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ナタリー・ナカセ bjリーグ史上初の女性ヘッドコーチ

  • 2012/01/25(水) 11:03:07

日本のプロバスケットボール・bjリーグ史上初の女性ヘッドコーチが就任した。

埼玉ブロンコス、ディーン・マーレイHCの解任に伴い、アシスタントコーチを務めていたナタリー・ナカセがHCへと昇格した。1980年生まれの31歳。今までドイツ1部リーグで女子チームを率いた経験はあるがbjリーグでは昨季の東京アパッチ、そして埼玉ブロンコスでのACを務めた経歴のみ。

今日はそんな女性のお話し。

米カリフォルニア州で生まれ育った日系3世のナタリーは、二人の姉を持つ3姉妹の末っ子。大のスポーツ好きの父親のもと、姉がバスケをしていたこともあり、自然とバスケを始めたという。3姉妹の中で一番器用で飲み込みが早かった彼女に対し、父親は期待をこめて熱心にバスケを教え込んだ。姉の影響で始めたバスケだったが、その面白さに彼女も夢中になっていった。そしてバスケの名門校である米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に進むこととなる。

「自分の中でUCLAは夢でした。しかし通っていた高校からUCLAのような伝統ある名門校に引っ張られるというチャンスは今までなく、特に自分のようなサイズの小さい選手には声がかからないと思っていました。だから誘いを受けた時は本当にうれしかった」そんな喜びと希望にあふれた彼女を一気に絶望の淵へと追いやる出来事が起こる。大学入学を控えた高校のラストゲームで前十字靭帯と半月板を損傷するという大けがを負ってしまったのだ。

リハビリ中、どうすることもできないこの状況を乗り切ろうと彼女は持ち前の観察力でチームを徹底的に分析した。

実力ある先輩から学び取ることで、プレーできずともポイントガードとしての資質を磨いていったのだ怪我でチームから外された自分の置かれた状況に対して常にプラス思考だった。

この時の経験が今、彼女の仕事に大きく貢献している事は言うまでもない

怪我を克服し過酷なリハビリを耐えた彼女は名門UCLAでレギュラーを獲得するとさらにはキャプテンにも就任し、チームをけん引した。大学卒業後はアメリカやドイツでプロとしてのスタートを切った。そんな矢先、順風満帆に見えたプロ生活で再び高校時代と同じ大けがを負ってしまい引退を余儀なくされた。

現役を退いた彼女に思わぬ朗報が舞い込む。ドイツ1部女子リーグに所属するチームからのHC就任のオファーだった。卓越したバスケット理論と強烈なキャプテンシー、真摯にバスケットに打ち込む姿が評価され異例のオファーを受けたのだ。

2部降格危機のチームを立て直しその後2シーズンをドイツで過ごしたナタリー・ナカセはふとした縁で日本のバスケットを体感しbjリーグに携わるきっかけになる。そして友人の勧めや日本の居心地の良さもあり東京アパッチにACとして参加することを決意したのだ。

1年間ACをつとめたが、東京の活動休止にともない今季は埼玉へと移籍。

チーム事情からHCが解任されナタリー・ナカセがHCに就任したのだ。

彼女が目指すHC像は、選手一人ひとりのポテンシャルを高めてあげる存在。「感情をぶつけ合うこともあるが、お互いヒートしていても意味がない。うまく相手の手綱を引く飴と鞭が大切」で選手を常に気に掛けることによって、彼らの細かい変化を見逃さないこと、個々のパーソナリティを大切にすることがHCとしての重要な資質だと考えている。だから彼女はチームをファミリーと呼ぶ。ときには激しく対立し、しかし個々のケアは怠らない。まさに肝っ玉母ちゃんのような厳しさと愛情をもって、チームを率いているのだ。

身長157センチの小柄な彼女が、2メートル級のビックマンと堂々と渡り合っている姿は頼もしい限りだ。

ナタリー・ナカセ。そして埼玉ブロンクスの挑戦に注目したい

リンク栃木の偉業 田臥の働きとファン

  • 2010/04/19(月) 05:23:45

リンク栃木の偉業 田臥の働きとファン

創部3年目のリンク栃木の劇的な逆転優勝劇で幕を閉じたバスケット日本リーグ(JBL)。リンク栃木の優勝を支えたのは日本バスケット界の開拓者・田臥のここ一番の集中力と経験値の違い、そして地元密着型プロチームを支えたファン、サポーターの力だった。

「レギュラーシーズンとプレーオフでは田臥君の動きが違った。まったく別人だった」ここ3年全日本選手権とリーグの2冠を守り続け日本代表の柏木や竹内ブラザーズの公輔らを擁しレギュラーシーズンも圧倒的な強さで一位通過した絶対王者アイシンの鈴木ヘッドコーチが舌を巻いた試合後の第一声だった。

優勝請負人として高校時代の恩師に乞われて帰国した元NBAプレイヤー。入団当初はチームの客寄せパンダ的な扱いを受けた事もあった。エースの川村を潰すのではないか?という疑問も持たれた田臥だったがファイナル3試合の活躍はそのすべてを払拭するのに十分すぎる活躍だった。

徹底的にチーム黒子役になりきりフルタイムで相手マークをかく乱し続けた。往年のスピードは衰えたもののテクニックとパスセンス、献身的な守備意識はまぎれもなく田臥のプレイだった。前述のアイシン鈴木ヘッドコーチも「川村だけをマークしろと指示した僕のミス」とはっきり敗因を認めた。しかしファイナル3試合に限って言えば田臥を徹底マークしていてもアイシンは負けていただろうと思わせる程、田臥の出来は良かった。優勝請負人としてのプライド、元NBAプレイヤーの格の違いを十分に見せつけてくれた。




