無料
エロ
動画

坂本勇人    巨人・坂本の影にマー君あり

  • 2008/04/29(火) 01:01:48

今季、絶対優勝を義務つけられ嫌味なほどに補強を敢行したものの今のところ、まさかの下位に沈んでいる巨人にあって唯一の光明はセ・リーグ新人王レースのトップを行く坂本勇人内野手の急成長ではないだろうか?

坂本勇人





二岡故障の穴を十二分に埋める活躍が巨人ファンの唯一の楽しみか?このイケメン遊撃手誕生には、小学生時代の同級生である楽天のエース・マー君こと田中将大投手(19)の存在が絶対に欠かせない。何故なら2人の幼なじみなのだから・・・。






坂本も田中も兵庫県の伊丹市立昆陽里小学校出身で1年生から6年間在籍した軟式少年野球チームの昆陽里タイガースでは坂本・田中と2枚看板だった。当時は主将の坂本が3番打者で、エース兼遊撃手。田中は4番で捕手。同じ少年野球チームから2人のプロ野球選手が誕生しさらに2人とも新人王になるかも・・・とは少々楽しみな話ではないだろうか

昆陽里タイガースの山崎三孝監督がこう明かす。「小学4、5年の頃、坂本の俊足を生かそうとスイッチヒッターの練習をさせたことがありましたけど、坂本はいつしか自分からやめてしまった。なぜなら、飛ばす力では上だった田中が、打撃練習でレフト後方の校舎のガラスを直撃するようなホームランを連発するからです。負けず嫌いの坂本は、それが気に入らなかった。左打席も器用にこなしてはいたが、飛距離が出ないから、ホームランの数で田中に負けてしまうというワケです」

あのままスイッチヒッターの道を進んでいたら、現在のような大型内野手には育っていなかったかもしれない。もっともライバルがいたからこそ大型内野手になれたのかもしれないが・・・。

監督曰く坂本はガキ大将で、野球は天才肌。田中はおとなしい努力家だった。2人は別々の仲良しグループで、親友という関係ではなかったらしいが天才2人の競演を見てみたかった気もする。人のつながりというか歴史とはいつも不思議なものだなと感心させられるエピソードではないだろうか。

聖火リレー  

  • 2008/04/27(日) 01:34:22

スポーツと政治・宗教は一切関係無いと思っているしあってはならないとさえ思っている。
中国がチベットに対して非人道的な事を繰り返しているのかもしれなしそれが周知の事実なのかもしれないがそれは決してオリンピックを目指すアスリートには関係ないはずである。
しかし、聖火リレーはどうだろうか?

そもそも聖火リレーは必要なものなのだろうか?

聖火リレーが初めて行われたのは1936年のベルリン五輪らしい。発案者はドイツの学者で聖火がナチス式の敬礼で迎えられるシーンなどが報道され、ナチスドイツの政治的プロパガンダに利用されたのがそもそもの始まりらしい。

以来、五輪前の聖火リレーは定番となった訳だが開催国の国内を回り国民に開催を知らせるとともに盛り上げ役としてその役割があった。
しかし発祥の地であるアテネはいいとして、北京五輪でも前回同様五大陸を大々的に聖火リレーを行う必要はあるのかと疑問に思う。中国政府の国威発揚策の具現化と「国際・聖火ツアー」という名の行き過ぎた商業化の為にやっているのである。つまり開催国・中国のエゴである。

今、世界各国で聖火リレーに対する抗議・妨害活動が活発化しているが一部に「(妨害行動で)聖火を消すのは問題」との声もあるが、他国の公道で聖火を勝手につけたり消したりしているのは青い服を着た中国の“聖火警備隊”なる国から派遣された用心棒達だ。彼らが守っているのは五輪の精神ではなく国家の威信であろう。
おおよそスポーツの祭典・オリンピックを国をあげて盛り上げようとPRしているのではなくいかに問題なく反中国のやからを黙らせるかが仕事の彼らに聖火を持ちランナーを守る資格があるのだろうか?

