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前田幸長

  • 2008/01/30(水) 12:45:00

【前巨人・前田幸長投手(37)の大リーグ挑戦が確実】というニュースが飛び込んできた。

また、オールドルーキーの誕生と喜ぶかどうかは別として、福岡一高のエースとして甲子園で躍動してから20年の歳月がたったのかと思う。




九州のドカベン山之内と共に旋風を起こし準優勝に輝きその後、ロッテ、中日と持ち前の明るさとは別に極々地味に毎年毎年、それなりの成績を残しつづけてきた。
ロッテ時代は伊良部や小宮山、荘、園川らと先発ローテーションの一角を担い更に中日にトレード後も貴重な中継ぎ左腕として50試合以上投げていた。
高校時代から変わらず細く、華奢な体を駆使してのタフネスぶりに使う側としては重宝した選手ではなかっただろうか?




トライアウトを当初の予定より3球団多い10球団が視察。
レンジャースなどから招待選手でのマイナー契約が提示され、夢のメジャー挑戦が実現しそうだ。
夢のメジャー入りをかけた41球だった。
巨人時代のアンダーシャツとスパイクでスライダーやチェンジアップ、ナックルなど、どの球種でもストライクがとれる長所をアピールした。今やメジャーでも中継ぎ左腕は貴重、しかもロングリリーフが出来るし肩の仕上がりも早い。
確かにトライアウトを視察するだけの価値はある様だ。オーバーハンド、スリークォーター、サイドと色んな角度から投げてもストライクの取れる器用さに加え、日本でもトップクラスのクリックモーションの上手さと牽制の上手さが彼の持ち味。是非、もう一花咲かせてもらいたいと願っている。

メジャー挑戦が大きく近づき「果報を寝ないで、起きて待っています。いつ、どこでチャンスが巡ってくるかわからない。日本へ帰れ、といわれるまでやるつもり。1度きりの野球人生ですから」とコメントを残したらしいが、その眼差しは20年前のギラギラと焼きつくような太陽の光を浴び、甲子園のマウンドで奮闘する高校生と全く変わってなかった気がした。

スーパーボールまもなく

  • 2008/01/27(日) 15:59:00

アメリカ最大のスポーツイベントにして最高に盛り上がる舞台。スーパーボール。いわずと知れたアメリカンフットボール選手の最高の憧れの舞台である。

今年はブレディ率いる無敵艦隊「ペイトリオッツ」と天才QBを親と兄に持ちその類まれな才能をみせつけるマニング率いる「ジャイアンツ」とのQB対決がみものの好カードとなった。前年度、コルツでチャンピオンになったマニングが兄弟で連続チャンピオンになれるのか?

史上初19連勝無敗のまま王者に登りつめるのかと話題は事欠かない。







スーパーボールといえば僕はいまでもサンフランシスコ・49ersを思い出すし、あの伝説のQBジョー・モンタナの華麗かつ正確無比なプレイを忘れる事はできない。

1980年代、81・84・88・89年と実に80年代4回のスーパーボール制覇した黄金チームの中心にはいつもあのモンタナがいた。モンタナマジックと言われる華麗なパスは芸術的な弧を描き見方WRの手に収まっていく。






常勝軍団、49ersが陥った最大のピンチは88年にあった。今日はあの名シーンを振り返りたい・・・。
88年、時はすでに第4Q残り3分。3点のビハインド。相手は勝ちを意識して浮き足立つ事なく王者49ers相手に油断を見せることなく襲い掛かってくる。自陣7ヤード。もう絶対絶命の所だ。誰の目にも王者の敗北が見えた。

気の早い新聞記者は「49ers敗北」のタイトルで翌朝の新聞の記事を書き始めていたらしい。
敗色濃厚の円陣の中で冷静沈着なモンタナはオフェンスチームにこういった

「俺たちは王者なんだ。絶対勝つ事を義務つけられたチームなんだ。みんなそんな顔してヒョッとしてあきらめているのかい?ひょっとして焦っているのかい?僕はみんながわざとこういうシチュエーションにして僕達の力を試そうとしているのかと思ったょ。そうじゃないのかい?今からだょショータイムは」

チームの輪の中に笑顔が戻った。緊張もほぐれた。

そしてここからモンタナマジックが炸裂し周りもそれを受けて躍動するラスト3分で10本中9本のパスを成功させたモンタナはラストは綺麗なTDパスでそのショーを終えた。
試合後、彼はハニカミながらこういった「ラストシーン僕がチームで一番かたくなっていたょ」と。

強心臓と呼ばれいかなるどんな場面でも冷静沈着、正確無比なプレイを見せるモンタナは間違いなく20世紀最高のQBの内の一人であろう。

2008年のスーパーボールまであと1週間を切った今、全米と僕の心を躍らせるこの期待感はスーパーボールならではの感情である。

福士加代子  大阪国際女子マラソン展望

  • 2008/01/25(金) 12:10:56

冬の大阪の風物詩。大阪国際マラソンの号砲がなる。

今年はオリンピックイヤー、昨夏の世界選手権銅メダルの土佐礼子、東京で驚異的な勝ちっぷりをみせた野口みずきが内定となった女子マラソン枠は残り1。

そこに復活を目指す高橋尚子をはじめ世界屈指のレベル、層の厚さを誇る精鋭が虎視眈々とその残り1枠を目指す。

そんな中、注目選手が大阪で初マラソンを迎える。女子長距離界の女王・トラックの日本記録コレクター『福士加代子』である。




青森出身で高校生時代は無名の選手であったがその素質の原石は名門ワコールに入社してその潜在能力を開花させる。
3000m・5000mと次々と日本記録を塗り替え世界と距離のあった、女子長距離トラック界を一人で引っ張る。時に僅差で競り負けた試合のテレビインタビューで「乳首3つ分ぐらい足りませんでしたね」と爆弾発言をし、周囲を慌てさせたり余裕のゴールの際に志村けんのギャグをしながらゴールしたりと奇行に驚かさせられるが実力は間違いなく日本のトップである。




そんな、福士の口癖はマラソン転向は?
の質問に対して「2時間半も走るぐらいだったら映画1本見ます」だった。

彼女なりのユーモアなのか真剣なのかはわからないがこれを言い続けて3年にはなる。少なくともマラソン転向はないと思っていた。
ところが、日本陸連から発表された大阪国際女子マラソンの一般出場選手の中に「福士加代子」の名前があった。
招待選手でなく、市民一般ランナーとしてである。