これまでは日本リーグの歴史を踏まえ企業チームが勝者に名を連ねてきたJBLでプロチームが初めて優勝するという歴史を大きく切り開いたことになった。3年前に「5年で日本一」という目標を掲げ「チーム・ファン・地域一体チーム」というコンセプトで立ちあがった新興チームはそのチームコンセプト通りの活躍で予定よりも早い3年で日本一に輝いた。

プロチームという選手各自の自覚も他の企業チームとは意識の高さが違っていた。地元密着を掲げ栃木県内で行ったバスケットボール教室やファン交流イベント、講演会などをほぼ毎日こなし、回数の多さは他のチームの10数倍を数えた。県内ではここ3年でバスケットボールを志す子供が飛躍的に伸びたという程その影響力は大きかった。
リンク栃木のホームゲームは勿論のこと、アウェーゲームでも多くのファンが詰めかけ観客動員数はリーグ断トツであった。しかも選手の緩慢なプレイには容赦なくブーイングを浴びせるなどリーグ一熱いファンに支えられた。ファイナルが行われた東京の代々木体育館はリンク栃木ファンで埋め尽くされまさにホーム状態と化していた。
熱狂的ファンを味方につけたリンク栃木の躍進は企業スポーツに依存するバスケットボール以外日本のスポーツクラブ運営にとっても大きな刺激になったことだろう。

田臥を中心としたプロ意識を持った個々の選手が自分の仕事をまっとうしつつ、仲間を信じ続けチームの和を大切にしながら地域貢献をし多くのファンに支えられたリンク栃木。

「優勝」という最高の結果で幕を閉じたリンク栃木の快進撃。その快進撃を支え続けたのはエース田臥のここ一番の集中力と経験値、そしてチームを支えたファン、サポーターの力だった。

優勝報告会、優勝パレードに集まったファンは約10000人だったそうだ。栃木県内でこれだけ盛り上がったパレードは初めてだったそうだ。地域密着型スポーツクラブのリンク栃木が達成した偉業はそれほど凄かったという証明であろう。



マイケル・ジョーダン  シャーロット・ボブキャッツのオーナーに

  • 2010/04/11(日) 11:37:34

アメリカバスケット(NBA)史上最高の選手はやはりこの人だったろう。マイケル・ジョーダン。




引退してからもう7年が経つがまたNBAの舞台に戻ってくる。47歳になった今でも現役復帰が待望されるなどその人気は衰え知らずのスーパースターがシャーロット・ボブキャッツを買収しの文字通りオーナーになり表舞台に出てくるのだ。元選手がNBA史上初めてチームのオーナーになったニュースは全米を駆け巡り大きな話題となっている。
現役時代から過度のマスコミフィーバーを嫌い引退後も表舞台には極力出てこなかったスーパースターが大きなニュースを引っさげてマスコミの前に現れたのだ。




2006年からシャーロット・ボブキャッツの共同オーナーに名を連ねたものの広告塔ではなくドラフトやトレードに意見を述べ、場合によっては直接手がけるなどチーム運営に陰ながらサポートする立場をとっていた。マスコミに登場しない事を世間では「片手間の仕事」と揶揄する風潮が大勢を占めすっかりカリスマ性が薄れかけていた。そんなジョーダンがボブキャッツの筆頭オーナーからチームを約250億で買収しNBA史上初めて元選手がオーナーに就任したのだ。

マイケル・ジョーダンが買収したシャーロット・ボブキャッツは今年創設6年目にして初めてプレイオフに進出を決めたものの決して人気チームではなく成績が上位である訳ではない。毎年、数億円の赤字を出しているチームなのだ。経営改革は必至で高額年俸選手を放出しながらもお客さんを呼べる若手のスター候補生選手を集めないといけない。若手の低年俸選手中心とはいえチームとして機能させ魅力的で強くならないとお客さんもついてこない。チームが強くなると観客が増え、グッズの販売やスポンサー提供などから資金が集まりスター選手を獲得できるはずだ。しかしのその再建には大変な熱意と労力を擁すはずだ。その先頭に立ちタクトを振るうのはマイケル・ジョーダンである。名選手だからといって名経営者とは限らずマイケル・ジョーダンの名前だけでチームを再建できるとも思わない。

それでもマイケル・ジョーダンは表舞台に帰ってきた。彼なりの勝算があるのだろうか?これからのマイケル・ジョーダン、シャーロット・ボブキャッツの動向に全米中が釘付けである。



スティーブ・ナッシュ

  • 2010/01/19(火) 15:54:47

フェニックス・サンズはいつでもスティーブ・ナッシュのチームだった。「Mr.サンズ」と呼ばれる男があの時、いなかったら田臥勇太はサンズを解雇されなかったかもしれないしサンズで経験を積み他チームに移籍してもNBAで活躍していたかもしれない。田臥の夢、日本の夢を摘み取った天才的ポイントガードはもう35歳になった。「セブン・アタック」というサンズ独特のボールを奪ってから7秒以内での攻撃、超高速攻撃陣を長年けん引し続けた男がスティーブ・ナッシュだった。アップテンポで楽しいバスケットがフェニックス・サンズの魅力だった。

リーグ戦では常勝軍団でレギュラーシーズンはいつも好成績を収め、一番チャンピオンリングに近いチームと毎年のように言われ続けた。それでもプレイオフで勝ちきれないチームの改革にと、近年は若干の衰えを感じるもののまだまだスターフォワードで人気も高いシャキール・オニールを獲得しゴール下に強いチーム作りをした。スティーブ・ナッシュの年齢的な衰えもありシャキール・オニールを生かす戦術では自慢のアップテンポで楽しいバスケットが見れなくなりチームの人気も下降線をたどり、比例するかのように成績も下降線をたどってしまった。あろうことかプレイオフ進出も逃し弱くて魅力のないチームに成り下がってしまった。