確かに抗議活動と称して暴力行為を行うのは決していいことではないしむしろ無くさないといけない卑劣な行為であろう。
聖火リレーをやめれば抗議活動はなくなるのではないか?と思うのは僕だけなのだろうか?

NBAプレーオフ

  • 2008/04/25(金) 11:14:54

NBAのプレーオフがいよいよ始まった。以前にも記述したが私はバスケット特にNBAの観戦が一番好きである。

昨年の開幕時から注目しているし優勝すると期待している古豪ボストン・セルティックが圧倒的な強さでレギュラーシーズンを駆け抜けたがプレーオフは短期決戦で選手のその日の好不調やチーム勢いで勢力図はがらりと変わってしまう。だからこそ面白いのである。

レギュラーシーズンの勢いそのままにボストン・セルティックスが悲願の大復活優勝を遂げるのか?

大黒柱コービー・ブライアントにスペインの英雄ガソルを獲得した名将・フィル・ジャクソン率いるロサンゼルス・レイカーズの巻き返しか?

シャキール・オニールとスタッドマイアーの大型2トップを現在最高のガードであるスティーブン・ナッシュが操るフェニックス・サンズか?

得点ランキング上位のハイスコアコンビのアレン・アイバーソンとカーメロ・アンソニーを擁するデンバー・ナゲッツか?  

昨年の無念を晴らすべくNBAきっての天才・孤高のカリスマ、レブロン・ジェームス率いるクリーブランド・キャバリアーズか?

ツインタワーと呼ばれNBAを席巻したティム・ダンカンとアルゼンチンの至宝ジノビリのサンアントニオ・スパーズが一発逆転か?

キリレンコがチームの中心、ブルズ黄金時代の永遠のライバル、新生ユタ・ジャズの大番狂わせか?

大黒柱ヤオ・ミン(中国)をけがで欠きながらムトンボのパワーと組織的なチームバランスで大穴的存在のヒューストン・ロケッツか?

と優勝リング獲得チームの予想は尽きないが今年は混戦で各チームにチャンスがある戦国プレーオフであることだけは間違いないようだ。

またまた、眠れない夜が続くと思うとわくわくして仕方がない。僕は初志貫徹でボストン・セルティックスを応援しようと思うが結果はいかに。


(写真はレギュラーシーズン得点王 若き皇帝レブロン・ジェームス)



関連ブログ ボストン・セルティック   NBAにもボストンに風が吹くのか

関連ブログ ボストン・セルティックス    快進撃止まらず

ダニカ・パトリック  女性インディーカードライバー 

  • 2008/04/24(木) 13:14:22

ダニカ・パトリック。




26歳の現役インディーカードライバーである。史上2人目の女性フル参戦ドライバーであるが決して参加しているだけとか客寄せパンダ的な選手でなく実力を兼ね備えた人気ドライバーである。
インディ500でおなじみのインディーカーレースは本場アメリカではF1よりも数段人気のあるモータースポーツである。
オーバルと呼ばれる楕円コースを壁面や車両との接触や事故との恐怖に打ち勝った者だけが勝利者となりうるスリリングさがアメリカでは好評なのだろう。

10歳でカートの世界選手権でクラスチャンピオンになるなど早くから頭角を現した天才少女は2005年に23歳でレイホール・レターマン・レーシングからインディカー・シリーズデビューし全米の注目を一新に浴びる。

ルーキーイヤーのインディ500では女性として初のラップリーダーとなりインディ500史上女性最上位となる4位に入賞する。さらにその年は3回のポールポジションを獲得するなど男勝りの根性とテクニックで実力を兼ね備えた人気ドライバーにまであっという間に上り詰めた。
しかし翌年からたまに上位に顔をだすもののあまりパッとしない感じがしてやはり話題先行だったかとがっかりさせられたものだ。そんなダニカ・パトリックが先日行われた2008シリーズ第3戦インディジャパン300(栃木のツインリンクもてぎで行われた注目のシリーズ第3戦)で見事初優勝をして見せた。

