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河内貴哉 あんなにいい球投げるのに・・・

  • 2009/10/31(土) 12:16:01

プロ野球のドラフトが終わった。
注目された花巻東高校の菊池は西武に入団がすんなり決まりそうだ。これから始まるであろう長いプロ野球生活の第一歩を踏み出した格好だ。

今年も多くの「金の卵」がプロ野球の世界に入ってきた。そんな中、期待されつつも怪我や不運が重なり自身の意欲とは別に解雇される「過去のスター」も多数いることを忘れてはいけない。

河内貴哉。




広島の復権を託されその活躍が多いに期待された左腕だ。広島の誇る大エース・大野豊がつけていた背番号「24」を継承した高校生に脚光が当たったのは今、思えば入団時だけだったかもしれない。東京の国学院久我山高校時代、都大会で3試合連続完封するなど高校NO,1左腕として争奪戦が繰り広げられた。
中日、近鉄、広島と3球団が競合して行われたドラフトではその年、一番の話題だったかもしれない。甲子園に出場していないピッチャーの複数球団競合はあの江夏以来の出来事、さらに貧乏球団と言われた広島が高校生に当時、史上最高額となる契約金1億円を払ったと聞けばその期待度はわかってもらえるだろうか?

大きな腕の振りとしなやかさはプロに入ってじっくり体を作れば十分にエースとして働ける逸材だと僕も思っていた。
毎年の様に「期待の左腕」と言われながらなかなか結果が出せない原因として「ハート」の問題と言われていた。

右バッターの内角をえぐる様な150kg級のストレートがありながらコントロールミスが多く。痛打されると今度は恐怖心からか思い切って投げられなくなりファーボールを連発するなど完全に自滅するタイプのピッチャーに成り下がってしまった。
ストレートも気がつけば140kmそこそこまで球威が落ちもはや1軍のレベルでは通用しない程まで不調に陥ってしまった。

「練習ではあんなにいい球投げるのに・・・」とその素質はかなり評価されつつも克服されない「ハートの問題」にもはや『終わった投手』とレッテルを貼られその後は脚光を浴びることはなかった。
あんなに騒がれたピッチャーだったのに、あんなにいい球を投げるのに・・・そんな言葉がナイーブな彼を襲い更なる不安に駆られ、ますます不調に陥るという完全な「悪循環」にはまったガラスのエースに突きつけられた『解雇』という現実。

フォームをサイドスローに変えて中継ぎ投手に徹しようともしたし肩の手術も受けた。それでも一度自信を失った「過去のエース」を手厚く迎えてくれる程プロ野球の世界は甘くないのだ。

沢山の夢を見て「金の卵」として期待されプロ野球の世界に飛び込んできた選手諸君にはとにかく「思いっきり」やってもらいたい。
大成しないかもしれない、不運な怪我で満足なプレーが出来ないかもしれない、チャンスに恵まれず結果を出せない選手もいるかもしれない。

それでも貴男達は世の中の全野球選手の中から選ばれた精鋭であり、超エリートなのだからその事を誇りに思いつつも奢らず、しっかり努力してもらいたい。河内が決して奢っていたともさぼっていたとも思わないがあの素質ですら開花しない世界が「プロ野球」の世界だ。だからこそ「思いっきり」「悔いの無いように」頑張ってもらいたいものだ。



バンクーバー金メダル争い序章 フィギアスケート

  • 2009/10/21(水) 17:41:01

来年2月のバンクーバー五輪までいよいよ4カ月を切った。フィギュアスケートもいよいよオリンピックイヤーのグランプリ・シリーズがフランスで幕を開けた。

注目の開幕戦から日本は浅田真央と中野友加里の現段階では実力トップ2が出場し日本勢の特に浅田の最大のライバルである韓国の至宝キム・ヨナもエントリーしてなんといきなりの直接対決になった。







「目標はバンクーバーでの金メダル」と明確に語る浅田にとって最大のライバルとなるキム・ヨナは必ず越えなければならない大きな壁である。この数年、ショートプログラムもフリーもプログラムの内容を大きく変えず自分の得意とする表現力に更なる磨きをかけ、浅田に劣るとされてきたジャンプの正確性の克服に努めてきた成果を着実にあげ続け現段階では浅田の一枚上をいっている感じがある。

今大会も得意技に磨きを掛けジャンプの精度も格段に上がったキム・ヨナに死角なしと見られ浅田がどれだけの差で耐えれるかが焦点だった。
昨季最終戦の世界選手権でキム・ヨナが出した得点は女子史上初の200点超えとなる207.71という驚くべきものだった。この得点がオリンピックでの基準点とされているので優勝の行方よりも得点にも注目された大会となった。