当の本人はマラソン選手特有の50km走など持久力をつける練習は一切しておらずあくまでトラックレースの延長、ロードレースでもスピード強化に努めているので周りは福士はホントにマラソンを走るのか?と疑問が上がっている。

しかし、今世界のマラソンは一貫してスピード強化がトレーニングの基本である。
とくに、エチオピア・ケニアの強豪アフリカ諸国はこぞってクロスカントリーを含めたスピードの強化だけで世界に出ては驚異的な記録を更新し続けている。

「’速いランナー’と’強いランナー’は違う」という名言を大阪女子マラソンの顔、カトリン・ドーレ(ドイツ)やリリア・シモン(ルーマニア)は口をそろえて残した。

福士も速いランナーになりはするが日本が求める金メダルを取れる’強いランナー’になれるのか?という不安を残しつつも日本のマラソンの常識が覆るのではないかという期待感のほうが今は強い。
アフリカ勢のスピードか日本勢の知恵と駆け引きと持久力かという対決構図に一石を投じることは間違いないが果たして結果は・・・・注目してレースを見たいと思う。




卓球全日本選手権・男子シングルス 水谷準の強さは世界を狙える

  • 2008/01/22(火) 13:28:37

卓球の全日本選手権・男子シングルス。

若き天才!魔法のソフトタッチ・水谷vs世界トップクラスのドライブ攻撃・吉田海偉の2年連続の顔合わせ。

序盤は去年の雪辱に燃える吉田が主導権を握る。気迫あふれる集中力で常に先手先手と攻撃する吉田に対し防戦一方の水谷はズルズルと下がってしまう。水谷は得意のサービスを完全に読まれ攻撃のリズムがつかめない。
去年、吉田は水谷の斜め下回転の強烈なスピンサーブの対応ができず、ツッツキで返球したところを3球目攻撃の餌食となり手も足もでなかった。しかし今年は完全に読み切り「ツッツキ」でなく「払い」で処理し相手の懐近くへと長いボールで返球する戦術をとる。元来吉田の弱点は台上の短いボールの処理だったが思い切った攻撃でリズムにのると水谷に全く卓球をさせない所まで追い込んだ。

吉田の勝利の方程式ではこの時点で戸惑う水谷。
焦る水谷。となるはずだった・・・。

しかし水谷は冷静だった。18歳とは思えない落ち着きと対応能力の違いを披露し逆に吉田をあわてさせる事になる。まず、吉田のレシーブに対し無理に攻め返すのでなく一度払っていなしておいて相手のドライブに対して強烈なブロックでカウンターを狙うのである。
攻める吉田のドライブは世界のトップ5に入ると言われるほどのスピンとスピードがあるのだが水谷はあわてる事なくブロックをし続ける。攻める吉田も下がらない相手に対しドライブの手を緩めないが次第に攻め疲れるようになる。水谷の3倍はフットワークで振り回され水谷の3倍の力で打球を振りぬくのだから疲れは何倍なのだろうか?
その攻撃力が弱まると今度は水谷の反撃、バックハンドでブロックしていた攻撃に対し回り込んでフォアでドライブで返す。スピード、スピンは吉田に劣るものの角度、コースは一枚上手だった。攻め続けているのに追い詰められているのは明らかに吉田のほうだった。

最終セットにはいって、今度は水谷が魅せる。
新サーブの披露である。相手バック側のネット際に強烈な逆スピンのかかったショートサーブ。好レシーブを連発していた吉田も全く対応できずに終わる。

恐るべし18歳。

「18歳の体力で30歳の知恵を持った選手」と完敗の吉田が認めるように相手に対する分析力・判断力・修正力はずば抜けている事を改めて証明した形となっった。

2年連続でシングル・ダブルスを制した水谷には是非、世界と対等に戦ってもらいたい。今日のような後手に回ると全く通用しなかった日本卓球界における一筋の光明、それが水谷にあるような気がした。スピード、パワー共に世界とはまだ、差が大きいが水谷なら何とかしてくれるのでは
ないかと期待をもった一戦ではなかっただろうか?



セリグコミッショナー

  • 2008/01/21(月) 13:55:48

バド・セリグコミッショナー(73)との3年間の契約延長を発表した。




「アメリカ・メジャー(野球)の改革人」と言われた男の任期延長のニュースである。

同コミッショナーとの契約延長は、アリゾナ州のスコッツデールで開かれたオーナー会議で満場一致で承認されたらしい。近年、薬物汚染でコミッショナーの解任を求めるファンが多いと聞くが各チームのオーナーは意見が違うようだ。

ミルウォーキー・ブリュワーズのオーナー職時代から剛腕ぶりを発揮し並みいる大手資本の巨大チームと対等にわたりあった球団経営の天才はアメリカ・メジャーの絶対的力として今なお君臨している。

セリグがブリュワーズのオーナーになったころ、選手会の力が台頭し、ビジネスライクに入れ知恵するバック組織を味方にストライキを頻繁に行っていた。そこでセリグを中心にしたオーナー達がとった手段は力のなかったコミッショナーに対するクーデターで当時のコミッショナーを追い出したのである。
その後セリグはメジャーリーグ最高諮問会議のチェアマンに就任し1998年に正式にコミッショナーに就任する。
大リーグのコミッショナー史上初のオーナー出身のコミッショナーとなる。コミッショナー就任後、幾多の批判をもろともせずブリュワーズから役員報酬を受け取り続けたちゃっかり者でもある。

一時人気低迷し観客動員数も下降の一途をたどっていた球界の放映権を多額で売りに出し、数々の球団よりの改革でプロスポーツ界最高の総資産を誇るリーグに急成長させた功績は大きい。反面、その強引な手腕で史上初のストライキよるワールドシリーズ中止や赤字球団の切り捨てなどたびたび選手やファンの反感をかう事になるがそれでも改革の手を緩めなかった彼の強心臓と頑固な性格にはあっぱれである。

交流戦でメッツVSヤンキースのニューヨーク地下鉄シリーズが見れるのも彼のおかげだし、日本やメキシコなどでメジャーの試合が生で見れるのも彼の功績、なにより全員とは言わないがメジャーリーガー参加の国際大会『ワールドベースボールクラシック』の開催も彼の尽力するところがおおきい。

今後の課題はやっと重い腰を上げた薬物汚染の問題の解決だろう。

ここをうまく収めれば間違いなく彼はアメリカ・スポーツ界の英雄として後世にその名を
轟かすことになると思うが失敗すればただの金満主義の商業スポーツのコミッションとしてバッシングされ続ける事だろう。
73歳の高齢ながらまだまだ衰えないコミッショナーの人生最後の正念場を迎えようとしている気がしてならない。