勿論女性ドライバー初のチャンピオンである。レース最終盤に先行していたライバル車のまさかのピットミスや燃料の失敗など偶発的奇跡が重なっての大逆転優勝だった。

最終ラップでの逆転劇に魔物がとりついたのか?神様がほほ笑んだのか?と思わせるぐらいの番狂わせだった。

しかしダニカ・パトリックは勝ったのだ。奇跡でなく偶然でなく勝つべくして勝ったのだ。




コース管理を一任されてる関係者のこんなコメントが新聞の片隅に載ってた。

決勝レース前夜、全ての照明が落ちたコースをそのコース管理者は高ぶる思いを胸に一周ゆっくり歩いたらしい。するとコーナーのバンクの付近で不審な懐中電灯の光を発見したので慌てて近寄るとダニカ・パトリックだった。
「何してるんですか?」と片言の英語で聞いたところ「このコーナーのライン取りが上手くいかなくてイメージトレーニングをしてました」と答えたらしい。そういうと彼女はその真っ暗なコーナーで目を閉じたまま30分動かなかったらしい。そのコース管理者はその姿を見て「この子が明日、勝つと思った」という。
レース当日になりレース終盤、健闘したもののよくても表彰台かな?とそのコース管理者があきらめた瞬間、神が宿ったようにレース展開が変わりダニカ・パトリックが逆転優勝したのだ。女性というだけでもてはやされたが実力はもちろん影の努力を垣間見たエピソードではなかったろうか?これからのますますの活躍に期待したい。

競泳ニッポンの未来    五輪代表選手決まる

  • 2008/04/23(水) 11:42:54

「競泳ニッポン」復活なるか?
前回のアテネ五輪でメダル8個を獲得した日本勢だが今回の北京は少々苦しそうである。先日行われた最終予選を兼ねた日本選手権で31人が標準記録を突破し五輪代表が決まった。
 
日本水連は昨年までの3年間の世界ランキングを基に独自の派遣標準記録を3段階に設定し2着までに入りその標準記録を突破した者を自動的に代表に選んだ。一発選考によるわかり易い選出方法は不公平がなく極めて明確でると感心する一方で標準記録の設定にいささかの疑問が残ってしまった。

リレーを含めて25〜30人の代表入りを目標にしていた日本水連の上野広治競泳委員長は「31人選考できたのはまずまず」と語った。つまり予め30人程度が突破できるような設定になっていたという事ではないだろうか?世界のレベルは着実に上がっている。
しかもオリンピックイヤーは各大陸予選で突然、無名の選手が世界記録を連発し世界ランキングがあってない様な状態になるものである。このタイムを設定したのが昨年の初め、つまり1年以上前である。

1年あれば世界の勢力図はがらりと変わるのが今の世界の水泳界!絶対王者といわれていたあのイアン・ソープでさえ一年であっという間に過去の人になり下がり引退してしまった事を知らないのだろうか?国内選考に重きを置いて世界と戦う事、世界に勝つ事を忘れてはいないだろうか?

古い、つまり世界と差を開けられたタイムを目標に日本の選手は調整していく。選手個人も出場するのが第一目標で、悲しいかなそれだけで終わってしまってはいないか?
メダル8個を獲得したアテネ五輪よりも厳しい戦いが予想されるがこの状況を踏まえ「最低でも決勝進出というのをチームの目標にしたい」と前述の上野委員長。
「前回以上、2桁のメダル獲得を狙う!」というような威勢のいい言葉を聞きたかったが目標が既に下がっているのがなんとも悲しい。しかしこれが現実であろう。アメリカ・オーストラリアの水泳大国にヨーロッパ勢の一発屋に地元・中国の台頭。日本の入る余地はどうもなさそうである。



