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野杁 正明(のいり まさあき)

  • 2010/06/19(土) 01:36:14

昨年のK−1甲子園で一躍脚光をあびた愛知県に住む高校2年生。「尾張の怪童」と呼ばれる17歳。

野杁 正明(のいり まさあき)。

小学生の低学年から空手を始めたのだがその理由が「いじめ」だったそうだ。小学校入学した時から「いじめ」に会い始めた野杁 正明(のいり まさあき)が一念発起ではじめた「空手」がまさかこんな”天才”を生むとは・・・不思議なものである。

空手を始めて半年後には中部日本ジュニアで優勝し6年生時には全日本ジュニアのチャンピオンで優勝するほどの実力だった。




高校1年生の夏には主催者推薦枠でK-1甲子園に出場し年末のDynamite(ダイナマイト)では前年度チャンピオンでこの世代では絶対王者と呼ばれたHIROYAを圧倒し大差の判定勝ちをし世間を驚かせた。

そのまま優勝しK-1甲子園では初となる1年生チャンピオンになったのだ。高校一年生と3年生ではフィジカルの完成度が全く違うのにそのフィジカルの差を感じさせないパワーとスピードを兼ね備えた天才肌のファイターぶりに関係者も驚きを隠せなかったらしい。

高校2年生になった今季は本格デビューを果たし3連勝といまだK−1では負け知らずである。超高校級にして“怪物”と呼ばれる野杁 正明(のいり まさあき)は更なる進化を続けている。





特に先日行われたプロ第3戦目の相手は昨年の全日本空手大会の決勝でも対戦した選手。空手でも圧倒的な力の差で野杁 正明(のいり まさあき)が勝ったのだがK−1になるとその差はさらに開いたような気がした。





接近しての強打を狙う相手に対し冷精に間合いを測り、前蹴りでストップ、あるいは突き放し試合のイニシアチブを終始握り続ける。さらに相手のディフェンスの隙を見つけては的確に右ストレートと右フックの打ち分けをヒットさせボディブローや顔面前蹴りと憎いほどに自由自在に攻撃をヒットさせ続けた。

左足に大きなダメージを負った相手に対し完全に左ロー一本に狙いを定めサウスポーに構えをチェンジする器用さまで見せた。
普段とは逆のサウスポーの構えでも普段と違和感なく左右のパンチを繰り出し続け、さらには左ローキックも的確にヒットさせ完全に主導権を握った。左ローを効かせた上で跳びヒザで懐へ入り、左ボディフックを打ち込むなど格闘技の玄人ファンをも唸らせる技の多彩さと老かいさだった。

圧倒的な力差を見せつけ最後はストレート一閃でKO勝ちを収めた。左右のパンチと左右のキックをどれも自在に使いこなし、瞬時の判断と巧みな使い分け。そしてそれを可能にする恐ろしいほどの冷静さまで持ち合わせたまさに史上最強の17歳といっても過言ではないだろう。


世界を制する可能性をも秘めている「尾張の怪童」野杁 正明(のいり まさあき)。
是非、覚えておいてもらいたい。

石井慧  散々たる総合格闘技デビュー

  • 2010/01/02(土) 00:01:24

北京オリンピックで金メダルを獲得し鳴り物入りで総合格闘技界に殴りこんできた若獅子を待っていたのは祝福の嵐ではなくまさかの黒星。しかも何もできなかった男にはブーイングも飛び交った。




1R早々から厳しい現実が待っていた。4万5000人を超える超満員のアリーナ。柔道の世界一の称号を持つ男にも緊張の色は隠せなかった。

むしろプレッシャーからかいつもの派手なパフォーマンスもなりを潜め開始早々、ベテラン吉田の強烈な右パンチでダウンを奪われ防戦一方になった。金メダル獲得以後、即総合格闘技入りを決めた石井だったが、周囲の期待とは裏腹に1年間の間、じっくり体を作り上げ、外国に武者修行に行き打撃技や防御策の練習に明け暮れた。素質や話題性から言うとすぐにリングに上がってもよかったのだろうが石井は現実を見据え、その先まで考え1年間を修行に費やした。
そこまでした石井に対しても吉田のパンチは面白い様に当たり、逆に石井のパンチは大振りが目立ち完全に吉田に見きられていた。





ダウンを奪われた石井は完全に気持ちで、ハートで負けてしまった。腰が引け、足が出ず、上半身だけの力無いパンチも空しく空を切り続けた。2Rには意を決して懐に飛び込んだものの技のバリエーションに乏しく、40歳の大ベテラン相手に投げることもできず時間だけが過ぎていく。2R終了間際には組み合った至近距離から膝蹴りをだすがこれが不運にも吉田の下腹部に当たり試合がストップ。悶絶する吉田を尻目にペースを掴みかけるかと思いきや立ちあがった吉田に対しての大吉田コールを受け石井はまた戦意を失ってしまったようになった。3Rも老かいなテクニックで決定的チャンスを与えない吉田の前に何もできない石井がただただ”おろおろ”しているだけの様に見えた。
完全にやられたという感じではなかったものの絶頂期からみればかなりフィジカルが落ちた吉田相手に何もできなかった石井の不甲斐無さだけが目立った判定負け。完敗だった。