早稲田大学サッカー部  名門・復活に大榎あり

  • 2008/01/19(土) 03:08:15

大学サッカーの名門・早稲田が日本一に輝いた。

「ハンカチ王子」率いる野球部、全勝優勝のラグビー部、エース竹沢を擁し復活した駅伝・陸上部、福原愛ちゃんの入部で活気づく卓球部・・・・。
スポーツで躍進を続ける他のクラブから遅れをとっていた名門が長谷川健太(清水監督)・堀池巧(解説者)と並び清水エスパルスの三羽カラスと呼ばれた「大榎克己」が監督に就任してからスカウトをはじめとした補強にも力をいれ見事に日本の頂点に返り咲いた。




大榎が監督に就任した時は関東リーグの1部どころか2部のさらに下の東京都リーグに甘んじていた。
そんなチームがたった4年で大きく変貌を遂げたには選手補強もさることながら、おおきな要因はやはり監督の手腕であろう。

大榎監督の指導方針は「個を伸ばすこと」らしい。

多色のビブスを使い工夫した練習プランを組み、走りながらプレーしながら考える事を義務づけさせ個の力をチーム力に変えていった。自らも選手にまじりプレーをし、ミニゲームでは衰えない技術を見せた。現役時代から清水エスパルスの黄金期を支えた卓越した戦術眼を惜しみなく教え込んだ。 

「3年まではレギュラーでもないのに、いつも声をかけてくれた」と選手は感謝し「選手をリスペクトし、同じ目線で話す。上から指導するのではなく、一緒に考える」を信条にする監督の意思が100人にも及ぶ全部員の心をつかんだ。







その証拠にユニフォームを着てベンチ入りしていたメンバーに胴上げされる監督はここまで当たり前のようにいた。一種の決まりごとのように。
しかし、大榎は控え部員にも競技場裏の通路で胴上げされた。部員から慕われているからこその2度目の胴上げだ「これがチームなんです」
こう涙をぬぐいながら胸をはった大榎監督の姿に学生スポーツの真髄を見せてもらった気がする。

早大創立125周年の大トリを、サッカー部・大榎早稲田が13年ぶり最多11回目の優勝で締めた訳だが一番感動的で一番重い優勝ではなかろうか?と僕は思う。

「こんなハッピーエンド、できすぎです。選手に改めて感謝したい」

今季限りで勇退し清水ユースの監督に就任する大榎の目がまた潤んだ。
惜しむ声も多いが残された選手たちからは「清水にもどっても頑張って下さい」と声をかけられる。
これも大榎の人柄なのだろう。こんな指導者に巡り合えた選手が羨ましい。そう思わす大榎に敬意をはらい拍手を送りたい。

奥大介  兵庫が生んだ天才の引退

  • 2008/01/17(木) 01:50:18

「尼崎出身の天才MF奥大介が神戸弘陵高校に進学した」。

当時、兵庫県ではこの天才の進学先がニュースや新聞に紹介されるほどの扱いだった。順調に成長を遂げ神戸弘陵を全国大会の常連に押し上げたのも彼の力が大きい。

全国大会の優秀選手に選ばれた程の巧みなボールコントロールはまさに天才だった。
ただ、「技術に優れすぎた為に技術に溺れた典型的な選手だった」ともいえる現役時代に惜しまれながらピリオドを打った。

プロデビュー後は中盤からドリブラーとして前線に進出するプレーを得意とし2列目からの飛び出しやボールを受けるタイミング、間合いは常に玄人を楽しませるプレースタイルだった。

磐田時代はチームの構成に応じて、セカンドストライカーからサイドMF・守備的MFまでを幅広くこなし攻撃的なポジションのみならずボランチやサイドとどのポジションでも効果的な力を発揮し日本代表にも頻繁に呼ばれるようになる。
磐田でも磐石のプレースタイルで藤田俊哉や名波浩らと黄金の中盤を構成し黄金時代の成立に貢献した

晩年は怪我で満足にプレーができずフラストレーションがたまり精彩を欠くプレーが目立ったが「怪我さえ治せばまだまだやれるという」変な自信が仇となり引退に追い込まれた様だが、惜しまれながらの引退というよりは忘れかけられた過去の人の引退という感じが輝いていた頃を知ってる僕としては辛い。
以前このブログに書いた名参謀・島野育夫阪神コーチと出会った神戸の某寿司屋で何度か会って話をさせてもらった事がある。




確かに謙虚な選手ではなかったがその歯に着せぬ言動が心地よかったのを思い出す。

それだけ素質もあったし自信もあったのだろう。周りからはあまり好かれていない感じがしたがそれでもプレーが輝いていたらそれはそれでよかった時代でもあったはずだ。

しかしそんな天才でも寿司を食べ終わった後にちゃんと箸をはし袋にしまう姿は几帳面な一面を見た気がしてちょっと嬉しかった気がしたものだ。

元女優の奥さんと子供を抱えての第2の人生のスターが始る。大変な生活がまっているのだろうが小さくまとまらず輝き続けてほしいものである。

木村沙織 「さおりん」の成長

  • 2008/01/15(火) 00:17:53

全日本バレーボール選手権から。

トップリーグの強豪チームに加え各地域の予選を勝ち抜いたクラブチームや大学、高校生のチームが参加する今年から始まった新しい大会である。

女子はサオリン事木村沙織や荒木絵里香が引っ張る東レが優勝したが木村沙織の大車輪の活躍が栄えある初大会の優勝を東レにもたらしたといっても過言で無いだろう。





全日本の木村沙織はライトのポジションを担い攻撃的大砲というよりはマルチなプレーが期待されるポジションを任されている。抜群のアタックセンスにバランスのとれた守備力に判断力、トスもあげれる天性のバレーセンス。
かつて'天才少女’と歌われた「サオリン」だが、昨年はワールドリーグでも世界選手権でも徹底的にサーブを狙われミスを連発し、攻撃もリズムを崩し完全に’天才少女’の名は地に落ちていた。
それでも柳本監督は「サオリン」を使い続ける。信頼の現われなのかミスを連発する天才に厳しい言葉を浴びせながらも試合に使い続けた。