南克幸   バルセロナ世代の引退

  • 2008/04/22(火) 20:21:39

16年ぶりのオリンピック出場を目指すバレーボール男子が間もなく世界最終予選を戦う。メンバーが選考された影に隠れ一人の名センターがユニフォームを脱いだ。大分の南克幸が引退を発表したのだ。




全日本男子にとって、現時点では最後の五輪出場となっているバルセロナ五輪を知る勇者がまた一人コートを去る。しかも男子バレーボール界で史上初の親子でオリンピック出場をした生粋のバレーボーラーだった。




中垣内祐一、泉川正幸、青山繁、大竹秀之・・・バルセロナオリンピックを知る同世代の勇者達は、既にコートを去っている。そして南もまた、コートを去る決断を下した。
山口・宇部商業から法政大に進学した逸材は瞬く間に全日本のスター選手にまで上り詰めた。アメリカ・ロシアの強豪国との実力差は歴然でイタリア・フランス・スペイン・ユーゴスラビアなどのヨーロッパの新興勢力に追い抜かれ中国・韓国のアジア勢にも簡単に負けるほど世界との差が開く一方の男子バレー界において、コートの隅に正確無比なコントロールでスパイクを打つ南を今でも覚えているしまだまだ世界に追い付けるのではないかと期待していた事を思い出させる。

人気先行で実力が伴わない男子バレー界において親ゆずりの天才的な才能で期待させる選手だったと思う。
卒業後、旭化成に進むものの休部に伴い大分三好ヴァイセアドラーに旭化成の社員としてクラブに参加する異色の選手として新聞紙上に小さく載ってからは一切耳にしなくなった天才バレーボーラーの名を「引退発表」の記事で見たのはなんとも寂しいがあれから20年近くもたっていたのか時代の流れの速さにとまどうばかりである。

南の引退に、同じくバルセロナ世代の闘将・荻野正二は何を思うだろうか・・・。
寂しいと思うのだろうか?それとも全く気にならないのだろうか?僕は後者であってほしいしそんな暇はない!と断言したもらいたい。何故なら彼は今だ現役選手でありこれから死に物狂いで世界最終予選を戦う全日本のキャプテンなのだから。



小椋真介

  • 2008/04/19(土) 21:04:05

福岡ソフトバンクに苦労人の投手がいる。背番号11、左の中継ぎ「小椋真介」である。

苦労人といっても28歳、堂々『松坂世代』である。チームメートの和田・新垣・杉内と同級生。しかも彼らより早く高卒でプロ入りした逸材である。
甲子園でも沸かせた最速150kmの剛速球は背番号からもわかるようにチームの大黒柱を担う存在と期待されていた。

「FAで抜けた工藤の穴は小椋で埋めます」と王監督が期待していた左腕はコントロールの悪さと度重なる故障でことごとくとその期待を裏切り続けた。
大きな手術をするたびに『解雇』の覚悟をしてきた男に今尚、期待を込め復活を信じているのは王監督だけだったらしい。
その監督が最後の采配を振るうことになるであろう今年、入団10年目の今年、やっとプロ初勝利をあげた。

肘のじん帯を手術した後は軒並み130kmぐらいしか出なかったがそれでも懸命なリハビリやトレーニングを重ねやっと140km前半までコンスタントに計時できるようになった。
昨年に念願の一軍のマウンドを踏み今年は開幕から大事な場面で使われている。まだまだコントロールには一抹の不安は尽きないが何よりも気持ちを込めて投げ続ける姿にファンも選手もそして王監督以外の首脳陣もいつしか絶対の期待と安心感を持つようになった。

初勝利に歓喜の涙を見せたのは本人だけでなく球場に来ていたファンからも嗚咽を伴うすすり泣きが聞こえた事に僕も感動してしまった。
たかが1勝かもしれない今まで期待を裏切り続けた事を考えると到底喜んではいられない1勝かもしれない。がこの1勝の重みは何よりも掛けがえのない1勝であるに違いない。誰よりもこの勝利を喜んだ王監督の涙まじりのとびっきりの笑顔がそれを証明しているように思えた。