史上初の3回転半+3回転を取り入れ3回転半を2度組み込むなど女子のレベルを突き抜けるほどハイレベルな構成のプログラムの浅田に対し高難度のジャンプがあるわけでもないが確実に加点の見込める計算されつくした構成のキム・ヨナ。
実はここに大きな差があるとされている。ジャンプをミスすれば全く映えない構成の浅田の音楽チョイスやプログラム構成にはここ数年、関係者から大きな疑問が付きまとっている。勿論、「ジャンプをミスしない」という絶対の自信からくる構成であるというのは解るが少なくともここ数年の浅田のジャンプは難易度を重んじる余り正確性に欠けているいるし、大きな進歩を遂げているようには全く見えない。
対してキム・ヨナの構成は表現力を十分に重んじた構成を着実にこなしている上、ここ数年、特に昨季で見られたジャンプの精度の高さは浅田並のポテンシャルに上がってきている。着氷の安定感、次の技への移行のスムーズさを加味すればキム・ヨナの方が確実に上に来ている感は否めない。

そして迎えた今大会。

その差は想像以上の大差となり浅田とキム・ヨナの上位関係をはっきりと印象つけるには十分な結果になってしまった。オリンピックイヤー初戦でみせたキム・ヨナのパフォーマンスは本番での採点は印象度もかかわるからキム・ヨナはかなり有利な立場に立った言えるだろう。
キム・ヨナもフリーでジャンプを飛ばないという致命的なミスなどあった。助走に入った直前でタイミングを失い無理を回避したのだ。その冷静かつ適切な判断力に驚くと共に精神状態の良さをアピールする結果にもなったのだが、その加点をなくしても自己ベスト得点、つまり自身が持つ世界最高点をあっさり更新してしまったのだ。今季初戦、今シーズン用に新しくした音楽とプログラム。それなのに自己ベスト。これはまさにキム・ヨナの一強時代をも印象つける圧勝になった。





「練習してきたことが出せませんでした」と肩を落とす浅田に対し「オリンピックに向け課題が見えた」と前を見据えたキム・ヨナ。コメントからも現段階での立場を物語っているようだった。更なる高みを目指し新プログラムの精度を高めてくるであろうキム・ヨナに対し浅田の生きる道はただひとつ『高難度のジャンプを極める』浅田が勝つにはそれしかないのがはっきりした。残り4ヶ月、浅田の奮起を期待すると共に改めてキム・ヨナの強さを知ったフランスでの大会だった。
 



「考える野球」 野村監督の最後の花道

  • 2009/10/18(日) 11:49:43

野村監督の全知全能を賭けた大一番であるはずの今年のプレイオフ。契約の問題でいささか不穏な空気が流れ空中分解の波乱さえも感じさせるがそこは超ベテラン監督。そんな状況さえもプラス要素に変えようと虎視眈々と狙っている感があるのがなんとも不気味だ。

野村監督の事、楽天の事ををコラムで書くのは何度目だろうか?
『名伯楽』
というタイトルで記事にしたのは昨年の2月の事だ。

「考える野球」
全てがこの一言に尽きる野村野球。相手の嫌がることや意味のある凡打など『無形の力』を集約することで弱者が強者に勝つことができるという。

例えば一塁にランナーで出る。そこでボーとする選手はいないだろうが「盗塁するぞ!」「隙あらば狙うぞ!」というジャスチャーをするだけでピッチャーはイライラするしバッテリーは必要以上に気を使い神経を消耗させる事によりきっと配球に影響しコントロールミスを誘発する事ができるというのだ。

さらにトップクラスのバッターが3割。つまり10回打席に立って3回ヒットを打てるが残りの7回は凡打を打っているという事に着目しその7回の凡打をいかにチームに貢献できる凡打を打つ事ができるかを高める必要があるというのだ。例えば先発ピッチャーに球数を投げさせる為、ファールでしっかり粘り単純に疲れさせたり、味方打者に相手投手の投球パターンや配球、タイミングを計らせるなどの効果を放った後にアウトになるとそのひとつのアウトも意味がが出てくるし、ランナーを置いた場面ではランナーを進める右方向へのゴロを打つなどでゴロの凡打が着実に相手を追い詰めるなどの集約こそが相手にとって大変なプレッシャーを与え続け結果、勝利に結びつくという事だ。

更には相手の弱点、長所を徹底的に分析しバッターであれば配球や狙い球を絞る事によって実力の無い打者や衰えを感じているベテラン選手が見事に立ち直り、ピッチャーであれば新しい球種を覚えたりやフォームを変え適材適所で復活するなど「再生工場」と呼ばれる選手再生にはどんな監督よりも長けていると思う。