「サオリン」とともに心中する気か?と思うほど使い続けた結果が彼女を大きく成長させた。


クラブチームにもどった「サオリン」はレフトのポジションに入り攻撃の中心選手として輝きを取り戻すのである。

体は完全にクロス方向に向いているのに打球はストレートのしかもエンドラインぎりぎりの所に鋭角に決まる。相手レシーブ陣が引いて構えたのを見ると空中で急遽作戦をかえ、心憎いばかりのフェイント。トップスピードにのって踏み切って大きく振りかぶって完全にスパイクを打つタイミングとモーションで急にフェイントに変えるから相手も対応できるはずもなくこれが世界を狙うテクニック・判断力だと思わせる。






「サオリン」も世界と戦う内に世界のトップ選手から自分がされた事を全日本選手権の舞台では日本人相手には出来るという自信は付いたと思う。次は世界の舞台で世界のトップクラスの選手相手に同じプレーが出来るかが課題である。この日のプレーを見る限りで出来る気がする。

中竹竜二  早稲田大学ラグビー部監督

  • 2008/01/14(月) 10:28:12

「監督」という仕事につくにあたって必要な要素の中に「実績」というのがある。指導する立場として相手を納得させれるほどの実績があれば発言に重みが有り相手も受け入れやすくなるのだそうだ。確かにそう思う所は多々ある。




早稲田大ラグビー部監督・中竹竜二はそんな実績を一切持たない男である。

早稲田復活のシンボル・早稲田のカリスマ・絶対王朝とまで言われた清宮前監督から引き継いだ監督業、だれが見ても線が細く、不安に思った事だろう。

確かにに在学中、4年生時にキャプテンを務めたが、それまで3年間一試合も公式戦に出場してなかった中竹を早稲田史上最初で最後のキャプテンに指名したのは当時のチームにかけていた「和」を取り戻す為と当時の監督は振りかえっている。その後、キャプテンとして試合に出たのは数試合でレギュラーの座は後輩達に奪われていたが部内の信頼度は伝説的で今でも早稲田史上最高のキャプテンと評されている。

そんな監督が冷たい雨が降る中、宙に舞った。

「こんなに気持ちいいことはない。選手たちに感謝します」。

紺色のブレザーが汚れるのもいとわず、戦い終えた泥だらけの選手たちと何度も抱き合っている姿に感動を覚えた。

監督の口ぐせに「選手を信頼している」という言葉がある。キャプテンの苦しみ、レギュラーが味わうプレッシャー、補欠組の苦悩・・・・全てを知り尽くした監督ならではの気遣いや配慮をみせながらも作戦・戦術においては「全く曲げない、ぶれない」を信条に自分を変えなかった。

そして大学日本一の夢を、いくつもの「回り道」を通りながら、監督という立場で実現した。

強烈なリーダーシップを発揮した「信長型」の清宮前監督とは異なり、和をもって貴しとなす「家康型」でつかみとった初めての大学日本一。

遠回りした分「こんなにうれしい日は人生でなかった」と中竹監督。

日本一になった時にしか歌う事の許されない伝説の部歌「荒ぶる」。現役選手時代に歌えなかった「荒ぶる」を、心行くまで歌った監督に改めて敬意を表すとともに拍手をおくりたい。




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浅尾美和  浅尾フィーバーを考える

  • 2008/01/13(日) 00:46:36

スポーツがエンターテインメント化し、スポーツ中継がワイドショー化しつつある昨今。フィギアスケートしかりボクシングしかり格闘技しかり・・・。

根っからのスポーツおたくにしては少々不愉快であるがこういう演出により視聴率が上がり、スター選手が作られそのスポーツが注目される事は良い事なのかと思ってしまう。




ビーチバレーの世界でも今“浅尾美和”を取り巻き空前のビーチバレーブームが起こっている。
モデル兼テレビタレントだった浅尾が本格的にデビュー以降試合はもちろん各イベントの報道陣の数が劇的に変わった。今年8月に大阪で行なわれた全日本ビーチバレー女子選手権に押し寄せたメディアの多さたるや、'00年シドニーオリンピック直前に同じ大阪で開催されたワールドツアー以上の活況だったらしい。

しかし、その報道陣のほとんどが浅尾一人にくっついているのだ。
浅尾のゲームがあるコートの周りはテレビクルーに占拠され、試合が終わると浅尾の後ろをゾロゾロと長い行列でついてまわる。

今でもシーズンオフにはファッション誌のモデルとしても活躍し、しばしば男性誌や写真誌のグラビアを飾る。ビーチバレーは知らなくても浅尾なら知ってる、という人は少なくないはずだ。




「沢山のメディアやファンが応援してくれるのは、すごく力になります!」過熱するメディアの取材合戦をパワーに変えていけるのも、一つの才能だと思うが実力はと言うと日本ランキング7位。世界はまだまだ見えない所にある。

そんな選手に群がるマスコミ。

きっと世界レベルの選手たちは不思議に思うのだろう。そう思うと日本のマスコミのレベルを疑われている気がして少々恥しく思う。ビーチバレーは、まだまだスポーツとして認知されてないという証拠なのだろうが浅尾美和がきっかけになってビーチバレーのスポーツとしての面白さも広く世間に伝えてほしいと思う。



高校サッカーにみる未来

  • 2008/01/12(土) 05:41:02

組織的なビルドアップに自陣からの短いパス交換、前線に一気にフィードせずに華麗なパスを繋いで攻め上がる。幸か不幸か、今高校サッカー界はこの難問の壁にぶち当たっている。

かつて静岡がサッカー王国と呼ばれ清水商や静岡学園、藤枝東が全国を席巻してい頃は抜群のテクニックと卓越した戦術でトップに君臨していた。




そのテクニックに対抗すべく国見の小峯監督が見出したシンプルなサッカー。DF陣がしっかりマンマークで相手のエースを止め、時機を見て前線に長いフィードパス。そこに国見伝統の14番(チームで一番背が高い選手がつける背番号)がポストプレーをし2列目の攻撃的MFがアタックをしかけるいわゆる『国見サッカー』が一世を風靡した。

しかし、それでは高校生の大会では勝てるが強いて言うなら’負けない’サッカーであって世界と戦うには全く通用しないのが現状であった。世界を知らない子供達が世界を見据えない指導者の元、自分の為によりも学校の為に負けないサッカーをしてきた20年が今の日本のサッカーを停滞させた原因とさえされてきた。

そんな「負けないサッカー」に一石を投じたのが滋賀・野洲高校の山本監督率いる「セクシーフットボール」であろう。衝撃的にも見えたサッカーは指導者の誰もがしたくてしたくてしょうがなかったサッカーであり、学校のからの勝利のプレッシャーにより曲げてきたサッカーの真髄であったはずだ。