今シーズンはオニールをトレードで放出しスティーブ・ナッシュ中心のスピードバスケットに変貌を見せようとしていた。
しかしチームの中心で肝心なプレーヤーのスティーブ・ナッシュがここ数年、年齢的な衰えが顕著で今さらスピードバスケットが展開されることには誰もが疑問を持っていた。

そんな下馬評を覆すようなサンズの快進撃。それを支えているのがここ数年が嘘のように全試合に出場しまるで「若返りの泉」でも見つけたかのように生き生きとコートを走り回りチームをけん引している。アップテンポで楽しいバスケットが完全に再現されているのだ。しかも今までで見たことないような華麗さで。ナッシュ自身も「今までで一番調子いい」と何度もインタビューで公言している。徹底的な食事制限と体調コントロールで今ままでにないスピードを発揮しているというのだ。引退も噂され続けたスティーブ・ナッシュは来季からの契約を2年更新も早々と済ませその噂を払しょくし、アップテンポで楽しく強いバスケットを見せつけている。


松井啓十郎 和製ジョーダン=KJ

  • 2010/01/12(火) 00:01:10

「日本で一番NBAに近い男」「和製ジョーダン」と呼ばれる松井啓十郎。愛称は「KJ」身長185cmでポジションはポイントガード。

マイケル・ジョーダンがスポンサー企業の宣伝活動を兼ねて来日し行ったイベントで巧みなステップと正確無比なシュートセンスを見せた松井に対し、握手を求めアメリカに来るように薦めた少年がいた。その少年こそが松井啓十郎だった。中学校卒業後単身、アメリカ高校バスケットの名門モントロス・クリスチャン高校に留学しさらに大学リーグNCAAのディビジョン1(トップカテゴリー)のコロンビア大学に進学しアメリカバスケットを勉強し続け本場のスピードやフィジカルに挑戦し続けた。

日本人では田臥勇太以来史上二人目となる19歳以下の世界選抜のメンバーに選出されるなど結果を残したかに見えたがNBAの壁は厚くそして高く松井啓十郎をスカウトするチームは現れなかった。大学卒業後もアメリカを拠点に練習し続ける道もあったが練習では得られないはずの試合の感覚を大事にするため日本に戻ってきたのだ。選んだチームは日本リーグの北海道を拠点に活躍するクラブチームレラカムイ北海道だった。

チームはつい最近まで練習拠点もたないバスケットボール不毛の地、北海道のクラブチームで親会社が完全スポンサーになる実業団チームとことなりプロ化したクラブチームである。但し、資金的にも潤沢ではないし必ずしも日本で最高のチームではない。bjリーグを含め多数の国内チームから誘われたがこのチームの熱意に打たれチームの一員となった。

日本リーグでも下位に甘んじていたチームに日本最高のシューターが加入した。日本で一番NBAに近い男が加入したのだ。天皇杯のベスト4に初めて進出したレラカムイ北海道のチームの中心にはやはりこの男がいた。

独特のクイックリリースから放たれるスリーポイントは鮮やかなまでにリングを射抜き続け得点をあげ続ける。相手ディフェンスのわずかな隙を見つけては巧みなボディバランスを使い難しい角度からでもシュートを決め続けた。右、左両サイドから打たれるシュートの正確性とシュートまでの創造性はまさに日本人離れした才能だといっても過言ではない。「ルーキーであってルーキーではない」ヘッドコーチを含めチーメートも口をそろえる技術の高さに加え、シューターとしてスクリーンの使い方やスピードでかき回すプレーなどチームとのリンクを勉強中での身でありながら時には大声で先輩たちにプレーの注文をつけるなど強気な姿勢も見せている。

たぐいまれなバスケットボールセンスとアメリカ仕込みのテクニックを存分に見せつけてくれる「KJ」こと松井啓十郎。彼が近い将来、日本のバスケットボールを変えてくれるかもしれない。注目していたい。

ロサンゼルス・レイカーズ  『ディフェンス』

  • 2009/06/16(火) 01:11:05

NBAのファイナルが終わった。




2002年までのオニールを中心とした圧倒的な攻撃力爆発の強さとは一味違うバスケットを展開したロサンゼルス・レイカーズが頂点に立った。
ベテランの域に達しながらの着実に得点を伸ばす生え抜きのスター選手コービー・ブライアントは昨年と同じ”涙”にくれた。

しかしその涙の意味は全く違うものだったろう。
 



ファイナルのMVPに輝いたブライアントの目は明らかに潤んでいた。
「今季、多くの犠牲を払い兄弟のようなチームメートたちと勝利を味わえて夢のようだ」とチームメートを称えた。
名将フィル・ジャクソンの元、昨年味わった雪辱を果たすべくチーム一丸となって取り組んだのが『ディフェンス』だった。昨年のファイナルでセルティックスのチームディフェンスの前にあえなく敗退。2002年までの3連覇以来毎年の様に優勝候補に挙げられながらあと一歩のところで涙をのみ続けた。

ブライアントも大喜びするセルティックスを目の前に涙にくれた。

昨年の敗退の原因は明らかであった。

策士フィル・ジャクソンも脱帽のセルティックスディフェンスの前に手も足も出なった。そして今季のテーマに挙げたのが自慢の攻撃力の更なる強化でなくディフェンスの意識の徹底だった。

「去年は仕事が果たせなかったが今年はなんとしても勝ちたい」

ブライアントを筆頭に選手たちはチーム一丸となって新たな意識の徹底を胸に今季に挑んだ。「個人の力だけでなくよりグループとして戦えるようになった」とガソールが語るなどその意識改革は一年で実を結んだ

