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佐々木七恵  

  • 2009/06/30(火) 15:11:54

皆さんは覚えているだろうか?今でこそ日本の女子マラソン界はオリンピックで金メダルを獲得できるほどの実力を身につけたが初めてオリンピック種目になったあのロサンゼルスオリンピックの時のことを。

酷暑の中のマラソンでリタイア選手が相次ぎアンデルセン選手の脱水症状になりながらの感動的なゴールを生むなど過酷なレースだったのを今でも鮮明に覚えている。

ロサンゼルスオリンピックの1年前に僕は佐々木七恵という選手に衝撃を受けたのもよく覚えている。
兵庫県の王子陸上競技場で開催されていた「兵庫リレーカーニバル」を観戦した時のことだ。サブトラックでレース前のアップ中の選手を見ていた。赤いユニフォームが目に鮮やかなSB食品軍団。先頭を切るのは瀬古や新宅といった当時日本男子の長距離界をリードする面々。その最後尾に必至の形相でくらいつく一人の女子。それが佐々木七恵さんとの初めての出会いだった。

故・中村監督に烈火の如く怒られ泣きべそをかきその様子はとてもレース直前の師弟関係には見えなかったほどだ。

26歳でそれまで順風満帆だった高校職員の職を捨ててマラソン挑戦の一心で中村門下生になった遅咲きのオールドルーキーは強靭な精神力で男子でも根をあげた中村スパルタ指導に食らいついた。練習量は世界のトップと称されオーバーワークを指摘する関係者も少なくなったらしい。

翌年マラソン挑戦1年で東京国際女子マラソンに勝利し念願のオリンピック代表の切符を手にした。
男子で世界のトップクラスにいた瀬古や宗兄弟(旭化成)も舌を巻くほどの練習量をこなした佐々木は練習でも次第に記録を伸ばしアイドルランナーだった増田明美とともにマラソン転向たった1年でオリンピックの女子マラソンの代表になったのだ。

日本の女子マラソン界の礎を築いたといっても過言ではない佐々木七恵さんが今月27日にがんの為この世を去った。

53歳という若さだった

東京都内で親族らによって行われた密葬に涙に暮れる瀬古利彦の姿があった。
「26歳で安定した仕事を捨てて来たこと自体に驚いた。覚悟が伝わった」と佐々木と出合った当時の事を振り返っていた。
「監督に怒られしょっちゅう泣いていたが僕らもいろいろ勉強になった」と更に付け加えてくれた。

今の様に科学トレーニングもウェートトレーニングもなかった時代。

マラソン選手はひたすら走り続け心肺機能の向上と精神力を鍛える事に主眼を置いたトレーニングしかなかった。佐々木は弱音を吐かずにただひたすら走り続け監督に怒られ続けたマラソン人生だったのかもしれない。

マラソン選手としてオリンピックに行きたいという一心で教師を辞め初志貫徹した精神力に最大級の賛辞を贈るとともにご冥福をこころから祈りたい。



江里口匡史   世界に羽ばたくスプリンター

  • 2009/06/29(月) 16:17:21

陸上の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権が行われた。
女子短距離陣が好調で日本記録連発の話題には触れたが今日は男子100メートルに注目してみたい。

注目した選手は早稲田大学の江里口匡史。

男子短距離はリレー種目で悲願のメダルを獲得し来る世界選手権でも大きな期待をされている。
そのメンバーからアンカーを務めた朝原が引退し後継者選びに奔走する日本陸連の関係者をほッとさせる逸材がいよいよ表舞台に登場した。
高校生時代からインターハイや国体で優勝するなどその才能は非凡なものがあった。
憧れの選手は末続でライバルは江里口が大学入学当時、大学短距離界のプリンスだった塚原と今の日本を支えるメンバーつまりリレーメンバーである。

その二人の背中を追いかけ、いつか倒したいと目標に掲げトレーニングをし続け着実に成長を遂げていた。しかし、ここ数年は記録も成績も思いのほか伸び悩み関係者の期待を裏切り続けていた。
今季のベストも10秒34と振るわず今大会も決勝進出すら怪しくなっていた。しかし今大会にはいってから予選、準決勝と順調にタイムを伸ばし準決勝では好条件の元10秒07の驚異的な記録をつくった。この記録は日本歴代4位という大記録である。

いよいよ決勝が楽しみになりライバルの塚原との直接対決が注目されたが直前で塚原は持病の左ひざを痛め棄権してしまった。
モチベーションが一気に下がる環境でスタート台についた江里口は思いのほか冷静だった。
スタートから突っ込んでいきそのまま一気に駆け抜けた。好調さを裏付けるには十分な圧勝劇に観客は酔いしれた。「塚原さんと戦いたかった。ショックだった。勝負できなかったのが残念」とレース後のコメントもライバルを意識したものになった。大記録達成にも初の日本チャンピオンにもおごることなく「まだまだです」と謙虚な姿勢も好感が持てる。

新たなヒーローお誕生に活気付く日本男子の短距離陣。

今年の夏のベルリン世界選手権の出場が決まった。

本当の世界の速さ、強さ、を知るチャンスを得たといえよう。
初めて世界を見て世界のスピードにきっと驚くのだろう。自分より数段レベルの高いいわば異次元の選手達とあいまみえる事で知ることになる世界との圧倒的な差。その差を恐怖のように感じてもらいたい。そしてそれをバネに更なる飛躍を目指して頑張ってもらいたい。