DF陣からのパスミスで一気に危ない場面を作るが、それをも凌ぐスペクタルで華麗な攻撃サッカーは見ていて楽しいし、やっている選手も楽しいはずである。
勝つための手段として組織的に引いてカウンターを狙うサッカーが一番簡単なのは誰もがわかる。しかし、今、世界はそんなサッカーをしていなし求めてもいない。
山本監督が数年前から「世界を見た時、この大会で負ける事なんかなんとも思わない。子供達が本当にサッカーが好きでいられるゲームプランを考えるのが高校サッカーの監督の仕事だ」という言葉を言い続けた。このセクシーフットボールがこれからの日本のサッカー界に大きな意味合いを持つ事を僕は理解しているつもりだ。
今大会、野洲は早々と負け、帝京も敗れた。たしかに「セクシーフットボール」が勝利と簡単に結びつくには高校生のレベルでは難しいかもしれないしかし、継続してほしい。今の生徒の為でなく目の前の「勝利」の為でなく、未来のサッカー界の為に・・・。


14日(月)に行われる決勝戦藤枝東vs流通経済大柏の一戦にセクシーフットボールの片鱗が垣間見えるような楽しい勝負を期待しているのだが。



アレッシャンドレ・バト 未来の世界のサッカー界を背負う18歳 

  • 2008/01/11(金) 04:43:50

アレッシャンドレ・ロドリゲス・ダ・シルヴァ。通称『バト』。

彼の名は必ずや5年後世界を席巻していると踏んでいる。

彼を見たのは2006年のトヨタカップ。

16歳の’神童’は南米の名門「インテルナシオナル」で鮮烈な世界デビューを果たす。
天才的なトラップとドリブルで瞬く間に相手DFを抜き去れば後は16歳のショータイム。
リフティングをしながらのドリブルで世界の度肝を抜いたその時、一閃の左足でゴールを揺らしたのである。天才児と称されクラブでも隠しに隠され大事にしてきた「至宝」がベールを脱ぎヨーロッパのビッグクラブの目に留まる事になる。

その後、彼は若干17歳でU-20ブラジル代表となりその実力は無限の可能性を感じさせた。状況判断の早さ、正確性に加え天性のパスセンス。相手DDFの弱点と見方攻撃陣のバランスを考えたというより’感じた'パスの組み立て・・・どれをとっても17歳とは思えないプレーぶりであった。
あまりの天才ぶりに当時のクラブ首脳陣が引抜きを恐れてすぐにトップチームにあげずにあえて下部組織で隠すように教育を続けていた成果が精神的にもフィジカル的にもちょうど良かったようであろう。17歳の若さを早熟と感じさせない可能性を秘めているのが彼の最大の魅力であろう。

バルセロナやレアル・マドリードやチェルシーやマンチェスターUなど数々のビッグクラブからのオファーは彼の移籍金を吊り上げた。彼を買ったACミランはなんと36億円もの値をつけた。バトを「カカ」の後継者として育てるらしい。
カカもまだまだ現役バリバリ。バリバリどころか今、世界で一番ノリに乗っている選手なのに、もうその先、後継者を担っているのか?

しかしそれだけの価値はあると僕は思う。たしかに17歳につける金額ではないだろうが彼がこの先順調にレベルアップしていけるのなら安い買い物だとさえ思うし、ACミランにもきっと36億以上の価値を得る事になるだろう。

セリアAの規定で18歳からしか外国人は出場出来ないらしいがそのクール期間も’神童’にとってはいい時間だったように思う。
サテライトの試合での彼のパフォーマンスはトップチームで戦える自信と確信を得るには十分だったろう。

18歳になったアレッシャンドレ・ロドリゲス・ダ・シルヴァ 通称『バト』がリーグ戦で低迷するACミランを救う日がもうそこ迄きている気がしてならない。




関連ブログ・・・カカ  ブラジルサッカー界の至宝  「I belong to Jesus」

FA移籍の影と光

  • 2008/01/09(水) 13:39:31

「FA移籍」

といっても今やメジャーへ行く為の手段か金満球団の趣味、残留交渉の年俸吊り上げの手段という様な’悪’のイメージが強い制度だがもっともっと大きな意味合いを持った制度に出来ないものであろうか?
そもそも30数球団あるアメリカ・メジャーと12球団の小さなリーグを同じ制度には無理がある気がするが決して無駄な制度ではないと思っている。

’トレード’や’移籍’というと元の球団に必要とされなくなったという『マイナス』のイメージが日本には根強くあるが、アメリカ・メジャーではそうではなく、新しい球団に必要とされたという『プラス』のイメージがある。

勿論一部のスター選手には弱小球団や人気薄球団に対するトレード拒否権なるものが契約条項にあるがあれは代理人が選手やチームを無視した代理人個人の利益を考えた契約条項であるからこの際少々無視するとしてやはり前向きに捉える選手、チームが多いし、ファンもそれを十分わかって受け入れてくれている。
選手もそれに答えるかの様に好成績を残しスターの階段を登っていく。勿論、日本でも移籍して新天地で活躍する選手も多いがそれはどこか「見返してやる」という元球団に対しての意識からくるモチベーションUPが理由で「新球団の期待にこたえる為」という前向きな理由ではない気がする。




日本の「FA移籍」に人的補償というのがある。

今年の広島・新井選手(推定年俸1億2千万)の例をあげると、広島は阪神に対し2つの選択が出来き阪神に要求できる。?旧年俸の1.2倍(推定1億5千万)の金銭補償?旧年俸の0.8倍(推定1億)の金銭+阪神のプロテクトした28名以外の選手1名。の2つの選択である。

広島のように選手層が薄く金銭的にも余裕の無い球団が選択するのは大方?だろう。選手を育成するのが上手いとされる広島でも新人一人取ると契約金で5000万以上、3年間の下積みの年俸が3000万以上かかるわけで5000万の差額の金銭よりも有望な若手をもらえるなら?を選択するのは当然だろう。広島はいい選手を獲得できたと思う。足があって守備範囲が広く、もうスグできる新球場の為にも前田、緒方と引退間際の外野手がいる広島にとっても赤松選手の出場機会のためにもいいのではないか?と思う。

同じく西武へ移籍した石井一の人的補償に足の早い外野手であり内野も守れる福地を取れたヤクルトといい双方にいい移籍になった気がする。




まだまだ制度自体見直す点も多々あるように思うが来季、彼ら2人が特に頑張ればFA移籍のあり方や球団の考え方が変わるような気がする。はっきり言っておこう君達は決してFA制度の被害者ではない!選ばれし戦力である事を自覚しもらいたい!
広島・赤松、ヤクルト・福地。怪我さえなければきっとレギュラーで活躍するであろう2選手に注目したい。

箱根駅伝から・・・速い選手よりも強い選手を求ム

  • 2008/01/08(火) 12:33:57

東京−箱根間往復217.9キロを10人で“タスキ”をつなぐ箱根駅伝が幕を閉じた。

前評判の高かった駒大の逆転優勝と古豪『早稲田』の復活が印象に残った大会ではあったが一番の出来事は史上初の3校が途中棄権をしてしまった事ではないだろうか?寂しい結果になった事実をファンや陸連はともかく監督・コーチ陣はどう受け止めているのだろうか?