石井は試合前「これは絶対に負けてはいけない試合」と言い切っていた。不退転の決意のようにも見えるが実は相当自信があっての発言だったのだろう。そして誰もが石井の圧勝を期待し新しいスターの誕生を待っていた。しかし石井に与えられた現実は「完敗」。しかも技術不足はもとよりなによりハート、精神的に負けたのがなんとも石井らしくなくファンの失望もそこにある。
試合後の会見も拒否し、ショックを隠せない石井だが負けても公式会見には出席するのもプロの仕事であることを自覚してもらいたいしそこから這い上がる石井にファンは期待しているのだから。

金メダリストという称号を引っさげて殴りこんできた石井のスタートはまさに地獄からのスタートになった。失った栄光を取り戻すには石井本人の努力しかないはずだ。その為にももっと精神的に鍛えてもらいたい。

負けた石井よりもハートの折れた石井だけは見たくなかった。再起を期待している。




日菜太   K-1の新星ファイター

  • 2009/02/27(金) 00:26:30

K−1ワールドMAX現チャンピオンの魔裟斗に挑戦状を突きつけるの誰か?久々に日本代表トーナメントを見た。

群雄割拠のこのクラスはヘビー級と違って圧倒的なスピード感とキック、パンチのどちらも楽しめるクラスで見ていて面白い。
そんな日本大会の目玉はやはり優勝争いだろう。ベテラン小比類巻の復活か?や城戸の連覇か?と興味はつきなかったが一回戦で目をみはる程の無尽蔵のスタミナと強いハートを持つ22歳の現役大学生に心を奪われた。

リングネームを「日菜太」という現役神奈川大学生のキックボクサーだ。

数日前まで卒業論文に追われていたファイターはそんなハンデを感じさせない抜群の仕上がりで昨年のチャンピオン城戸と戦った。
初回から城戸を翻弄するかのような流れるようなコンビネーション攻撃と強烈なミドルキックでペースを握り、 圧倒しチャンピオンを慌てさせた。しかしチャンピオンもしっかりタイミングを計り一発逆転のカウンターを虎視眈々と狙っている。それでも恐れず前に前に出る日菜太はチャンピオンの反撃を食らいダウンを奪われてしまう。

一度、カウンターのダウンをもらうと中々、前に出れないものだが22歳の若武者はお構いなしに前に出る。
がむしゃらに出るのではなく冷静沈着にガードを上げミドルキックを時折まぜ、効果的なローキックも繰り出しどちらがチャンピオンかわからない程の勢いと正確性だった。
得意の左ミドルキックを面白いようにヒットさせチャンピオンを押し込み延長の末判定で破った。
計4ラウンドを責め続ける事のできるスタミナはまさに無尽蔵。

びっくりするほどのスタミナにあまり期待していなかった関係者も驚きを隠せなかった。
序盤にもらったパンチで鼻の骨を折ってしまい2回戦には進めなかったが鮮烈な印象を残すのに十分なパフォーマンスだった。

22歳という若さからもこれからの将来性も十分だ。また新たなスターの出現に立ち会ってしまった気がした。



ハイアン・グレイシー  グレイシー一族のけんか番長

  • 2007/12/18(火) 14:45:22

桜庭と死闘を演じ「グレイシー一族のけんか番長」として名を馳せた一人の個性派格闘家を知っているだろうか?彼の名は「ハイアン・グレイシー」。





あのヒクソン・グレイシーをもってしても「ハイアン・グレイシー」のセンスは抜群と舌を巻くほどのポテンシャルがあったにもかかわらず「グレイシー一族の問題児」と酷評される選手でもあった。

「グレイシーのケンカ屋」など異名を取った彼は技術うんぬんよりもやる気に左右されるため、素晴らしい試合をするかと思えば、練習不足で一方的に敗れるなど、好不調の激しいファイターだった。

『PRIDE』で兄・ヘンゾの仇を討つべく大山峻護と対戦。戦前から散々挑発した挙げ句、試合になれば冷静にタックルで倒し、最後は腕拉ぎで完勝と、改めてその勝負強さを証明したしクレバーな頭脳の片鱗もみせた。『PRIDE 武士道』でも「日本VSグレイシー」の大将として登場し、浜中和宏に何もさせず圧勝するなど強さをアピールする反面格下選手に秒殺される弱さも露呈し続けるのである。

ひたすら柔術の向上に励む一族の中で、ハイアンの存在は異色だったろう。突然変異としか思えないほど性格が違ったのには関係者を驚かせたものらしい。

地元マフィアとのトラブルで、車に閉じ込められたまま海に沈められたり、銃が暴発して自分の足撃ち負傷したこともあったという。
競技者としては「落印」を押されたハイアンもエンターティナーとしては最高のパフォマーであったことは誰もが認めるところだったし実際、僕も応援はしないが気になる選手であった

そのハイアン・グレイシーが15日(日本時間16日)サンパウロの拘置所で死亡しているのを発見されたというニュースを見た。

自動車窃盗の罪で拘束されていた拘置所の独房で死亡が確認されたらしい。死因は心臓発作などの病死か薬物依存等によるものなのかマフィアの暗殺かとマスコミをにぎやかしているらしいがなんともあっけない人生の「幕切れ」ではないか?

世界を席巻するグレイシー一族の中でもセンス抜群の格闘家の最後が拘置所の中とは・・。
33歳。格闘家としてもうひと花咲かせられる年齢であった。もう少し「リング」上で「けんか番長」のポテンシャルを見たかったのにと残念に思う。


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