かつての高校チャンピオンは大学チャンピオンを経て今日、日本チャンピオンになった。
世界と戦える事を誇りに感じるとともに更なる頂きを目指してもらいたい。



伊東輝悦 もっと褒められるべき大記録樹立

  • 2009/06/28(日) 18:30:11

サッカーどころ静岡の清水が生んだ名バイプレイヤーが新たな金字塔を打ち立てた。




もっともっと世間で取り上げてもおかしくない大きな記録なのに日本のメディアやファンはあまり気にとめない感じの報道と感心にがっかりしてしまう。

アトランタ五輪で世界最高のブラジル相手に初めて勝利した「マイアミの奇跡」。
その立役者は中田でも前園でも川口でもなく今日の主役・伊東輝悦だった。

彼がこの日奪った唯一の得点をたたき出したからではなく守備的に戦う戦術の為かディフェンス最終ラインが下がり気味のなか前線とのバランスを上手く考えたボランチとしての働きに”日本のマケレレ”を見た気がしたからだ。

その献身的な守備と攻撃参加を度々試みる運動量にも驚かされ当時としてはレベル的にずば抜けた選手だった。

あれから13年。

確かにスピードの衰えは顕著に目立つがセンターバックの前で危険なスペースを消すカバーリングの上手さには更に磨きがかかり地元・エスパルスの生え抜き選手として今だレギュラーを張っている。

その間15年。エスパルスのボランチ一筋15年。このたび、J1で450試合出場の大記録を達成したのだ。
勿論史上初の大記録で現役でいる以上まだまだ記録は伸びていくだろう。

試合に出るということはチーム内のライバルに勝ってポジションを確保し続けなければいけない。J1という日本では最高レベルリーグのチームから必要とされなくてはならない。チームもJ2に降格しても記録更新にならない。怪我や警告(累積)による出場停止なんかとも戦わなければならない。

ディフェンシブなポジションであるにも関わらず警告数が極端に少ないフェアプレーも彼の大きな特徴である。
これについては「ファウルで(相手を)止めるのは簡単だがそれでは成長がない」と本人が常々口にしているようだ。

日本人のなかでもさほど体格的に恵まれない事を自分自身が一番よく知った上で『力ではなく相手の先を読みボールを奪う』という技術の習得に余念がないのだろう。




そんな職人かたぎの伊東も晴れやかな舞台といえばあのアトランタ五輪から遠く見放されている。

勿論、フル代表に何度も選ばれゲームキャプテンを任されるなどどんな監督下でも献身的なプレースタイルが受け入れられ召集されていた。
ワールドカップには本当に縁がなく日韓開催の2002年にも大きなチャンスだったが怪我で棒に振ってしまった。
だから知名度が低いのか記録に対する扱いが悪いのかは定かではないがこんな記録をもっと大きく取り上げ祝福する国でなければサッカー強豪国にはなれないのではないだろうか?

そんな愚痴は置いといて伊東輝悦のJ1・450試合出場は凄い記録だと思うし少なくとも僕は大きな賛辞を心から贈りたい。

これからも現役にこだわり職人気質のプレーをみせてもらいたい。改めて、そしてひつこい様だが本当に凄い記録だと僕は思っている

中田翔?  伸び悩む大砲の扱い方

  • 2009/06/26(金) 01:59:24

過去関連ブログ  中田翔 

「もう少し早くても良かったかなとは思うけどいい時期に上げてくれたと思う。これでダメだったとしても本人にとっては何がアカンかったかがわかるだろう。それだけで十分成果があると思う」

これは日本ハムの中田翔が鳴り物入りでプロに入り初めて1軍昇格が伝えられたその日に2軍の担当コーチが発した言葉だった。

初昇格に沸くファンや関係者の期待とは裏腹に結構冷徹に受け止めているのだなと思ったものだったがさほど気にもしていないコメントだった。

中田が一か月後に何の見せ場も作ることなく再降格する事になるとは思ってもみなかったからかもしれない。

今季2軍(イースタンリーグ)でホームランを量産しホームラン数、打点でトップになるなど成長の一旦を見せいよいよ才能の開花かと期待されていた。
チーム事情のにより中々チャンスを貰えずにくすぶっていた。
怪我人の穴埋めとして満を持して初昇格となったもののあまり期待されていない感じがしていたが、それでも人気の事を思えば試合で使わざるをえなくなるのかなとも期待していた。

しかし「使うところがない」という監督の意向により一軍在籍1ヶ月の間でスタメンはわずか1試合のみ。
あとは代打での登場だけでは19歳、高卒ルーキーから2年目の若手にとってはなにも収穫が得られない状況すぎはしないだろうか?

実力が一軍レベルでないのなら客寄せパンダの様な扱いで上に上げる必要はなかったのではないか。
列記とした戦力とみなしたからこその昇格だったのではないだろうか?

優勝を争うチームの監督という責任を取る立場にいる人間にしか分からない理由というものもあるから梨田監督を責めるつもりは毛頭ない。
しかし、昇格のその日に2軍のコーチは冒頭の言葉を残しているのだから中田にもっと苦労をさせ1軍のスピードや雰囲気に慣れさせ勉強させてもよかったのではないかと思う。

そこで何かを感じ取った上で自分の力不足を肌で感じてから二軍に落としてもよかったのではないだろうか?。

今回の起用法を見る限り伸び悩むプロ入り2年目の若き未来の大砲候補生の中田が何かを掴んでそして納得して2軍に落ちたという印象は全くない。

短い期間とはいえ一軍に昇格した価値は見いだせないまま又2軍での生活が始まるのは気の毒な気がする。

チーム事情や中田の素性など僕たちには分からないことかもしれないが日本のプロ野球界を将来背負っていくかもしれない大物の扱いにはもう少し気を使ってもいいのではと思った。

これを機に中田には更なる頑張りと活躍を期待したい。

クルム伊達公子? 13年ぶりのウィンブルドン

  • 2009/06/25(木) 00:54:52

クルム伊達公子。

過去関連ブログ・・・・クルム伊達公子

最後は完全に若さに屈した。13年ぶりにウィンブルドンの緑の芝にライジングショットが帰ってきた。
現役復帰し注目を浴び続ける38歳は主催者推薦でコートに立ち第9シードと格上で、しかも自分より20歳も年下の18歳を相手にその片りんを見せ大きな見せ場を残して周囲を驚かせた。