昨年は山の神「今井」が伝説的な走りを見せ完全優勝をした名門・順天堂大学であったがくしくもその5区、山登り区間で魔物がとりついた残り500m。20数キロ走って残りたった500m。
たったの500mで監督は静止した。
脱水症状で朦朧とする意識、痙攣する両足。調整の失敗をささやかれる中、僕の見方は少し違った。

順天堂大学は優勝候補の一角に挙げられながら1区で最下位に沈むとその後2区から4区までもがブレーキ、優勝はおろか来年のシードも危ない展開で5区にたすきが渡った。
昨年の山の神の後継者はどのような走りを見せるのかと周囲の期待も膨らむ一方で4区までみんなが満足な走りが出来ずに下位に沈んだ状況では、自ずと変なプレッシャーにさいなまれ、それは重圧として重く重くのしかかる。察するにこのときの精神状態は尋常ではなかったはずだ。

さらにこの逆境を挽回しようとスタートから飛ばしに飛ばし明らかにオーバーペースになっていた。監督が伴走していながら選手の力量を誰よりも知っているはずの監督でさえもこのペースでいけばひょっとしたら上位に食い込めるかもと変な期待をしてしまったのだろう。その期待が結果残り500mが辿り着けなかった最悪の結果になってしまったのだ。前半のブレーキが5区の選手に過大なるプレッシャーを与えてしまった事を反省すべきであろう。

41年連続出場の大東大も悪夢に陥った。

9区の選手がスタート直後から痙攣した足をなんどもさすりながらの力走もむなしくストップ。さらに悲劇は東海大にも襲う。僕の一押しであり3年生佐藤が史上初の3年連続区間新をマークするなど復路で若干の見せ場を作ったものの最終区でまさかのストップ。線路に足をとられて捻挫したらしいが、ロードレースの恐ろしさを改めて思い知らされた瞬間でもあった。

確かに監督・コーチの責任だけを問うのはどうかと思うが今の学生ランナーの象徴でもある「速い選手は沢山いるが強い選手が見当たらない」を改めて示したレースではなかっただろうか?

世界を見据えたスピードの強化も勿論大事ではあるが、20数キロを走りぬくスタミナと色んな状況下においても平常心で常にベストなパフォーマンスを見せてくれる精神的強さを持った選手の育成に努めてもらいたいものである。

前回のシード校のうち上記の3校に日体大を加えた4校がシード落ちになった史上初の珍事を単なる群雄割拠の戦国レースだったと振り返るのではなくもう一度原点に返った練習を重ね”本物”の戦国レースをして欲しいと思う。




関連ブログ・・・箱根駅伝区間エントリー発表  情報制す者は箱根を制す?

ニューイングランド・ペイトリオッツ  スーパーボールへ  

  • 2008/01/06(日) 11:47:16

奇跡の16連勝!”ボストンの嵐’NFL(アメリカンフットボール)にまで。




ニューイングランド・ペイトリオッツの快進撃が止まらない。
レギュラーシーズン16試合制になって史上初の快挙。
伝説の天才QBジョー・モンタナにゴッドハンドWRのライズを擁したあのサンフランシスコ・49ersですら成し得なかった16戦全勝をやってのけたのだ。
全勝は過去に2回あるそうだがドラフト制度の確立と情報網が発達した近代フットボールにおいてはまさに前人未到の記録でこの先達成するチームはあるのかと思うほどの快挙である事を伝えたい。

2001年、当時のエースQBが故障し、急遽チャンスが回ってきた新鋭・ブレイディーが奇跡のスーパーボール制覇をしてスターダムにのし上がってはや7年。
その新鋭も今や31歳となってすっかり円熟味を増し貫禄すら出てきた。
さらに今年はあのライズのタッチダウンパスキャッチ記録を塗り替えたWRモスという頼もしい相棒を手に入れさらに輝きを増していた。
今シーズンのタッチダウンパス成功を「50」とし、僕の好きなコルツのマニングの記録をあっさり塗り替えてしまったのだから恐れ入りました。

確かに、戦前からペイトリオッツが一番プレーオフ、さらにその先スーパーボール制覇に近いとされてきたがここまで強いとは思わなかった。

最終戦でジャイアンツ戦で苦戦したかに思えたが最後は千両役者のブレイディー&モスのスーパーホットラインコンビの驚愕65ヤードタッチダウンパスで勝負をつけた。心憎いばかりの演出で16連勝を達成した2人は涼しい顔。「勿論嬉しいが、当然の結果だ」と微笑むブレイディーに「チャンピオンに向けたシーズンのたった3分の1が終わったまでさ」とご機嫌のモス。二人の気持ちは16連勝よりもスーパーボール制覇にすっかり向いているようだ。




スーパーボール制覇まであと3勝!マジック「3」。

夢の19連勝チャンピオンへの最終章がいよいよ始まる。

ワールドシリーズを制した「レッドソックス」に首位を独走するNBAの「セルティックス」、史上最強チャンピオンを目指す「ペイトリオッツ」夢の4大スポーツの内の3冠に向けて『ボストン』の街はますますヒートアップするだろう。



ボストン・セルティックス    快進撃止まらず

  • 2008/01/05(土) 06:47:11

以前、このブログでNBAの古豪「ボストン・セルティックス」の紹介をした。

関連ブログ・・・ボストン・セルティック NBAにもボストンに風が吹くのか


確かに期待していると書いた。今年はひょっとしたらひょっとするかもとまで書いた。

しかし、誰がここまで快進撃を見せると思っただろうか?
2007年最後の試合をコービー・ブライアン率いるロサンゼルス・レイカーズとアウェーで対戦した。新加入のポール・ビアスにケビン・ガーネット、レイ・アレンのニュービッグ3の活躍で今年の快進撃を誇示するかのような完勝で、ロサンゼルスのバスケットボールファンを黙らせた

試合後「彼らはエリートチームの1つで、一段上のレベルにいる。僕達が到達しようと思っているレベルだ」とブライアントもNBA一の知将で名将フィル・ジャクソン監督もセルティックスを称えるしかなかった。昨シーズン一年間でわずか24勝しかしていないチームがわずか1年でこうも変わるのか?