個人プレーを排除し攻撃よりも守備に意識を置きチームプレーの徹底とセ心的タフさやしぶとさが今年の勝因だろう。

それは昨年セルティックスの前で味わった屈辱そのままに裏返しした結果だった。

勝負所の重要な場面でコービーらベテランを軸に底力を発揮ししつこいくらいに守り、相手の反撃を最小限に封じた。
過去数年の悔しさをバネに経験を生かして返り咲いたNBA王座。ブライアントの一年間通じての働きと強烈なまでのキャプテンシーに酔いしれた夜だった。



三友康平     福岡のスピードスター

  • 2009/02/22(日) 17:38:33

久々にbjリーグを大阪中央体育館に見に行ってきた。

地元大阪をホームに持ち連覇中の王者大阪エベッサ対ライジング福岡の一戦である。今季は西カンファレンス3位と苦しむ大阪だけにリーグ終盤にさしかかり取りこぼしをしたくない今日の試合だったろう。
ブースターと呼ばれるファンも想像以上の盛り上がりを見せていた。観客数も思いのほか多く認知度も上がってきたんだと感心させられた。
そんな中始まった試合で一人のスピードスターに目を奪われてしまった。
福岡の背番号「0」。
身長179cmと確かに大きくはないがスピード豊かな『ミト』こと三友康平だ。スターター(先発)メンバーではなかったが第1Q途中から出場するやいなや立て続けに3Pシュートを決め瞬く間にゲームの流れをつかみ支配してしまった。
リズムよく刻まれるステップでカットインを見せたかと思いきや外に開き3Pシュートを確実に決めていく。なかでも圧倒的なスピードに僕はビックリさせられた。

ボールを持った時のスピード感はもちろんの事、ボールを追っかけている時やスペースを見つけて動くスピード感は出場選手の中では断トツだった。

彼を一言で評すると『スピードスター』となるだろう。スピードを持った選手は沢山いるだろうが彼は持って生まれたバランス感覚でペネトレイト(ゴールへ向かっていくカットインプレイ)の上手さ、スピードは日本でもトップクラスだろう。
さらに今日の試合でも見せつけたシュートの精度もかなり高く3Pでの得点率も高いようで外からでも点の取れるガードとしてチームの支柱を担っている様だ。
相手からしてみれば速さに加え正確さも持つ選手だけに厄介な選手であろう。もう少しパスの精度とイマジネーションが上がれば日本最高のガードと呼ばれるかもしれない選手だと思った。
28歳という年齢はくしくも同じポジションのガードの田臥勇太(リンク栃木)や五十嵐圭太(日立)と同世代である。リーグが違う為にマッチアップはしないがいつかは見てみたい対戦ではないだろうか?

体育館一体となってエベッサを応援し盛り上がったブースターの想いを打ち砕くかのように三友が大活躍した福岡が勝った。

地元大阪エベッサには残念だったろうが久々に楽しい試合を見れた一日だった。



国の誇り☆スーパードリームチーム 北京オリンピックから

  • 2008/09/06(土) 13:14:02

世界最高級のドリームチームが国の威信と個人のプライドで結束した時こんなに強いのかと改めて驚かされた。NBAの至宝たち。レブロン・ジェームス、コービー・ブライント、ジェイソン・キッドにカメーロ・アンソニー、ドェイン・ウェード・・・
聞いただけで鳥肌が立つほどの豪華メンバー、オールスター戦でもこんなメンバーは集まらないと言われるほどのまさに真のドリームチーム。

試合前にコービーを中心に輪を作った。星条旗をかざし「世界一に返り咲く為にここに来た。俺たちの誇りはコートにしかない」毎試合こう連呼した。明らかに格下相手の予選リーグでもコート上の5人はいつもベストメンバーだった。
スターター(先発メンバー)5人の年俸総額で100億はするほどのメンバーが”王国復建”というそれだけで集まり全力を出していた。

直前合宿でも「五輪最終日の8月24日に表彰台の真ん中に立って、国歌を聴いている自分たちの姿を思い浮かべろ」とコービーはこう仲間を鼓舞した。言っておこう1992年のバルセロナ大会からマイケル・ジョーダンを中心にドリームチームを結成してきたが直前合宿をはったのは今回が初めてなのである。激戦のNBAをフルシーズン戦った各チームのスター選手がなんと合宿までしチームの結束を高めて望んだ今大会は決してショーでも思い出作りでもなく誰が一番強いかを世界に知らしめる為に来たのだ。

話は若干それたが・・・

そんなアメリカの象徴「ドリームチーム」は前回のアテネでは屈辱の銅メダル、さらに復権をかけた日本開催の世界選手権でも3位、ここ10年世界大会クラスでは優勝していないのである。そこで立ち上がったコービーを中心とした今回のチームを「リディームチーム」と自らを呼んだ。直訳して「名誉挽回」チームと言う訳だ。

今回のチームに与えられた使命として単に金メダルを取ればいいというわけでもなかった。金メダルとともに、世界からの敬意を取り戻す必要があった即席の準備不足のチームで世界の舞台に立ち、それでも勝って当然という態度を取っていた米国に対して、他国は敬意を抱くどころか傲慢だと批判するようになっていた。敬意を取り戻すためには、対戦相手に敬意を払って本気で準備し、そして実力で勝つことだった。コート上とコート外の両方で世界一のチームとしてアメリカがそしてNBAが復権することが、“リディームチーム”の使命だったのだ。

掲げる12個の金メダルと一番高いところに掲げられた星条旗、流れる国歌・・・

12人の意地とプライドを集結し国家の威信をかけて全力で戦ったアメリカチームに世界中から敬意を表されている。個人の成績では決して測れないチームとして機能したドリームチームを見た人は世界最高の『スーパードリームチーム』と呼ぶ事になるだろう。