あの女王グラフと中断を挟み2日間にわたる熱戦を繰り広げた思い出の地での復帰に地元ファンも大きな歓声で伊達を受け入れた。

正確無比なショットは健在でも当時からすれば明らかにスピードは鈍り切れ味も影をひそめていた。
しかし、緊張がとれない18歳に対し伊達は百戦錬磨のベテランらしくコースを読み切り粘り相手のミスを誘発した。

相手のウォズニアッキもなれないライジングボールの回転数や変化、スピードの緩急に対応を鈍らせ本来の出来ではなかった。
第一セットは予想に反してなんと伊達がとったのだ。

ひょっとしたらひょっとするかもと思った第2セットから急にボールへの集散が遅くなりフィジカルに問題があることを露呈してしまう。逆に相手のウォズニアッキは冷静さを取り戻し伊達を左右、前後と動かし揺さぶり続けた。全く対応できない伊達に更なる悲劇が・・・。持病の足の故障を再発させたのかけいれんを起こし結局最終セットも奪われ逆転負けを喫してしまった。

人は惜しかったとかもう少しだったとかいうが本当にそうだろうか?

確かに38歳の現役復帰には頭が下がる思いがする。尊敬してやまないが第2セットで足がけいれんするほどのフィジカルコンディションで出場する意義が
あったのかと疑問を持ってしまう。

ウィンブルドンとは4大メジャー大会、グランドスラムの中でも最も最高峰の大会と僕は思っている。

その場に立つことは世界中のテニスプレイヤーの憧れであり目標である最高のステージだと思う。そこに主催者推薦を受けた。とはいえこういった結果での敗退はやはり残念である。ならば新進気鋭の若きホープを一人推薦枠で出場させてもよかったのではないだろうか?

過去の健闘に敬意を表しての出場要請だったのだろうが年齢も過去の実績も関係なく今の世界一を決める大会であってほしいと思っている僕にはやはり不可解である。

伊達の凄さも日本テニスを牽引してきた過去も僕の中では今でも焼き付いているし伊達が通っていた園田女子大の練習コートに噂を聞きつけ見に行き衝撃を受けた事も忘れたわけでないがそれだけにあの負け方は見たくなかったのが本音である。

確かにこの日の伊達はゲーム開始から素晴らしい集中力とテクニックの全てを駆使したベテランらしい味のあるテニスを展開し観客を沸かしてくれた。しかしその反面そのプレーがどうも物さみしく感じた往年のファンがいたであろう事も忘れてほしくはない。



中村俊輔移籍問題  横浜マリノスに何を思う

  • 2009/06/24(水) 05:19:16

日本代表で今や我が国のサッカー界を一人で引っ張っている存在といっても過言でない中村俊輔が有力視された古巣の横浜マリノス復帰でなくスペインのエスパニョールへの移籍が決まった。

中村の代理人が横浜マリノス側との最終交渉に臨みその場で正式にオファーを断ったという。
かねてから中村はスペインリーグにあこがれていたとされている。しかし欧州で過去7年間も実動し来る現役最後になるであろうワールドカップの為そして家族のために一度は日本でのプレーを選択し決めたはずの中村にいったい何があったのだろうか?

「1年後に迫るW杯南アフリカ大会での4強入りを目指し中村が新たな挑戦に踏み出した」

と記事は躍るが本当にそうなのだろうか?

中村は故障がちの自身のフィジカル維持の為と長男の学齢期が近づいていることも踏まえ、生まれ故郷でもある日本それも恩義を感じてやまない古巣横浜マリノスでのプレーを熱望した。

ネックとなっていた移籍金もセルティックで契約満了までプレーした為に「0」円になった。更に年俸もヨーロッパ時代の半額以下を渋々だろうが受諾し横浜復帰に強いこだわりを見せていた。

順調と思われた交渉が合意直前で暗礁に乗り上げた。

横浜側が契約前から中村関連グッズの製作に着手し許可なく販売を開始しようとしたり、ヨーロッパでフルシーズン戦いさらには故障を抱えながら代表戦を戦うなど日本サッカーの為に貢献した男に怪我の状態も確認せずに今月21日の浦和戦への出場を前提に営業活動を推し進めるなどしたことに中村側が強く不信感を抱いたとされている。

中村にしたら当然の思いであろう。
ヨーロッパでは考えられない選手へ配慮を欠いた数々の無礼に怒り心頭でも誰も中村を批判しない。

むしろ横浜Mや日本サッカー界に警笛を鳴らす事案であろう。選手へのリスペクトやファンへの感謝を忘れた球団に魅力は全く感じない。

レベルが格段に上がるスペインでの挑戦にフィジカルの維持、管理に大きな不安を残す関係者も多いだろう。夢や希望だけでサッカーができる年でもなくなった中村にスペインは本当に最良の選択だったかどうかは誰も分からない。

横浜Mとの契約が頓挫したとはいえスペインへ挑戦を決めた中村には今まで以上に世界中から注目されるはずだ。
C・ロナウドやカカを補強した新銀河系軍団のR・マドリードや今季のヨーロッパを制したバルセロナ、セビージャにバレンシア、アトレチコ・マドリードなど世界最高峰の倶楽部がひしめき合うハイレベルなスペインという地で輝きを放ち続ける事が本当にできるのだろうか?
もし失敗したらワールドカップはおろかサッカー人生が終わってしまうかもしれない。

そんな選択をさせた横浜マリノスは今何を思うのだろうか?