2007年を26勝3敗の驚異的な勝率で終えた。シーズンの3分の1を終わった段階で既に去年の年間勝利数を越えているではないか。このペースでいけばフィル・ジャクソン監督率いるマイケル・ジョーダン、デニス・ロッドマン、ポリス・ビッペンにクーコッチとそうそうたるスターがいたあのシカゴ・ブルズの年間最多勝記録72勝10敗の記録を破る可能性もある。

ポール・ビアスとケビン・ガーネットがリバウンドに高さにと縦横無尽の活躍で完全に制空権をとり、レイ・アレンが巧みなパス回しと沢山のオプションを駆使した頭脳的な攻撃の組み立てをやり外角からもシュートを打つ。

ディフェンスもしっかりゾーンで守り、機をみて全力でプレスをかけるあたりは戦術もかなり浸透している大人のチームと伺える。

個人の得点ランキングでもこれだけ勝っていながら辛うじてポール・ビアスが17位にいるだけだし、リバンド部門でもケビン・ガーネットが11位に。この事を見ても解るようにいかに個人の力だけで勝っているのではなく全員が自分の仕事をやり遂げているからこその勝利だと言うことだ。

NBAの歴史に新たな1ページを記す事になるのかセルティックス。

前年の地区最下位チームの奇跡の全米チャンピオン誕生に期待する2008年である。




参考までにここまで26勝3敗のセルティックスの試合を僕は3試合見た。なんとその全ての試合に負けている。こんなジンクスもあまり無いのではないか?

トーマス・モルゲンシュテルン   オーストリアの21歳の天才ジャンパー

  • 2008/01/04(金) 12:06:30

トリノ冬季五輪ラージヒル金メダリストの21歳、トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が凄い!




今季第1戦から6戦全勝で開幕連勝の記録を塗り替えた。
残念ながら記録はここで止まるがここまで8戦してなんと7勝という離れ業。ヘルメットを取ると金髪の極々普通のヨーロッパ人の感じだが190cm近くある身長と60kgそこそこのジャンプの為に生まれてきた様な恵まれた体格を生かしつつ、踏み切りのタイミング・強さに飛び出しの角度に至るまで完璧にこなすまさにジャンプの天才だ。

ジャンプ競技に使うスキーの長さは身長の高い者が長い板を履けスピードに乗りやすく徳をするという日本人泣かせのルールがある。
これは船木や原田・岡部や葛西など次々スターを輩出しワールドカップで常に上位を伺う日本を泣かせるジャンプ発祥の地で人気、実力復建に躍起になったヨーロッパ人が考えたルールなのだ。

もともと日本人はどんなスポーツにおいても世界と戦う際には常に体格・フィジカルの差を考慮して作戦や戦術を編み出してきた実に賢い国民であり、その成果があるとスグにルールを変えられてしまう不運というか弱者的というかそういう国民でもある。

その身長の高い者が有利なルールを活かしたモルゲンシュテルンはいまや敵なしと評されている。

「戦う気にもなれない」とライバル達が白旗をあげ、あきらめ、ただただ大きな放物線を描くモルゲンシュテルンのジャンプを二本見るだけの感じだ。

但しモルゲンシュテルンの凄いところはルールに守られたチャンピオンでなく、踏み切りや上空での姿勢や着地に至るまで芸術品といわれるほどの高度な技術をもっているのだから日本の選手、関係者も誰も文句は言えず、それどころか研究してまねをしようとしてるのである。

そこに彼の凄さがある事を大きく伝えたい。




トリノで金メダルを取った時に真っ先に抱擁を交わした相手は親でもコーチでもなく恋人だったという21歳の若者。

トリノオリンピック中継で映った色んな国の美女、選手も観客も含めて一番綺麗な女の子と抱き合った21歳の若者。

そんな21歳はこの先何勝するのだろうか?マッチ・ニッカネンの通算46勝(だったと思う)や総合優勝4回の記録を何歳で塗りかえるのだろうか?もともとジャンプの盛んな国、オーストリアの英雄ゴルドベルガーやビドフェルチェルの記録に関しては今年か遅くても来年には塗り替えそうである。ジャンプの申し子「トーマス・モルゲンシュテルン」をぜひ覚えておいてほしい。

明治大学ラグビー  「前へ前へ」

  • 2008/01/03(木) 12:19:32

「前へ前へ」という明治大学のラグビーを象徴する言葉がある。
ボールを前にパスすると反則になるのは百も承知だ。

FWを中心に圧力をかけて力でねじ伏せるまさに重戦車・パワーラグビーが「明治」の強さの象徴とされた。その言葉通り、明治にも輝かしい一時代が90年代にはあった。
FWが圧力をかけるから相手ディフェンスの集散が遅れるそこにスピード豊かなバックス陣が切り裂くという明治らしさが発揮されていた黄金時代。

この黄金時代を支えてのはFWの圧力だけでもバックスのスピードだけでもなく、殺人タックルを武器にしたディフェンス面であった事を今の明治フィフティーンは忘れてしまっているのではないか。

1月2日、国立。
慶応との大学選手権準決勝。

体格では勝る明治有利の予想を見事に覆す展に明治フィフティーンも浮き足立つ。

この勝敗を分けたのはまさにディフェンス。

特にタックルではないか。並み居る大男達が全速力で向かってくるのだからその恐怖たるものは計り知れないとは思う。それでも慶応はすばやい集散でディフェンスラインを統一させ低い姿勢でタックルに行っていた。
恐れを知らないタイガージャージの餌食に次々と攻撃を遮断されてしまう。逆にカウンターを倉っても集散が遅く、ラインもまとまらない、苦し紛れのタックルも相手にしがみつくのがやっと。
体格の小さい相手に引きずられてトライを奪われる様は見ていて情けないとさえ思った。明治の選手を腰にぶら下げてでも前へ前へと進む慶応。相手の攻撃をゲインラインを突破される前に前へ前へで止めるディフェンスを見せる慶応。後手を踏み続ける明治。

「前へ前へ」という明治ラグビーを象徴する言葉は過去の産物なのか?

