった。
しかし発祥の地であるアテネはいいとして、北京五輪でも前回同様五大陸を大々的に聖火リレーを行う必要はあるのかと疑問に思う。中国政府の国威発揚策の具現化と「国際・聖火ツアー」という名の行き過ぎた商業化の為にやっているのである。つまり開催国・中国のエゴである。

今、世界各国で聖火リレーに対する抗議・妨害活動が活発化しているが一部に「(妨害行動で)聖火を消すのは問題」との声もあるが、他国の公道で聖火を勝手につけたり消したりしているのは青い服を着た中国の“聖火警備隊”なる国から派遣された用心棒達だ。彼らが守っているのは五輪の精神ではなく国家の威信であろう。
おおよそスポーツの祭典・オリンピックを国をあげて盛り上げようとPRしているのではなくいかに問題なく反中国のやからを黙らせるかが仕事の彼らに聖火を持ちランナーを守る資格があるのだろうか?

確かに抗議活動と称して暴力行為を行うのは決していいことではないしむしろ無くさないといけない卑劣な行為であろう。
聖火リレーをやめれば抗議活動はなくなるのではないか?と思うのは僕だけなのだろうか?


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