中村移籍で見込んでいた観客動員やグッズの売り上げに頭を抱えているようならばこの国のサッカーのレベルはここまでということだろう。
厳しい事を言うようだが選手をリスペクトしファンを大事にするクラブにしか名選手は生まれないしクラブのレベルもきっと上がらないはずだ。

今は中村のスペインでの活躍を心から祈るばかりだ横浜マリノスをはじめ日本のサッカー界いやスポーツクラブ全体の問題として今回の中村の移籍問題を考えてもらいたい。

最後になったが中村選手の成功を本当に心から祈っている。頑張ってもらいたい。

南アフリカW杯開催の不安

  • 2009/06/23(火) 01:38:27

2010年W杯への日本の出場が決まりにわかに盛り上がりを見せている中、今まさにW杯の前哨戦でありプレワールドカップとも言われるコンフェデレーションカップが南アフリカ共和国各地で行われている。

世界最悪の治安の悪さと酷評される南アフリカでの開催を危惧する声も少なくはない。
成人男性の4人に一人は過去にレイプをした経験を持ち毎日国内あちらこちらで発砲事件が起き強盗や殺人が日常的に行われてしまっている国で世界最大級のスポーツイベントは滞りなく開催されるか僕も気が気でならない。

『大会組織運営委員長はアフリカ人の謙虚な姿勢が来年の本大会成功の妨げになりかねないとの見解を示しつつ本大会の運営に自信を覗かせた。』

との記事を目にしたがどこからくる自信なのかは全く理解できない。

本大会開催を1年後に控え、ヨーロッパや世界各地で南アフリカでの開催を疑問視する声が上がっていることに不快感をあらわにしたそうだが本当にそれでいいのだろうか?
健全なスポーツの大イベントを楽しみに来国する世界中の客人に対し窃盗や強盗、発砲は一切無いのだろうか?

アフリカ諸国やアジア、南米など発展途上国や治安が整備されていない国での大イベントは世界的底辺を広げるという意味では大きな大きな大義名分があるのは十二分にわかる。しかしその反面開催国や組織員会が中心となりその国のボランティアやホテルの従業員やタクシーの運転手に至るまですべての国民の意識が高くなければその大会の開催意義も薄れ成功とは言えないのではないだろうか?

W杯開催が南アフリカへの投資や同国での新ビジネスにつながるとの考えが一部の富裕層にあるだろうし利権もあるだろう。そんな一部の人の富が更なる貧富の差を生み新たな犯罪を生むような気がしてならない。

開催スタジアムやホテル、道路の建設が間に合うのかも不安だが南アフリカ国内全土での犯罪率が世界レベルで極めて高いことが最大の不安要素とされているが出場チームやそのサポーターを保護し国外からのフーリガンの流入も防ぐ事ができるという自信に満ちた組織委員長に心から大丈夫か?と問いたい。

アフリカサッカーには高い可能性を感じている。
ナイジェリアなどはいつ世界のトップに立ってもおかしくない程のスキルを十分に持ち合わせているしコートジボワールのドログバやカメルーンのエト―など世界最高峰のヨーロッパの主要クラブのエースは軒並みアフリカ人という現実もある。

だからこそより高いパフォーマンスを発揮できるであろうアフリカ大陸での開催を否定するつもりはないが世界中のファンがなんの気兼ねなくサッカーが楽しめるのかと聞かれればやはり疑問視せざるを得ないようだ。

萩原智子 復活したハギトモ

  • 2009/06/22(月) 03:46:22

彼女の元来の実力や世界に認められた才能を披露するのにそこは決して大舞台ではなく小さく観客席もままならないプールだった。
身長180cm弱の恵まれた体、無駄の無い筋肉質でいて、バランスのとれた申し分の無い体に屈託のない笑顔・・・。

「ハギトモ」こと萩原智子がプールに戻ってきた。

にわかに活気つく会場に姿を見せ時折笑顔を見せながら久しぶりの試合を楽しんでいるかの様だった。

「楽しかったし面白かったです」
試合後の会見での第一声。

かつて”世界最高のポテンシャル”と騒がれながら大舞台で惨敗をし続け精神的にも追い詰められた感じすら漂わせていたかつてのハギトモの姿はなかった。

日本実業団大会のしかも山梨県予選会。

世界を目指す日本のトップスイマーは誰一人として出場していない小さな無名の大会だったはずだ。
一人の天才スイマーが奇跡の復活を表明するまでは・・・

小学生から大人までが参加する市民大会では考えられない取材陣の数が25m市民プールサイドにずらりとならんだ
世界大会並のそうそうたる記者やカメラマンが並んだ。

シドニー五輪で金メダル確実といわれながら結果を残せなかったなどここ一番に弱さを露呈し続けた精神力。復活を賭けたアテネの日本予選では極度のプレッシャーと緊張から過呼吸に陥るなど追い詰められた形で第一線を退いた。

そんなハギトモが5年ぶりにプールに帰ってきた。
日本競泳史上最高の才能と呼ばれた天才が笑顔で戻ってきたのだ

オリンピックや世界選手権など大きな大会が近づくにつれ本来の明るさは消え持ち前の天才的な泳ぎは影を潜めタイムも着実に落ちていった。人に見られたくないかのような雰囲気を醸し出すようにもなり記者会見はおろかコーチ、友達との会話もしなくなっていくなどあきらかな変調をきたしていたハギトモはもういなかった。

引退後の水泳教室のコーチなどで純粋に子供達が楽しそうに泳ぐ姿を見て刺激されたと言うがそれでも世界のトップクラスを張っていたスターが5年のブランクを経て現役復帰するなど世界をみてもあまり例が無い事だろう。

「やはりハギトモは水泳が好きだったんだな」と一ファンとして嬉しくも思う反面こんな笑顔であのオリンピックのスタート台に立ってくれていれば金メダルも夢でなかったのに・・・と複雑な思いがする。

スポーツには相手に勝つことよりも自分に勝つことの方がよっぽど難しいと言われるがあの時自分に負けたハギトモはもういないのだろう。

世界中が注目し続けるオリンピックのセンタープールよりも小さな市民プールの方がハギトモには似合っているのかもしれない。
あんな楽しそうに泳ぎ笑顔でチームスタッフとハイタッチを交わす彼女を見たのは初めてだったのだから。