ボストン・セルティックス   NBAチャンピオン復活

  • 2008/07/08(火) 15:35:48

NBA(アメリカプロバスケットボール)のチャンピオンにボストン・セルティックスが22年ぶりに返り咲いた。

過去関連ブログ? ボストン・セルティック NBAにもボストンに風が吹くのか

過去関連ブログ? ボストン・セルティックス 快進撃止まらず 

過去関連ブログ? NBAプレーオフ

開幕当初からはっきりと優勝を公言していた僕としては嬉しい限りである。NBA史上最高の優勝回数を誇る名門もここ数年はプレイオフにも進出出来ない低迷が続いた。昨年に至ってはカンファレンス最低の24勝58敗と大惨敗し過去の栄光を忘れきったお荷物チームにまでなり下がっていた。

今季は大黒柱であるピアーズをサポートするメンバーにとケビン・ガーネットやレイ・アレンなどスター選手を次々と補強し名門復活を期したがそれでも下馬評ではベテラン揃いのメンバー構成で怪我や疲労で最高のパフォーマンスは
継続できないだろうし個人主義者が多いことからチーム内紛を起こして空中分解必至で昨年以下の成績もありうるとされた

しかし、個人主義者達は開幕してすぐにチーム主義者に変貌し圧倒的なディフェンス力でチームを連勝に導いたのだ。生え抜きのピアーズがファイナルのMVPを獲得した時のインタビューの第一声で「信じられない」と言った。実感だろう。組織だったディフェンスシステムの確立とそれを忠実に実行したスター選手たちの結晶が22年ぶりのチャンピオンだったのだろうが一年前にこの結果を誰が予想しただろうか?

チーム一丸となって「チャンピオンリング奪回」の目標に向かった時それは実現するんだと改めて教えてもらった最高のシーズンだったコートサイドでピアーズ、ガーネット、アレンら3人のボストン・ニューBIG3が抱き合い、泣き崩れる中、3人ともが万感の表情に。ニューBIG3の中で唯一低迷期を知り、その低迷期を人一倍責任を感じ続けていた生え抜きスターであるピアーズが涙をながしながら「これで偉大な先輩たちに加われた。最高だ」最後に残した言葉に感動した。

女子バスケットボールオリンピック出場ならず

  • 2008/07/02(水) 12:15:43

女子バスケットボールの日本代表が目指した2大会連続オリンピック出場の夢はあっさりと終わってしまった。
スペインで世界最終予選に出場した女子バスケットチームは世界の高さに簡単に屈し出場権を得る事はできなかった。

圧倒的に不利な背の低さが最後まで苦しめた格好だったが残念なのは身長の不利を埋める目新しい戦術が一切見受けられなかった事ではないだろうか。
対戦国が知らされていたはずなのに戦術という戦術がなかったように思われた。相手の圧倒的フィジカルのプレッシャーの前になすすべなく終わった感じが残念でならない。

スピードで対抗するのか完全マンマークで徹底抗戦するのかゾーンで守るのか、内角を捨てて外からのシュートに徹するのか・・・と期待していたのだが
リバウンドは完全に支配されゴール下は大人と子供ぐらいの差を感じさせられ外からのシュートは精度があまりにもひどすぎる。

これで勝ったら申し訳ないぐらいボールを支配されゲームをコントロールされていた。あんなに期待して見ていたのに・・・とファンはがっかりしたのではないだろうか?

今年の日本リーグや全日本選手権を見て酷評した通りの出来に何を準備してきたんだと受苦時たる思いだ。
ベテランが中心のメンバー構成にも不満はあったが本当に準備不足を大きく露呈した感じに苛立ちすら覚える。大神・吉田のダブルガードも機能しなかったし仮に機能してもあれだけオフェンス・ディフェンス両リバウンドを簡単に取られては苦しいのではないだろうか?

身長差・リーチ差があるにしてもなんであそこまで簡単にとられてしまったのだろうか?そしてなんで最後まで修正できなかったのだろか?と思ってしまう。

次回ロンドンに向けて若手にチャンスを与えなかったのにも不満だしベテランで固めるならもっと戦術を徹底させてしかるべきだった反省しても悔やんでももう戻らない。悔しさ以上に怒りがあふれてしまった。残念なぐらいの惨敗からの復活はあるのだろうか?

下の写真の矢野が帰国後すぐにプロ契約を結び新たなスタートを切った。
プロといってもまだまだ確立されていない日本においてはこれから幾多の苦難が待ち受けているだろうがそういう新たなチャレンジこそが若手の励みにもなるし日本のバスケッ界の発展につながると信じている。頑張ってほしい。

そして次回のロンドンには必ず出場してもらいたい。



大神雄子 渡嘉敷来夢  日本女子バスケット界の夜明け

  • 2008/06/02(月) 12:00:12

日本人2人目の快挙を果たした女子バスケットボール選手がいる。大神雄子(25)がアメリカ女子バスケットリーグの開幕登録メンバーに入り出場したのである。




日本リーグのJOMOで日本人離れしたセンスとキャプテンシーでチームを引っ張り日本代表でも欠かせないパサーとしてシューターとして絶対の存在である。
日本リーグ史上初めてプロ選手登録をした大神雄子は自らが先駆者になるべく世界へ眼を向けていただけに今回のニュースは本人はもとより関係者・後輩達にも嬉しいニュースになったのではないか?

これで大神雄子は心おきなくスペインで行われるオリンピック最終予選に専念できるのではないだろうか?


