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連勝ストップ  早稲田が負けた日

  • 2008/11/12(水) 06:38:06

「前人未踏の8連覇に赤信号」「赤い悪魔勢い止まらず」「早稲田不敗神話53連勝でストップ」何度となくそんな文字が躍る紙面を見て驚きそして戸惑いを隠せない。

対抗戦新記録の8連覇に挑む早大が今季好調の帝京大に7−18で8年ぶりに黒星を喫し2000年11月の慶大戦黒星を最後に最多記録を更新していた同グループでの連勝が53で止まった。
宿敵明治でもなく古豪慶応でもなくストップ・ザ・早稲田を成し遂げたのは帝京大だった。

社会人の王者サントリーとの合同練習でサントリーFWを慌てさせた強力FW陣が早稲田のバックスを完全に止めた。FWの力比べで勝りスクラムでも圧倒しモール・ラックでも優位に立ちボールへの集散も早かった。ストップ・ザ・早稲田への意地がつまったFWの力強さに流石の早稲田も自分たちのラグビーを見失った。

「(前監督の)清宮さんに謝りたい。連勝ストップの責任、払った代償を重みのあるものとして、はい上がっていくしかない」と中竹監督は気丈に振舞ったが怒りに満ちた怒声をマイクが拾っていた「あいつら(帝京大選手)が笑っている顔を、目に焼き付けておけ!!」天を仰ぎ涙を流す者もいた。無念を漂わし落胆し続ける早大戦士がグラウンドで凍りついた一瞬だった。

そんな早稲田の姿をリーグ戦半ばで目にするとは夢にも思わなかった。

試合を振りかえって見たい。

試合前、FWの1人平均で4キロ重い帝京大の強力重量FWに対しリスクを負ってでもFWが犠牲になりボールをバックス展開するのが、王者が描いた青写真。ところがスクラムの崩壊が大きな誤算となった。
前半9分にマイボールスクラムを得るが相手の強力プッシュに簡単にボールを奪われた。同じ光景が前半13分にも。FW戦で劣勢の早大攻撃陣焦りからかセットプレーで凡ミスを連発。この2回のマイボールスクラムの崩壊で勝負あったと見る関係者も多い。前半17分で先制トライを許しその後も劣勢が続く。どちらが王者か全くわからないほどの展開。
終了間際に相手の一瞬の隙をつき快速ウイング中浜の80メートル独走トライで追撃するも後半はこのプレイに改めてかぶとの緒を締めなおした帝京に何もさせてもらえずずるずると点差が広がっていく。

なにも出来ないほどに叩きのめされた王者にその威厳は一切なくなっていた。

まさに完敗。

王者にはびこった驕り、それを上回る挑戦者の圧力。
見事なまでに王者が敗れるまでのシナリオを見てしまった。これで最後ではないはずだ。王者の誇りをもう一度奪い返してもらいたい。大学選手権という最高のリベンジの場所で!!

北野明仁  誇り高きバッティングピッチャー

  • 2008/11/07(金) 04:25:25

巨人の優勝で幕をとじたセリーグのクライマックスシリーズ。パリーグから進出の西武との日本一決定戦、球界の盟主奪回に臨む大一番に挑んでいる。

クライマックスシリーズで優勝を決めた原監督が宙に舞う。胴上げをする選手の中に背番号3桁代の選手を多くみた。

近年の新制度である育成選手の場合もあるが多くはバッティングピッチャーと呼ばれる職の人たちだ。「打たれまい」と幼少時代から野球に明け暮れ打たれないピッチャーを目指し日々努力し続けやっとプロの世界にまで登りつめたピッチャーが今は「打たれる」事を本職とするバッティングピッチャーとして
野球を続けている。

阪神にも過去の好投手は何人もバッティングピッチャーとして在籍している。オリックスや阪神で現役時代から大きな期待をかけられてきた左腕の嘉勢や中林。中日でもあの元木率いる上宮高校の全国制覇の夢を砕いた東邦の左腕エースでプロでも活躍した山田喜久男。パリーグの福岡ソフトバンクでは巨人でも活躍したスクリューボールの門奈など数々の名投手が今、「打たれる」仕事についている

そんな中47歳にしてまだまだ”現役”の北野明仁打撃投手が今年2度も原監督を胴上げの輪に加わっているのを見た。

小笠原選手など主軸打者に毎日の様に投げ込む北野投手のコントロールは随一と言われている。選手に混じって優勝の瞬間を味える事の幸せを感じながら悦に浸っていた時。

北野さんの耳元で小笠原が「本当にありがとうございました。おかげさまで勝てました。もう一度やりましょう。日本一になって」と握手を求めてきたらしい。「本当にうれしかった」と感動したそうだ。ヤンキースの松井が巨人時代に「一番世話になった恩人」と今でも礼をねぎらうほどの打撃投手。
打者が納得するまで何球も何球も投げ込み見事なまでに打ち返される。

ユニフォームを着て投げれる喜びを感じながら今日も打たれているのだろう。
打たれても打たれてもバッターやコーチの言うとおりに投げ込みまた打たれる。過去の実績や経験など全く通用しないマウンドで。しかしそのマウンドには大きな誇りがあるはずである。今日もいよいよ王手をかけた巨人の主軸達にその誇りをかけて思いっきり打たれているのだろうか?本当に胴上げをしなくてはならないのはもしかしたらそんな誇り高きバッティングピッチャー達なのかもしれない。