ロサンゼルス・レイカーズ  『ディフェンス』

  • 2009/06/16(火) 01:11:05

NBAのファイナルが終わった。




2002年までのオニールを中心とした圧倒的な攻撃力爆発の強さとは一味違うバスケットを展開したロサンゼルス・レイカーズが頂点に立った。
ベテランの域に達しながらの着実に得点を伸ばす生え抜きのスター選手コービー・ブライアントは昨年と同じ”涙”にくれた。

しかしその涙の意味は全く違うものだったろう。
 



ファイナルのMVPに輝いたブライアントの目は明らかに潤んでいた。
「今季、多くの犠牲を払い兄弟のようなチームメートたちと勝利を味わえて夢のようだ」とチームメートを称えた。
名将フィル・ジャクソンの元、昨年味わった雪辱を果たすべくチーム一丸となって取り組んだのが『ディフェンス』だった。昨年のファイナルでセルティックスのチームディフェンスの前にあえなく敗退。2002年までの3連覇以来毎年の様に優勝候補に挙げられながらあと一歩のところで涙をのみ続けた。

ブライアントも大喜びするセルティックスを目の前に涙にくれた。

昨年の敗退の原因は明らかであった。

策士フィル・ジャクソンも脱帽のセルティックスディフェンスの前に手も足も出なった。そして今季のテーマに挙げたのが自慢の攻撃力の更なる強化でなくディフェンスの意識の徹底だった。

「去年は仕事が果たせなかったが今年はなんとしても勝ちたい」

ブライアントを筆頭に選手たちはチーム一丸となって新たな意識の徹底を胸に今季に挑んだ。「個人の力だけでなくよりグループとして戦えるようになった」とガソールが語るなどその意識改革は一年で実を結んだ

個人プレーを排除し攻撃よりも守備に意識を置きチームプレーの徹底とセ心的タフさやしぶとさが今年の勝因だろう。

それは昨年セルティックスの前で味わった屈辱そのままに裏返しした結果だった。

勝負所の重要な場面でコービーらベテランを軸に底力を発揮ししつこいくらいに守り、相手の反撃を最小限に封じた。
過去数年の悔しさをバネに経験を生かして返り咲いたNBA王座。ブライアントの一年間通じての働きと強烈なまでのキャプテンシーに酔いしれた夜だった。



レアル・マドリード  ”銀河系軍団”再構築へ

  • 2009/06/13(土) 01:16:56

レアル・マドリード

新たなる”銀河系軍団”がスペインで復活を遂げようとしている。

今季、圧倒的な強さでスペインのいや世界の頂点に君臨した宿敵バルセロナに立ち向かう為に、史上2番目の高額移籍金をはたきブラジルの若き10番でありACミランの顔として活躍してきたカカを引き抜いたかと思えば、今度は史上最高の移籍金129億円をおしげもなく使いマンチェスターUの顔、C・ロナウドを引き抜いた。

さらに経営破たんが噂される同じくスペインの名門バレンシアからビジャの獲得間近と報じられるなどその勢いは留まることはない。

2000年前後にフランスのジダンにマケレレ・ポルトガルのフィーゴ、ブラジルのロナウドにロベルト・カルロス、イングランドのベッカムを擁し世界最高峰のクラブに君臨し銀河系と呼ばれたレアル・マドリードがこの夏、活発な補強を見せている。

100年に一度の大不況と騒がれているがこのクラブには関係ないようだ。
さらにフランス代表の顔にまで成長したバイエルンのリベリーやビジャと同じくバレンシアに所属しているシルバの獲得を狙うなど留まるどころか更なる補強に余念が無い。

金銭的回収やクラブの経営など微塵も考えていないかの如く獲得する姿勢にいささか疑問が残る。大金をはたいて選手を獲得し続ける姿勢に世界中から批判は多いようだ。
しかし、流石にここまでビッグネームが揃うとそのチームを見てみたいとは思う。
まるでテレビゲームの様に選手を集め動かせるのだからファンやチーム関係者はきっと楽しいだろう。そのビッグネームな選手がひとつのチームとして機能したと思うだけで鳥肌がたつような凄いチームになるのだろう。

移籍した選手個人も大金を積まれてチームを移籍するとなると大きなプレッシャーも感じるだろうし、モチベーションも上がるだろう。
いい方に動けば今以上のパフォーマンスが見れるかもしれないという期待も持てる。
その一方で元の所属クラブがスター選手をいとも簡単に手放すほどの評価額以上の金額を積まれての移籍は少しでも活躍できなかったら大きな批判の嵐の洗礼を浴びるのは必至である。
そこから選手がやる気を失いもちまえのパフォーマンスを発揮することなくシーズンを終え移籍していく光景は珍しくない。

更に個々が素晴らしいプレーをしてもチームとして機能しない事もしばしばあるし、監督の起用方針に対立を表面化させチーム内紛という例も珍しくない。

どちらにしてもレアル・マドリードの選手獲得には批判が尽きないが僕としては一度は世界選抜クラスのドリームチームを見てみたいと思う。

それがバルセロナ対レアル・マドリードで来季見れそうだ。一サッカーファンとして非常に楽しみである。

千代大海

  • 2009/06/12(金) 15:29:37

大分のやんちゃ坊主は日本相撲界の風雲児としてその名を轟かせた時代もあった。中学生で高校生相手に大立ち回り、街の暴力団事務所に一人で殴りこみに行った事もあった。
しかし、弱いものイジメだけは一切しなかった。心優しき悪童は全国でその名を挙げるためだけの相撲界に飛び込んできた。
金髪のそりこみを入れたヤンキー力士の入門に角界は色めき立った。中学生時代柔道の全国大会で3位。同年に出場した空手の全国大会でも3位とまれにみる格闘センス抜群のその体は瞬く間に相撲界でも頭角をあらわし度重なる怪我を克服して一気に大関にまでなり頂点まであと一歩の所まで駆け上がった。

