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後藤武敏

  • 2008/10/25(土) 02:54:31

松坂大輔が春夏連覇をしたあの横浜高校の4番を打っていた男。後藤武敏が今最高に輝いている。

横浜の強力打線の中心で高校通算33本のホームランを放った逸材は大学(法政大)を経て当時松坂と同じ西武に入団した。
大学で残した実績も凄く3冠王に輝き2季連続で首位打者になるなど十分な成績を引っさげて西武に入団。ルーキーでいきなり開幕4番スタメンとその未来は明るかった。
しかし守備に大きな不安がありポジションもカブレラやフェルナンデスといった大物外国人助っ人と重なるなど不運もありその後はなかなかレギュラーには定着しなかった。

さらには「おかわり君」こと中村の台頭もあり2軍生活が長く続く。
しかし2軍では首位打者・ホームラン王などのタイトルを獲得し続け『イースタン(2軍)の帝王』と呼ばれていた。今年も2軍スタート。くすぶっていた男に訃報が届く。最愛の母の死だ。「息子はプロ野球選手なんです」が口癖だった

母はいつも後藤の強い味方だった。

2軍でくすぶっている時も松坂が100億でメジャーへ移籍した時もいつも母は「いいじゃないの?あなたはプロ野球選手なんだから。好きな野球してお金もらえてるんでしょ。」と笑って励ましてくれたという。
そんな母が最後に残した言葉が「あんたがゆっくりベースを走っている姿はとてもかっこいいからまた見せてね」だった。つまりホームランを放ってダイヤモンドを一周回る姿を夢見てここ世を去ったのだ。この言葉に奮起しないわけはない。

主軸の外国人の故障でめぐってきた一軍昇格のチャンスをものにした。
復帰戦でいきなり2発の大アーチ。勿論プロ初の2連発。

ヒーローインタビューで男は泣きそして叫んだ「母ちゃん。見てたか?一本では足りないと思って2本打ったよ」涙ながらに「母ちゃん、やったぞ!」と何度も何度も叫びファンを感動させた男はその熱い思いを胸に日本一目指して4番を譲らない。
西武優勝の立役者となる日はもうそこまで来ている。




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