長谷部誠  

  • 2008/04/18(金) 14:39:54

日本のサッカー界に『欧州組』という言葉が存在する。
ヨーロッパ各地のクラブに所属している選手を言うのであって活躍している選手だけを指す言葉ではない事を知っておきたい。
ドイツブンデスリーガのボルフスブルクに移籍した長谷部も最初はクラブに所属しているだけの選手だったが今やチームになくてはならない’活躍’するレギュラー選手になっていた。

今年1月にドイツにやって来たばかりの長谷部誠は、クラブ内で恐るべき適応力を発揮している。たとえば、ポジション。
まず長谷部に与えられたのが、ダイヤモンド型の中盤の底、いわゆる1ボランチだった。日本でやったことがなかったが、「(鈴木)啓太君の動きを参考にした」と言うように、研究を重ねてすぐにマスター。その後左MF、次に右MFとしても使われるようになり、中盤のどこでもどんな局面でもプレーできるようになった。浦和時代はダブルボランチの位置でスペシャリストとして地味にプレーすることが多かったがドイツに来てからあっという間にポリバレントな(複数の役割をこなす)選手に変身したのである。

「考えてプレーすることは、レッズで学んできたので。周りを見て、自分のやるべきことを考えながら、プレーしています」

さらにフィジカル面での劣勢を悟るやいなやウェートトレーニングを取り入れわずか数ヶ月で2kgも体重が増え見るからに胸板厚くなり、ドイツ特有の激しい当たりにも負けなくなった。
しかももともと運動量が多かった長谷部だがこのチームでも一番動いているし90分間スピードも衰えない程の持久力もついたようだ。華奢で足元のテクニックだけで日本から来た’お客さん’的選手はこの数ヶ月でチームに必要とされる有能な選手へ変貌をとげたのである。

「オープンな性格で、頑張ってドイツ語で話している。すぐにチームに溶け込んだ」といチーム関係者がこぞって話をするほどの精神的な適応力にも感心さ
せられる。

こういう適応力が高いタイプは、厳しい環境に身を置けば置くほど伸びるはずだ。そういう意味でも、レギュラーがほぼ保証された浦和を飛び出して、長谷部誠が厳しい環境に身を置いたことは成功だっただろう。
同じ中盤の「欧州組」の中でも稲本のように1対1の守備が強いわけでもなく中村俊輔や小野、松井大輔のように特別なクリエーティビティーがあるわけではないがまた別の武器を持った日本人選手として更に大きく化けるような気がしてならない。



野村忠宏?  勝負師として持ってはいけない感情

  • 2008/04/07(月) 12:52:38

関連過去ブログ・・・野村忠宏   前人未到の4連覇に向けて・・・

「勝負師として持ってはいけない感情をもってしまった」と敗戦後約2時間してからやっと口を開いた天才柔道家・野村忠宏の第一声だった。

「普通にやれば国内予選は勝てる」「怪我なく無事に終わればオリンピックに行ける」と平常心を保つための自分へのおまじないがいつしか「慢心」へと変わりがけっぷちに立たされていた自分の立場さえも見失ってしまった様だ。
確かに体力やスピードの衰えは否めないし若手の台頭も目覚ましい。衰えたフィジカルを補うだけの技の精度だったり精神面の充実が今の野村の生命線になっていることは本人が一番わかっていたはずだ。

しかし、柔道に一番大切な「心」のコントロールを失った時、現実に現れるのは「敗北」でしかなかったろう。「心・技・体」と勝利の不可欠要素を表現する時に誰もがよく用いるがその中でも一番最初に「心」と言っているのは何もゴロがいいだけではあるまい。

一番大切なのが「心」であるのだと思う。その「心」を乱した天才に勝利の神様はいとも簡単に見捨てた様だ。それがオリンピック4連覇がかかっていようがマスコミの注目をいっしんに受けてようが全く関係ないと言わんばかりに。