そんな男の名は千代大海。





優勝パレードで先導するパトカーを見て「数年前まではパトカーに無理やり乗せられてばかりいた俺を今パトカーが先導してくれている」と発言し笑いを誘った事もあった。
千代大海の最も良い相撲とされるのは、小刻みな突っ張りと同時に足も出て直進し、相手を突き出す(もしくは押し出す)「電車道」と称される勝負の決め方である。しかしここ一番我慢比べに負け続け、先にいなしたり、はたいたり引いたりする癖がつきその才能は完全に開ききることはなかった。




今年で33歳を迎えたこともあって既にピークはとっくに過ぎているとされ今の千代大海を横綱候補に挙げる者は皆無である。

それでも大関昇進以来一度も関脇に陥落すること無く戦後の大相撲界で唯一10年以上にわたり大関の地位を維持している事は凄い事ある。

史上最高の「名大関」と呼んでもいいのではないかとさえ思う。

肉離れや骨折、鼻骨を折った事もあったし近年は糖尿病になやまされているらしいがそれでもここ一番に踏みとどまりなんとか「大関」の地位を確保し続けてきた。
今場所こそは駄目だろうと言われた自身13回目の「カド番」も終盤の3連勝で見事に脱出を決めた。
流石に「関脇に陥落しても頑張る」という陥落を意識した弱気な面も見せたがそれでもなんとか踏みとどまった。

場所後に八百長を指摘するマスコミをけん制するかのような「無気力相撲」を取ったと注意を受けるなど疑念は晴れないが、これだけ「大関」の地位に拘りしっかり守り続ける男をもう少しクローズアップしてもいいのではないかと思がいかがだろうか?



東野峻

  • 2009/06/10(水) 15:29:29

独走を続ける巨人。強力打線もさることながら先発、中継ぎ、抑えとしっかりした投手陣も勝因であろう。グライシンガーやゴンザレスに高橋や内海というった錚々たる先発陣の中開幕からしっかりローテーションを守っている22歳の若きエースに注目している。

東野峻。

茨城県の進学校出身の全国でも全く無名なピッチャーを巨人のスカウトは見逃さなかった。
強靭な足腰と背筋力で豪快に投げおろす本格派右腕は一見すると故障をしそうな程の豪快なフォームで思いっきりストレートを投げ込む。

高校3年間で投げた変化球はなんとたった10球という程ストレート勝負にこだわりを持つ強きなピッチャーだったそうだ。
ストライク、ボールの判定に対し審判に食ってかかり相手選手をやじり倒し度々問題を起こしたそうだが誰より野球を愛しチームを愛した高校野球生活だったそうだ。

そんな東野が巨人からまさかのドラフト指名(7位)を受けプロの門を叩いた。

入団時の体力測定で清原や同じ巨人に入団したゴジラ松井や超高校級ピッチャー松坂の入団時を軽くしのぐ背筋力(320kg)にトレーニングコーチは計測器の故障かと思い別の計測器で測りなおさせた程だったそうだ。

ちなみに全盛期の清原ですら背筋力は300kgほどで阪神の金本と同じくらいの数字を高校生が計時したのだからその数字の凄さがわかっていただけただろう。
しかし、プロの道はそんなに甘くなく2軍でも打たれ続ける日々が続く。変化球の必要性を感じながらもストレートへのこだわりをぬぐえずランニングやフォーム改良に力を注いだ。その結果肩の故障を患い満足な結果を残せないまま3年がたとうとしていた。

肩の故障も癒えランニングに成果により下半身の更なる強化に成功しフォームも改良され大きく割れるカーブと高速スライダーを身につけ瞬く間に巨人のローテーションを任される程のピッチャーに成長した。
特にスライダーはストレートと同じフォームで繰り出されストレートと同じ軌道でバッターの手元で鋭く曲がるのでやっかいな球として十分に通用する球になった。

ハワイのウィンターリーグに参加した際にメジャーのスカウトが一番の評価をつけたのが東野だったそうだ。

入団当時「93」だった背番号は「17」になりすっかりエースの風格さえ感じさせる22歳のピッチャーはマウンド度胸も満点でさらなる飛躍が期待できるピッチャーである。常勝軍団になりつつあるチームに22歳の若きエース。ますます巨人が手ごわいチームになることは間違いないようだ。

東野峻。

一度注目していただきたい。



ウォッカ  史上最強最高牝馬

  • 2009/06/08(月) 00:15:41

「ヒヤヒヤしました。牝馬は1頭だけだったのでオジサンだらけの満員電車の中で出たくても出れないみたいな感じ」と会見で笑わせた武豊。本人が一番驚いたかもしれない豪快な差し脚に僕は久々に酔いしれた。

関連過去ブログ・・・・ウォッカ 64年ぶりのダービー馬 有馬に挑む・3歳牝馬




牝馬でダービーを勝った時にも紹介した名牝馬が新たな伝説を作った瞬間に立ち会えた事を誇りに思う。
第59回GI安田記念が7日東京競馬場1600メートル芝で開催され武豊騎乗のウオッカが見事に差し切った。

牝馬では史上最多のGI6勝。獲得賞金も史上初の“10億円獲得牝馬”になり名実共に史上最強で最高の牝馬になった。





スタートは絶好の感じで飛び出し唯一の課題とされた折り合いに苦労する事なくマイペースで好位をキープし直線に向いた時に武豊の前に完全に進路が無かった。
一方ライバル視されていた昨年のダービー馬で2番人気のディープスカイはラスト100メートルで先頭に立ち行き場を失い失速するウォッカを尻目に完全に逃げ切ったと誰もが思っただろう。

ディープスカイの脚色が落ちたわけでもないので集団に飲み込まれた格好の女王を完全に封じ込めた完勝と誰もが思ったに違いない。その矢先、一瞬武豊の前が開いた気がした。
それでもほんの僅かな隙間しかなく数頭がひしめき合う混戦の馬群の中で頭を振り斜めに走行したりスピードを緩めたりと武豊の天性の手綱さばきに見事なまでに反応を示し一気に先頭に立ちいとも簡単に差し切っってみせた。