対抗戦最終日の早明戦で見せた早稲田の伝説的作戦「アルティメット・クラッシュ」(徹底的な破壊)の前になす術も無く破壊された明治のラグビーにもう「前へ前へ」の精神は残っていないように思えた。

流石に後半は修正してきた明治に対し、慶応の足が止まって五分の展開になったがあと一歩及ばなかったのは「前へ前へ」の気持ちの差ではないだろうか?
今シーズンは「FW」にこだわり続けた明治、モールを中心にFWで組み立てた明治の戦術の浸透度を来季期待すると共にもう一度「前へ前へ」進む明治が見たいものある。

関連ブログ・・・早明戦観戦記  やはり早稲田は強かった 早明戦から

バスケット高校選手権観戦記  高校バスケット界に光明?

  • 2008/01/02(水) 10:17:57

久々に高校バスケットをじっくりと見た。
田臥勇太率いる秋田の能代工業が大学・社会人のチームにも勝ち、いよいよ日本にも「バスケットの夜明け」が来たかと思ってから早10年がたった。
漫画「スラムダンク」の影響からかバスケに携わる子供達が増えたらしいがまだまだ実力が伴わない。

高校総体・国体を制しその田臥勇太の時代以来の高校3冠を狙う能代工業に昨年のチャンピオン京都の洛南、セネガル人センターと中国人フォワードの助っ人コンビを要する福岡第一。
能代工業の永遠のライバルと言われ全国大会万年2位の仙台を率いた名将・佐藤監督率いる明成、古豪・北陸が絡む大混戦の展開だ。
注目選手は198cmのセンター満原(能代工業)と200cmのセンター谷口(洛南)に福岡第一の頭脳・司令塔並里だ。優勝候補として僕は福岡第一をあげた。200cm級のセネガル人と中国人の助っ人コンビに天才パサーのポイントガード・並里がマッチすれば怖いものなしといったところだ。




いざ、ふたを開ければ強豪高が順当に勝ちを収め準決勝で好カード「能代工業vs洛南」が見れた。
途中までは明らかに洛南ペース。谷口のオフェンスリバウンドと内角の満原を徹底マークしたマンツーマンディフェンスで能代工業のバスケットを封じ込めた。
以前田臥を擁した時のような能代伝統のスピード感溢れる「走るバスケット」でなくなっていたのは少々残念だが、それは戦術だから仕方がないか・・・。
第2クォーターから能代は走れる2年生を投入し巻き返しをはかる。これこれ。
僕が見たかった「加藤の時間」といわれるスピード感。
さぁこれから!という時に事故が起こった。大黒柱・満原の故障でベンチに下がった。ここからはもう能代工業は何もできなかった・・。

能代工業の完敗である。加藤監督は「こういう場合の備えがなかったベンチの責任。試合に『たら、れば』はない」と振り返ったが見せ場は作った好チームであった事を賞賛しておきたい。

日にち変わって決勝戦。

3年連続の顔合わせらしい「洛南vs福岡第一」。

戦前の予想は僕の一押し福岡有利。ところが能代に勝った勢いからか練りに練られた作戦がはまったのか、圧倒的な洛南ペース。前半を終わって福岡が10点差をつけるも

見た目や得点差では完全福岡有利も僕はこの時点で洛南有利と見た。

理由はファウルの多さである。このペースでいけば必ず留学生助っ人コンビはファール退場となる。そこからはもう洛南の一人旅になると思ったからだ。案の定、留学生助っ人コンビは洛南の術中にはまりファールを連発。
早々と退場となり勝負あった。大きなエースを失った福岡のパサー・並里もボールの出しどころを失い、苦し紛れのパスはカットされカウンターの餌食になった。
作戦を練った監督、忠実に守った選手たちの勝利である。

特に200cmのセンター谷口はそのフィジカルを活かし完全にマッチアップしたセネガル人を止めたのには感心すらさせられる。MVPがあるなら間違いなく彼のものだろう。

外国人の活躍が目立つのには大きな問題はあるようだが体格のいい日本人プレイヤーも才能の片鱗を見せてくれた。これからはもう少し日本のバスケットに目を向けようと思った大会だったと思う。



青木拓矢   僕のハートを打ち抜いたボランチ

  • 2008/01/01(火) 12:30:27

高校サッカーの1回戦「前橋育英vs奈良育英」で素晴らしい一人の選手に釘付けになってしまった。




前橋育英のボランチ・青木拓矢(写真左・黄色のユニフォーム)だ。

U-18にも選ばれていない選手だ。同世代に同じボランチに複数の選手がいるため召集されなかったらしいが豊富な運動量に加え、パスコースや相手の攻撃パターンを考えた位置取り、一対一でも負けない守備力にはこれが高校生かと思うほど輝いていた。
勿論攻撃面でも機を見るや正確なフィードで相手をかく乱し絶妙なタイミングで正確なクロスをあげる。まさにボランチの申し子という感じさえした。

世界は勿論、近年のサッカーは高校生レベルでもボランチは非常に大事なポジションである。一昔前は点取り屋と呼ばれるセンターフォワードや10番を背負った司令塔がチームの中心であったが、今は高校レベルでもエース級はこぞってボランチを努めている。だから同世代にポジションがかぶる選手がいて代表選出されなかった様だが、凄い選手が出てきたもんだと感心した。

高校生のチームに言える特徴として監督・コーチの戦術の理解度はピカ一。
本心をいえば世界一のレベルだと思っている。
現に、代表監督を務めたオシムをはじめオフト(ドーハの悲劇の監督)やジーコ、あのトルシエですら高校生の完成度に驚いたほどだから。しかし大きな欠点もある。戦術以外の展開になった時や相手が思ったより引いて守っている時の対応力は酷いものがある。
この点に関してはトルシエもフランスの幼稚園児のチームの方がスペクタルであると酷評している。

事実、それは否定できない。突き詰めれば状況判断の質と言うことになるが目の前のドラスティックな変化についていけないのは日本人の特徴なのかもしれない。仕掛ける側もそうだが、受ける側も状況に応じたサッカーを魅せなければ上のカテゴリーで柔軟な発想をキープすることは難しいはずだ。

そんな状況判断に長けているのも青木拓矢の良さではないだろうか。

勿論考えた事を実行するだけの豊富な運動量がなければならないのであるから頭も体も一級品とみた。J1の大宮に入団が内定しているみたいだが今後の彼の飛躍を願いつつ今は選手権をゆっくり見てみたいと思った。

青木拓矢。覚えておいてもらいたい。


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