その最終予選の選考メンバーに面白い17歳がいた。残念ながら膝の故障で最終メンバーには残れなかったが今後が楽しみな逸材であることには違いない。
191cmの高校生・渡嘉敷来夢である。




大神の出身母校である愛知・桜花学園高に在学する高校2年生である。
高校生で日本代表入りし高校生で191cmの身長に将来を嘱望されているのだが彼女の凄いところは走れるつまりポイントガードが出来るところである。日本チームでは身長を買われてセンターやフォワードのポジションを求められているが彼女の適正は大型ポイントガードであると僕は踏んでいる。

4月のヨーロッパ遠征で2メートル近い選手を相手に動じずしっかりマークに付きシュートブロックしたあのポテンシャルには度肝を抜かされた「日本人選手が外国選手のシュートをブロックするのは初めて見た」と解説者が驚いた様に話をしていたのだからある意味日本の歴史が変わった瞬間なのだろう。

大型選手にありがちなスピード不足を全く感じさせないあのポテンシャルにはほれぼれしている。あれだけの大型選手なのにスピードあふれるプレーは今までの女子の日本人選手では考えられなかったほどの逸材であることは間違いない。
この190cmの選手をガードのポジションで使えたら日本も世界と対等に戦えるのだろうが・・・・現実はそんな甘くないようだが。

それでも怪我を完治させ早く世界に挑戦して先輩大神が開拓した道をさらに切り開いていただきたい。ともに愛知の桜花学園高出身の凸凹コンビが日本のバスケットを変えるかもしれないと期待している。今回の最終予選では同じコートに立てなかったが近い将来必ず日本代表のユニフォームを着て同じコートに立つ時間があるだろう。その瞬間が待ち遠しい。

志村雄彦

  • 2008/05/29(木) 10:26:43

志村雄彦。

高校生時代(宮城・仙台高校)に全国制覇をするなど輝かしい実績を誇るポイントガードだ。「和製アイバーソン」と評された抜群のスピードとバランスに加え天才的なバスケットセンスでチームをけん引した。ある一点の弱点を除いては日本の救世主とよばれたのだが・・・

バスケットボール選手としては致命的な身長160cm(高校当時は150cmそこそこだったはずだが・・・)という体格のハンデだ。

確かにびっくりするほどのスピードを持ちバランス感覚にたけ、パスセンスにシュート技術と今の日本ではどれをとってもトップクラスでありながら身長の低さをカバーする事が出来ず伸び悩んでいる選手だ。
高校から名門・慶応に進んだ天才はリーグ戦や大学選手権(インカレ)で慶応を見事優勝に導いただけでなく自身もMVPを獲得するなど将来を嘱望されていたのだが社会人の東芝に進んでからは出場機会が減り、天性のセンスを発揮することなくベンチを温める日々が続いていた。

僕が彼を初めて見たのが高校生のウィンターカップだったからあれからもう8年になる。
「びっくりした」というのが第一印象だった。

コートサイドで見ていたのだがほんとに小さい体をくねらせて相手の高いディフェンスをかいくぐる様はまさに牛若丸といったところか。度肝を抜かれたのはその圧倒的スピードだっだ。味方も付いていけないほどのドリブルスピードにカットイン、一瞬見失うほどのスピードに本当にびっくりしたのを覚えている。
そんな志村選手にコートの花道で握手をしてもらった時、震えたのを今、思い出した。勿論年下の高校生相手にだ。

その時僕はこう質問した「大学でもバスケやるのか?」と。すると彼は屈託のない笑顔でこう答えた「やりますよ。だってまだまだ本気出してないし」

強がりか本心かはその時わからなかったが確かに味方に合わせている感があった事を思えば自信があったのだろう。その言葉通り、大学でも結果を出した志村は次なるステージへ進んだのだがやはりその先は簡単ではなかったようだ。大きな怪我もしていないのに自身はなにも衰えていないのに通用しない大きな壁が社会人にはあったようだ。

そんな志村選手が東芝を退団しbjリーグの仙台89ersにドラフト指名され移籍する事が決まったようだ。地元に戻ってまたあの時の輝きを取り戻してほしいと心から願っている。皆さんも注目して見ていただきたい。志村雄彦という身長160cmのバスケットボーラーを。



NBAプレーオフ

  • 2008/04/25(金) 11:14:54

NBAのプレーオフがいよいよ始まった。以前にも記述したが私はバスケット特にNBAの観戦が一番好きである。

昨年の開幕時から注目しているし優勝すると期待している古豪ボストン・セルティックが圧倒的な強さでレギュラーシーズンを駆け抜けたがプレーオフは短期決戦で選手のその日の好不調やチーム勢いで勢力図はがらりと変わってしまう。だからこそ面白いのである。

レギュラーシーズンの勢いそのままにボストン・セルティックスが悲願の大復活優勝を遂げるのか?

大黒柱コービー・ブライアントにスペインの英雄ガソルを獲得した名将・フィル・ジャクソン率いるロサンゼルス・レイカーズの巻き返しか?

シャキール・オニールとスタッドマイアーの大型2トップを現在最高のガードであるスティーブン・ナッシュが操るフェニックス・サンズか?

得点ランキング上位のハイスコアコンビのアレン・アイバーソンとカーメロ・アンソニーを擁するデンバー・ナゲッツか?  

昨年の無念を晴らすべくNBAきっての天才・孤高のカリスマ、レブロン・ジェームス率いるクリーブランド・キャバリアーズか?

ツインタワーと呼ばれNBAを席巻したティム・ダンカンとアルゼンチンの至宝ジノビリのサンアントニオ・スパーズが一発逆転か?

キリレンコがチームの中心、ブルズ黄金時代の永遠のライバル、新生ユタ・ジャズの大番狂わせか?