「もう勝てないかと思いましたね」

角居調教師ですら観念した最後の直線の攻防でウォッカは信じられないほどの脚を見せてくれた。鳥肌が立つ想いさえした。

これほどの窮地に追い込まれながらなお冷静に抜け道を探し出した武豊も流石だがやはり今日のレースはウォッカのポテンシャルに敬意を表すべきであろう。
7馬身差で圧勝した前走のGIヴィクトリアマイルに続いてこの安田記念の勝ち方を見て本当の史上最強牝馬、いや史上最強馬といえるだろう。

衰え知らずや益々力をつけてきた感のあるウォッカも今年で引退がささやかれている。勿論、子供も見たいがもう少し日本の最強馬でいてもらいたいし世界でもう一度戦ってもらいたいと思うのは僕だけではないだろう。

?連単の馬券を取った事を忘れさせる程の快勝に心が躍ったウォッカにあらためて感謝したいと思う。



レオナルド  ACミランの新監督

  • 2009/06/07(日) 01:35:02

「全てに感動を」と右腕に日本語でタトゥーをいれたブラジル人サッカー選手がイタリアの名門ACミランの次期監督に内定したようだ。




本名をレオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ。通称「レオ様」事レオナルドその人である。

華麗なテクニックとパスセンスで鹿島のジーコに見出され日本に来た当時は現役ブラジル代表。ワールドカップもアメリカ大会で優勝を経験するなど世界で通用するテク二シャンだった。

鹿島からACミランに移籍してもその輝きは増すばかりでプレーだけでなく人間性からも人望の厚いいい選手だったと記憶している。

39歳の若さでイタリア最高峰のクラブ、世界の名門ACミランを指揮することになるようだが引退後もチームの顧問としてブラジル人選手、カカやロナウジーニョの獲得などに尽力しクラブでの貢献度、信頼度も増していたようだ。
イタリアの首相も務めるクラブ会長のベルルスコーニ直々のオファーだそうだが本当に大丈夫なのだろうか?

ACミランでは初のブラジル人監督でしかも監督経験のない新人監督に名門復活の命運が託された形だが国内セリエAで4連覇中の宿敵インテルは名将モウリーニョが率い、ユベントスもラニエリ監督を解任し新監督を迎えこちらも復活に意気込む。

ヨーロッパを見てもイングランド勢に完全に市場を奪われスペインのバルセロナやマドリードもヨーロッパチャンピオンへの復権を虎視眈々と狙う中、ACミランの完全復活の日は簡単には来ないだろう。
ベルルスコーニ会長は美しいパスワークを展開する攻撃的なチームを常々望み「理想は強く美しいチーム」と公言している。元オランダ代表監督のファンバステン氏の監督就任も噂されるなどここ数か月は後任選びに奔走した結果のレオナルドの監督就任はうれしい話ではあるが本当に大丈夫なのか?という疑念は拭いきれない。

現役時代から今なお根強い人気を誇る新人青年監督が率いることでチームのイメージも若々しく一新する狙いもあるというがべッカムの完全移籍問題やカカの移籍話など数多くの問題も抱えている名門チームだけにその手腕は高く問われるだろう。

「全てに感動を」という日本語タトゥー通りのチームを作り上げられるのか心配ではあるが楽しみでもある。

どんなサッカーを展開してくれるのか未知数な部分が多いが来季、注目していきたい。



渡辺真弓  第3の女の逆襲

  • 2009/06/06(土) 15:46:27

先日日本記録を更新した女子陸上界の新しいヒロイン福島千里選手についてはこのコーナーで取り上げさせていただきました。

関連過去ブログ 福島千里 

その福島を3年後のロンドンオリンピックでは代表の座を脅かす存在になりそうな選手が出てきた。

5月9日に福島第が第2走を務め見事日本記録を出した女子100x4リレーの第3走者。福島から直接バトンを受け取った走者が渡辺真弓だ。
今日はこの選手を取り上げてみたい




福島を中心に女子短距離陣の好調さが目立った春のトラックシーズン。25歳の遅咲きのスプリンターが大きく開花しそうな花のつぼみを感じさせる活躍をした。

現在は百、二百メートルの日本記録保持者である現女王福島千里に100分の1秒差で惜敗が続く高橋萌木子の20歳コンビに続く「ナンバー3」的な存在だが飛躍の可能性は十分に感じさせる25歳だ。

女子陸上界の名門福島大学在籍時代はキャプテンも務めるなど早くからその才能の片りんは感じさせていたが大きな成績を残せないままここ数年を過ごしてきた渡辺だが今季フォームを大幅に変えたという。25歳にしての挑戦はあきらかにくすぶり続ける自分への戒めと20歳の2人の台頭に刺激されたに違いない。ではいかなる新フォームに変えたのか尋ねてみたら答えは意外とシンプルというか極々当たり前のことだった
「しっかり前に足を出す大きな走り。前を大きくです」

陸上のフォーム等に詳しくない方でもそんなの当たり前でないの?とついつい聞いてしまうようなことだがこれが意外と難しいことなのだ。「地面をキックするスプリング動作に加え、足を振り下ろすスイング動作もしっかりイメージできるようになった」と監督も成長を認めているようだがそこまでいくとアスリート特有の感覚的な世界になるのだろう。

女子短距離界をリードし続けるアメリカ合宿や合同練習にも積極的に参加し、自分より速い選手の中でもまれるという環境で精神的なタフさも身につけたようだ現に追い風参考記録ながら日本記録を更新するタイムを連発しているのだからその成長たるもの凄い。

「日本記録が速いとは感じない。遠い数字ではない」と断言できるようになったのも成長の証しであろう。

高校、大学と名門を渡り歩いた割には目立った活躍は出来なかったがその素質の高さは昔から言われていた。
今こそ開花するときではないだろうか?
目下の最大の課題である「スタートから4歩目までの動き」を改善すれば持ち味の後半の加速がさらに生き更なる記録更新が現実味を帯びてくる
それでも渡辺は「トップ2人の存在が私の世界を広げてくれるんです」と謙虚な姿勢は崩さずともその目はしっかり2人をとらえているようだった。