高橋尚子   Qちゃん引退 「マラソン」と結婚した高橋尚子

  • 2008/11/04(火) 18:12:41

マラソン選手史上誰からも愛された名選手「Qちゃん」こと高橋尚子が引退を決意した。
今年で36歳と年齢的にもピークすぎた感のある彼女は目標を見失い引退を選んだようだ。

現役最後の大きな目標に掲げた「国内3大マラソン連続走破」も叶えることなくシューズを脱いだ。
アジア選手権を圧倒的に強さで制した後、世界の頂点を極めた2000年シドニー五輪。さらに1年後、女子で史上初めて2時間20分の壁を突破した01年ベルリン・マラソン。
どれも衝撃と感動を与えてくれた走りだった。今でも鮮明に覚えている。

重圧を感じさせない笑顔を振りまきリラックスした表情をみせるかと思えば一変、鬼の形相で自らのギアを変え異次元の速さで駆け抜けたあの走りはもう過去の栄光に過ぎないのか?

マラソン6連勝と向かうところ敵なしだったが02年秋から歯車が狂いだす。かかと付近の故障で世界選手権を直前に回避し復活を期して取り組んだアメリカ高地のボルダーでの合宿中に肋骨を骨折しまた出場を回避仕切り直しの翌年にはアテネ五輪代表選考会の東京マラソンで調整ミスでよもやの失速で2位。

五輪2連覇の夢をかけて選考にかけられたが難航した議論の結果、落選となりその夢はついえた。気持ちを切り替えたアテネ五輪後の秋、北京を目指して再始動した矢先今度は足首骨折。満身創痍の体で選んだ決断は恩師である小出監督の元を離れ独自の調整法に切り替えた「チームQ」の発足である。

翌年の東京マラソンで復活の優勝をし北京に僅かな望みを繋いだがその後も度重なる怪我もあり満足な走りは出来なかった。北京出場の夢もあっけなく幻と消え最後の花道とご奉公にと「国内3大マラソン連続走破」と無謀ともいえるプランを明かしていた。「誰もやっていないことをやりたい」それが彼女の口癖だった。

その昔、徳之島で合宿をしていた高橋選手を訪ねた事があった。一ファンという立場の関西弁の僕に気軽に声をかけてくれた

「何しに来たんですか?」
「高橋さんの応援です」
「珍しいですね。こんなとこまで」
「高橋さんの走りを見てるととても感動するのでどんな練習してるのかと気になって・・・」
「そうですか。ありがとうございます」「日本中の人にそう言ってもらえるまで頑張ります」
「もう十分じゃないんですか?」
「まだまだ始まったばかりですょ」
そういって笑いながら40km走にスタートして行った。その数ヵ月後シドニーで金メダルを獲得し日本中の人々を感動の渦に巻き込んだ。




余談だがこんな会話もした

「恋人はいるんですか?」「いないんだったら僕と付き合って下さい」
「恋人はいないです。お気持は嬉しんですが『マラソン』と結婚しちゃいましたから」
あの時の屈託のない笑顔はいつまでも忘れない。

本当にお疲れ様でした。



原JAPAN誕生

  • 2008/11/01(土) 11:42:47

「俺はやらん」強い一言で決意の固さがよくわかった。星野仙一氏がWBCの監督を固辞した。北京惨敗の余波を受けて監督問題がすったもんだの結果、「星野JAPAN」が内定路線だった事は明白な事実だった。それが数日の間に「原JAPAN」誕生にすり替わった。

正式に就任を辞退する意向を日本プロ野球組織(NPB)の加藤コミッショナーに星野本人が伝えようだ。

「星野で大丈夫なのか?」「北京の失敗を繰り返さないのか?」と世間の逆風を目の当たりにし健康面も不安視する家族の反対などを受けて苦渋の決断に至ったようでどうも慰留は困難なようだ。なにより投打の中心となりうるであろうイチローや松坂から「北京のリベンジの場ではない。我々は足並みを揃え2連覇に向けて誇りを持って戦う」と星野JAPANに若干の苦言を呈してから「辞退」の流れは急激に早まったような気がする。

北京惨敗が全てのいや一部の利権をもつ大人達のシナリオを狂わせたWBCで日本が勝つ事はできるのだろうか?アメリカも韓国もドミニカもプエルトリコも最高のメジャー選手を中心にメンバー構成を既に始めている。
勿論監督は既に決まっているし組閣も終わっている。特にドミニカはエースのペドロ・マルティネスにゲレーロにレッドソックスのオルティスなどメジャーのオールスターの様なメンバーが発表されている。
プロは勿論、メジャーの中でも選りすぐりのスター選手が一同に介すこの大会に全ての国が国家の威信と我がプライドを賭けて戦うという場に日本はまだ監督問題に遺恨を残しメンバーすら決まっていない。

アジアラウンドを主催する読売新聞社の会長の意向がどうだとか?現役監督は大事なキャンプやオープン戦があるから無理だとか情けない話である。
国をあげて戦う=野球という名の戦争であるはずの大会が自分の会社や自分のチームや個人の契約などによって左右されるなんて他の国々になんて説明する気なのだろうか?イチローや松坂はそのあたりに苦言を呈したにも関わらず響かないなんてなんとも情けない話だとさえ思わせた監督問題。

「原JAPAN」に決まった。

日本シリーズを経てメンバー構成へとつながるのだろうがこのチームに日本の威信を托せるのだろうか?国をあげて応援できるのだろうか?決して原監督が嫌いな訳でも否定しているわけでもない。それを決めた一部の大人のエゴを否定しているのだ。




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