オリンピックへの道は完全に閉ざされたはずの重量級の天才・井上康生も同じ大会に出場した。
世界を震撼させた伝家の宝刀「内また」は今や日本のトップクラスの柔道家は完全に見切っていてもう2度と掛る事はないといわれている。衰えた技のキレを克服する「心」も折れていたはずだ。それでも井上康生は勝った。

なぜか?それは新人時代のように前に前に、先に先に仕掛ける柔道家としての本来の姿勢を崩さなかったからではないだろうか?
ポイントを先取して逃げ切る今の勝利の方程式を曲げてでも「一本」を取りに行く気持ちが最後まで持続したからではなかったろうか?この試合にだけ関して言えば井上康生の「心」は他の誰よりも勝ったのだろう。

天才の柔道はもう見れないのだろう。

はっきり「引退」と口した男に残された感情はやり尽くした充実感や成し遂げた達成感でなくやり残した後悔や心に隙を作ってしまった自分への苛立ちなのだろう。
自ら「引退します」と公言して去っていくのではなく「やめさせられた感」が否めない引退になってしまいそうである。悔しいだろうがそれが「勝負の世界」なのだろう。

「勝負師として持ってはいけない感情をもってしまった」時、静かにその幕は降りた気がした。



Small Baseball  新星ヤクルトの挑戦

  • 2008/04/03(木) 14:37:07

プロ野球が開幕した。
注目していた神宮で面白いポスターを見つけた『東京決戦・Small Baseball×Big Baseball』明らかに巨人を意識した挑発的なキャッチコピーではあるが実は今年のヤクルトをうまく表現したナイスなフレーズであると感心してしまった。

両翼が約10m広くなったり、吸収性に富んだ柔らかい人工芝に変わった神宮球場でいかに戦うのかを考えた時、作戦はおのずと「Small Baseball」になってしかるべきだろう。
狭い東京ドームを本拠地とする巨人が大型補強を敢行し「Big Baseball」を掲げるのはファンの心理は別として大きくは間違ってない戦術だとは思うが・・・ただ、大砲だけを並べても勝てないのは幾多失敗してきた巨人ならわかりそうなものなのだが・・・(ヤンキースにも同じことが言えるだろう・・・)
さらに最下位チームから最多勝投手(グライシンガー)と主砲(ラミレス)を引き抜いた巨人のやり方に一番憤りを感じていたのはヤクルトナインであったろう事を考えるとこの開幕カードは面白くないわけがない。

結果は周知の通り「Small Baseball」が躍動し完勝するのだがこの結果は決して”たまたま”ではなく限りなく研究され練りこまれた作戦を実行した結果であることを巨人というチームはどれだけ理解しているのだろうか?




野村ID野球から古田ID野球に引き継がれたデータ野球とは少し異質の野球がくりひろげられた事の対策は練ったのだろうか?。ラミレスと谷のレフト・センターに打球が飛ぶと迷わずベースを駆け回る選手たち。
動揺する若手投手を容赦なくかき回す小兵達。
まさに「Small Baseball」の醍醐味をいかんなく発揮したヤクルトナインに野球の面白さを改めて教えてもらった気がする。この3連勝を支えた大きな要因として考えられるのはメンタル面の差も大きかったと思われる。
「打倒巨人」とキャンプ初日の選手ミーティングで宮本慎也キャプテンが発した言葉を開幕試合直前のミーティングで鬼の形相で「打倒巨人」と鼓舞したヤクルトに対し、絶対的戦力を楯に次カードの中日戦にエース上原を温存した巨人。モチベーションの差は歴然ではなかったろうか?

一年を戦って巨人は最後には笑っているのかもしれないしヤクルトが息切れし下位に低迷しているかもしれない。
しかしこの開幕3連戦を3連勝した「新生・ヤクルト」の姿こそが金満野球やパワー野球に対する大きな抵抗だったことを僕は忘れないつもりだ。

関連コラム・・・・明治神宮野球場   神宮球場が広くなる


close