マラト・サフィン  「愛すべき悪童」

  • 2009/06/02(火) 16:02:02

「愛すべき悪童」あるテニスプレイヤーの愛称だ。時に凄みを感じるまでの研ぎ澄まされた集中力で世界ランク1位を圧倒したかと思えば格下選手相手に完全にゲームをコントロールされ見事に完敗を喫したりする。

彼の才能の一端に「我慢」というものがあれば世界最高、いやテニス史上最高プレイヤーになっていたかもしれない。
今季限りでの引退を表明している「ロシアの悪魔・マラト・サフィン」がローランギャロスのクレーコートに立った。





彼のプレーに心を奪われてもう10年になる。2000年には世界ランク1位にもなり全米オープンを制した。その時のテニスは見ていて楽しかったし本当に憧れた。時に大きな声で審判に詰め寄りファンに向かっても奇声を浴びせ何事もなかったかのようにスーパーショットを放ち笑って見せた。

テニス界の悪童はいつしか世界中のファンをとりこにしたものだ。その後フェデラーら若手の台頭で思うような成績をあげれなかったが2005年の全豪オープンで見事復活優勝を遂げる。

ロジャー・フェデラーと戦った準決勝は全豪テニス史上最高ゲームとして今尚語り継がれている。
正確無比なストロークの応酬にパワー溢れる攻撃の数々、巧みなテクニックで相手を翻弄したかとおもえば強烈なバックハンドを一閃。見事なまでのコースに決まるリターン。見ていて興奮し抑えられない気持にまでさせてくれたのを今でも覚えている。

不甲斐無い自分のプレーにかんしゃくを起こすとすぐにラケットをたたきつけ何本も折った。
そのたび批判を浴びブーイングの嵐を受けてもイライラはおさまらずベンチやコートサイドの壁に穴をあけたり壊したりを繰り返した。サフィンの折ったラケットが各テニス会場の展示物になっているのは有名な話だ。
イギリスにあるテニスの博物館にも勿論飾っている。博物館訪問者もみんな「あれがウィンブルドンで壊れたサフィンのラケットだよ」と少しにやにやしながらそれを眺める光景が名物になっているらしい。




今では数少なくなった「喜怒哀楽」を素直に表す選手の代表だったサフィン。その人間性あふれるテニススタイルが今や主流の機械のように黙々とプレーする選手のなかでひと際異彩を放ちファンもそこに惹かれた。

「愛すべき悪童」冒頭に述べた彼の愛称。

彼の才能にほれたコーチが彼の元にやってきた彼の心をコントロールすれば世界最高の選手を育てた名コーチとして名を挙げれる事を知って彼に近づいてきた。多数のコーチが彼につきそして彼の元から去っていった。彼の才能の一端に「我慢」というものがあれば世界最高いやテニス史上最高プレイヤーになっていたかもしれないのは周知の事実だった。しかし彼はその「我慢」という才能を得ようとしなかった。それを得る事によって自分のテニスに魅力がなくなる事を誰よりも本人が知っていたからだろう。そんなサフィンにみんなひかれた。引退が決まった今でもそしてこれからも・・・・きっと。


金田久美子

  • 2009/06/01(月) 11:35:54

女子ゴルフ界が今、熱い。宮里藍や横峯さくらの世代を中心に海外で活躍する上田桃子や宮里美香。国内でも話題豊富な古閑美保や実力者不動由理など人気、実力共に男子より注目を浴びている。現に国内トーナメントは女子の方が多いし観客動員やテレビの視聴率も断然女子の方がリードしている。

そんな中異色の若き美人ゴルファーが注目を浴びている。
茶髪にピアス、へそ出しルックをはじめ派手な衣装で一際目を引く”ギャルファー”と呼ばれる金田久美子が今日のお話。




8歳で世界ジュニアゴルフ選手権の10歳以下の部で優勝した逸材だ。この記録は勿論史上最年少記録であるとともに8歳の優勝はあのタイガー・ウッズと同じきろくであるからその凄さはお解りいただけるだろう。

12歳9か月で女子のプロトーナメントに出場し見事予選を突破という大記録ものこしている。当時から自由奔放な言動で周囲を驚かせてきたがここ数年はすっかりアマチュア界のスターとしてマスコミにも度々登場し人気を博してきた。
そんな金田が絶対通過間違いなし。どんな記録で突破するかが注目とされたプロテストでまさかの落選。ここ一番に弱い所を露呈してしまった。しかしなんとか最終予選で今年のツアー参加権を得、本格的にツアーに参戦している。
220Y前後のドライバーの飛距離を巧みなアプローチとパットの技術でカバーしプロの世界でも十分やっていける素質は感じるのだがどうも最近はファッションなどの方が話題先行しゴルフ自体は今一成長を感じさせずに予選落ちを繰り返していた。

しかも、プロでは珍しくプレーが遅いという理由でペナルティーを科せられるなど、どうもプロのトップの世界で戦えるだけの実力に疑問符が付きまとっている。




しかし金田の才能や可能性は誰よりも感じるというゴルフ関係者も多い。

卓越した微妙なタッチやクラブさばきなど19歳とは思えない技術をたまに披露してくれるのだ。
ゴルフはメンタルなスポーツと呼ばれるが強いハートとゴルフに対する気持ちが高まれば一気に素質の開花も見込まれる存在であることはみんな知っている。

勿論、プロの選手なのだからファンあっても仕事。ゴルフに興味のない若き10代の世代にファッション面からアピールしてくれている貢献度もわかる。
しかしそれは実力や成績が伴っての話である事が大前提ではないだろうか?
注目される分結果にこだわりゴルフに集中してもらいたいと思う。



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