大黒柱ヤオ・ミン(中国)をけがで欠きながらムトンボのパワーと組織的なチームバランスで大穴的存在のヒューストン・ロケッツか?

と優勝リング獲得チームの予想は尽きないが今年は混戦で各チームにチャンスがある戦国プレーオフであることだけは間違いないようだ。

またまた、眠れない夜が続くと思うとわくわくして仕方がない。僕は初志貫徹でボストン・セルティックスを応援しようと思うが結果はいかに。


(写真はレギュラーシーズン得点王 若き皇帝レブロン・ジェームス)



関連ブログ ボストン・セルティック   NBAにもボストンに風が吹くのか

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Wリーグ・ファイナル観戦記  

  • 2008/03/04(火) 00:31:59

バスケットボールのWリーグのプレイオフ・ファイナルを見た。

注目は旧日本リーグ時代の1990年から28年続く二強時代に終止符がうたれるかどうか?

2強とはシャンソン化粧品とJOMO(旧・共同石油)。28年にわたりこの2チームしかリーグ優勝していないのであるからそれはそれで凄いことである。

近年は日本航空や富士通が台頭し全日本選手権などのトーナメント戦では番狂わせを演じてきたが総合力と選手層の厚さがものをいう長丁場のリーグ戦ではなかなかそうもいかず牙城を崩しきれずにいた。

しかし、昨年富士通があと一歩の所まで王者・JOMOを追い詰め惜敗、今年こそはとレギュラーシーズンから並々ならぬ決意でトレーニングしてきたようだ。

選手の平均年齢が割と高い富士通は圧倒的なフィジカルはないものの経験を生かした頭脳的なプレーでここまで勝ち上がってきた。迎えたファイナル(プレイオフ最終戦)はディフェンスで王者・JOMOを圧倒する。
大黒柱で常にゴール下を支配してきた山田やスピードスターで全日本のエースでもあり来季は日本人2人目のアメリカリーグ挑戦を表明した大神の2枚看板を完全に封じた組織力はすごいと思った。研究に研究を重ねた上で経験豊富なベテランがコーチの作戦通りに仕事を重ねればおのずと結果をついてくるというものだ。オフェンス陣も第4戦で完全に封じられた得意の3ポイントシュートを次々に決め完全にゲームを支配した。




”激しさ”や”魂”という「気」の部分でも圧倒した富士通の優勝は大いに称えたい事だが少しだけ残念に、というか複雑に思うのは富士通の監督があのシャンソン化粧品を強豪に育て上げた中川文一氏というところだ。

全日本の監督も兼任し20年ぶりにアトランタオリンピックに出場させた手腕は今尚、女子バスケットボール界のカリスマと呼ばれている。その中川監督のもとにいい選手が集まりJOMOを知り尽くした中川が立てた戦術を選手が全うしての優勝ならば。

今後のリーグ発展において優秀な指導者と若き才能あふれるタレント達が育ってきていないことを改めて露呈してしまったのではないだろうか?

確かに富士通の優勝は素晴らしい。
全日本選手権2連覇の力からして当然の結果といっても過言ではない。しかし世界と戦うための人材の発掘や教育に時間をさく時に来ていると思う。クラブチームの優勝よりも高い次元で見たとき素直に喜べないのはぼくだけなのだろうか?




ボストン・セルティックス    快進撃止まらず

  • 2008/01/05(土) 06:47:11

以前、このブログでNBAの古豪「ボストン・セルティックス」の紹介をした。

関連ブログ・・・ボストン・セルティック NBAにもボストンに風が吹くのか


確かに期待していると書いた。今年はひょっとしたらひょっとするかもとまで書いた。

しかし、誰がここまで快進撃を見せると思っただろうか?
2007年最後の試合をコービー・ブライアン率いるロサンゼルス・レイカーズとアウェーで対戦した。新加入のポール・ビアスにケビン・ガーネット、レイ・アレンのニュービッグ3の活躍で今年の快進撃を誇示するかのような完勝で、ロサンゼルスのバスケットボールファンを黙らせた

試合後「彼らはエリートチームの1つで、一段上のレベルにいる。僕達が到達しようと思っているレベルだ」とブライアントもNBA一の知将で名将フィル・ジャクソン監督もセルティックスを称えるしかなかった。昨シーズン一年間でわずか24勝しかしていないチームがわずか1年でこうも変わるのか?

2007年を26勝3敗の驚異的な勝率で終えた。シーズンの3分の1を終わった段階で既に去年の年間勝利数を越えているではないか。このペースでいけばフィル・ジャクソン監督率いるマイケル・ジョーダン、デニス・ロッドマン、ポリス・ビッペンにクーコッチとそうそうたるスターがいたあのシカゴ・ブルズの年間最多勝記録72勝10敗の記録を破る可能性もある。

ポール・ビアスとケビン・ガーネットがリバウンドに高さにと縦横無尽の活躍で完全に制空権をとり、レイ・アレンが巧みなパス回しと沢山のオプションを駆使した頭脳的な攻撃の組み立てをやり外角からもシュートを打つ。

ディフェンスもしっかりゾーンで守り、機をみて全力でプレスをかけるあたりは戦術もかなり浸透している大人のチームと伺える。

個人の得点ランキングでもこれだけ勝っていながら辛うじてポール・ビアスが17位にいるだけだし、リバンド部門でもケビン・ガーネットが11位に。この事を見ても解るようにいかに個人の力だけで勝っているのではなく全員が自分の仕事をやり遂げているからこその勝利だと言うことだ。

NBAの歴史に新たな1ページを記す事になるのかセルティックス。

前年の地区最下位チームの奇跡の全米チャンピオン誕生に期待する2008年である。




参考までにここまで26勝3敗のセルティックスの試合を僕は3試合見た。なんとその全ての試合に負けている。こんなジンクスもあまり無いのではないか?

バスケット高校選手権観戦記  高校バスケット界に光明?

  • 2008/01/02(水) 10:17:57

久々に高校バスケットをじっくりと見た。
田臥勇太率いる秋田の能代工業が大学・社会人のチームにも勝ち、いよいよ日本にも「バスケットの夜明け」が来たかと思ってから早10年がたった。
漫画「スラムダンク」の影響からかバスケに携わる子供達が増えたらしいがまだまだ実力が伴わない。

高校総体・国体を制しその田臥勇太の時代以来の高校3冠を狙う能代工業に昨年のチャンピオン京都の洛南、セネガル人センターと中国人フォワードの助っ人コンビを要する福岡第一。
能代工業の永遠のライバルと言われ全国大会万年2位の仙台を率いた名将・佐藤監督率いる明成、古豪・北陸が絡む大混戦の展開だ。
注目選手は198cmのセンター満原(能代工業)と200cmのセンター谷口(洛南)に福岡第一の頭脳・司令塔並里だ。優勝候補として僕は福岡第一をあげた。200cm級のセネガル人と中国人の助っ人コンビに天才パサーのポイントガード・並里がマッチすれば怖いものなしといったところだ。




いざ、ふたを開ければ強豪高が順当に勝ちを収め準決勝で好カード「能代工業vs洛南」が見れた。
途中までは明らかに洛南ペース。谷口のオフェンスリバウンドと内角の満原を徹底マークしたマンツーマンディフェンスで能代工業のバスケットを封じ込めた。
以前田臥を擁した時のような能代伝統のスピード感溢れる「走るバスケット」でなくなっていたのは少々残念だが、それは戦術だから仕方がないか・・・。
第2クォーターから能代は走れる2年生を投入し巻き返しをはかる。これこれ。
僕が見たかった「加藤の時間」といわれるスピード感。
さぁこれから!という時に事故が起こった。大黒柱・満原の故障でベンチに下がった。ここからはもう能代工業は何もできなかった・・。

能代工業の完敗である。加藤監督は「こういう場合の備えがなかったベンチの責任。試合に『たら、れば』はない」と振り返ったが見せ場は作った好チームであった事を賞賛しておきたい。

日にち変わって決勝戦。

3年連続の顔合わせらしい「洛南vs福岡第一」。

戦前の予想は僕の一押し福岡有利。ところが能代に勝った勢いからか練りに練られた作戦がはまったのか、圧倒的な洛南ペース。前半を終わって福岡が10点差をつけるも

見た目や得点差では完全福岡有利も僕はこの時点で洛南有利と見た。

理由はファウルの多さである。このペースでいけば必ず留学生助っ人コンビはファール退場となる。そこからはもう洛南の一人旅になると思ったからだ。案の定、留学生助っ人コンビは洛南の術中にはまりファールを連発。
早々と退場となり勝負あった。大きなエースを失った福岡のパサー・並里もボールの出しどころを失い、苦し紛れのパスはカットされカウンターの餌食になった。
作戦を練った監督、忠実に守った選手たちの勝利である。

特に200cmのセンター谷口はそのフィジカルを活かし完全にマッチアップしたセネガル人を止めたのには感心すらさせられる。MVPがあるなら間違いなく彼のものだろう。

外国人の活躍が目立つのには大きな問題はあるようだが体格のいい日本人プレイヤーも才能の片鱗を見せてくれた。これからはもう少し日本のバスケットに目を向けようと思った大会だったと思う。



ボストン・セルティック   NBAにもボストンに風が吹くのか

  • 2007/11/04(日) 09:36:14

NBAが始まった。又、眠れない夜が続く半年も・・・。

ちなみにお気に入りのチームは若き才能レブロン・ジェームス率いるクリープランド・キャバリアーズと現役NO1ポイントガードスティーブン・ナッシュ率いるフェニックス・サンズの2チームである。

特にサンズはナッシュにショーン・マリオンと移籍してきたグラント・ヒルとタレントを揃え悲願のファイナル制覇を目指す。アメリカの至宝と呼ばれマイケル・ジョーダン以来の実力派スター「レブロン・ジェームス」の今年にかける思いも痛いほど分かるのでこちらも目いっぱい応援したいと思う

客観的に見れずについつい感情移入し偏った目で見てしまうのはNBAを見る時の僕の悪い癖である。そんな僕が上記の2チームと別に力をいれて見たいチームが今年はある。

野球では世界一になった「ボストン」をホームチームにする「ボストン・セルティック」である。








レイ・アレンにケビン・ガーネット、ポール・ピアスとオールラウンダーのスターを集めサンズ以上の大型補強に成功したチームは復活に向け第1歩を歩き出そうとしている。開幕戦で現にワシントン・ウィザーズ相手に3人が額面以上の大活躍を見せ圧勝したのだがチームはまだまだ連携不足は否めない。そんな彼らにチームワークと連帯感が生まれチームとしての完成度が上がった時ひょっとしたらひょっとするチームに生まれかわるかもしれない。

ジョシ・ハワードにジェイソン・テリーにノビツキーが引っ張るマーべリックスとトレイシー・マグレディー・ヤオ・ミンのヒューストン・ロケッツとティム・ダンカンにマヌー・ジノビリーのサンアントニオ・スパーズにサンズなど強豪揃いのウェスタンカンファレンスは相変わらずレベルが高いがこの4チームがファイナル制覇を争うと思われる。対するイースタンカンファレンスもシャキール・オニールのヒートにラシード・ウォーレスのピストンズにキャバリアーズ・セルティックも虎視眈々とチャンピオンを狙う。混戦のNBAほど面白いものはないはず。楽しみである。


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