某球団の様にお金など優遇されスター選手が集まってくるような強いチームと言われる球団の監督には向かないが低コストで選手が若く伸びシロが残っているような現状では弱いチームと言われている球団の監督にこんなに向いている人は見た事が無い。
歴代の幾多の監督の中でも1,2を争う名伯楽である事は間違いない。「ぼやき」もすっかり試合終了後の風物詩となった、そんなファンにも愛されている監督の解任にはやはり納得は出来ない面もあるがチームの考え方や契約、方針など表に出てきていない面や出せない面など色んな事があると思うので一概に否定はできないが仙台での最後の花道を見事に飾って更なる球界の歴史に名を残してもらいたい。



宮本慎也(ヤクルト) 本当のプロが残した10日間の足跡

  • 2009/10/10(土) 11:51:51

野村監督の下では万年、優勝戦線の常連だったはずのヤクルトが当時の主力がごっそり抜け監督も3代代わりBクラスに低迷するようになって久しい。

今のチームでその時代を知る選手はキャプテン宮本ぐらいしかいなくなってしまった。その宮本もすっかり峠を越えいつ引退してもおかしくないぐらいの年齢になっていた。
そんなヤクルトが開幕から好調を維持しAクラスはおろか優勝を狙える戦いを繰り広げてきた。ところが夏場過ぎて成績が急降下しはじめ気がつくと阪神、広島と三つ巴の3位争いを演じていた。

そういう状況に万年Bクラスだったチームのしかも若手が多いチームは委縮し本来の力を出せずにゴロゴロと坂道を転げ落ちていった。

常勝軍団ヤクルトを知る最後の侍宮本は「0−2とか1−3とか真っ直ぐ一本に絞って待ってもいい場面で注文どおりに真っ直ぐがきてもバットが出ない選手がいる。固くなっているんです。
こういう経験をもっとしないと、チームは強くならないですね」優勝争いの重圧に打ち勝ち、ここ一番で負けてはいけない試合を勝つ術を知るキャプテンは経験不足の若手にジレンマを感じていたに違いない。

その「勝ち方」をどういう風に若い選手に伝えていくか。それが宮本にとっての最後の務めでもあったのだ。




強烈なキャプテンシーでチームを鼓舞するリーダーは言葉だけでなくその姿勢で「勝ち方」を教えた出来事があった。4位に甘んじていた9月28日、チャンスで巡ってきた打席で宮本は内野ゴロを打ってしまう。誰もがアウトになり
意気消沈になると思った瞬間事件はファーストベースで起きた。

宮本は一塁へヘッドスライディングをしたのだ。
宮本は演技でもなくチームを鼓舞するパフォーマンスでもなく「勝ちたい」という一心で「セーフになりたい、ならなければ」という一念でヘッドスライディングで飛び込んでいってしまったのかもしれない。

結果は最悪だった。

「アウト」になっただけでなく宮本は親指を骨折してしまったのだ。今季絶望か?という予感が誰もによぎったが宮本は折れた親指に添え木をあてグルグルにテーピングをし守備にバッティングにと出場ししかも活躍し続けた。

激痛をこらえてプレーを続ける宮本が伝えたかったものは一体何だったのだろうか?チームの若い選手に勝つことの難しさを伝えるためにも、 一塁にヘッドスライディングし怪我をした事が決してマイナスにはならないことを身をもって証明しなければならなかったのだろう





痛みは日に日に増すばかりだったが宮本はグランドで人一倍のプレーを見せ続けた。「プロの世界で勝つことの意味」と「勝つことでしか得られない経験」をプレーで見せた宮本。

彼が残したこの10日間の足跡は後世に語られるべき事ではないだろうか?ヤクルトだけでなくプロ野球、いや全スポーツ界にとっても意味のあるプレーだったと思う。「勝つ」事の難しさと喜びを知りつくした男の意地に改めて敬服した。


関連ブログ・・・・宮本慎也 AV好きのキャプテン

石川遼? 驚愕の成長度

  • 2009/10/05(月) 04:58:53

石川遼 過去関連ブログ
? 石川遼
?石川遼? アメリカで ”RYO”の挑戦
?石川遼?  初めてのオーガスタ

石川遼の進化に僕は驚くばかりだ。18歳の成長とはこんなに凄いのかと敬服する以外に何もない。
憧れのというより夢の今季、マスターズのティーグラウンドに立った選手で状況に応じてドローボールとフェードボールを打ち分けることのできない選手は石川だけだった。そんな石川を世界は認めようとはしなかった。「20歳でマスターズ優勝!」という目標を聞かされた取材陣が鼻で笑ったのも当然のでき事だった。

しかし今日の最終18番で見せた188Yラフからの7アイアンのショットを見せたらきっと同じ応対にはならないはずだ。

トップでバックナインに入った石川は自らのミスでOBや3パットを叩き痛恨のダブルボギーを二つも叩き一気に首位に3人が並ぶ大混戦になってしまった東海クラシック。

石川の優勝を信じ、応援に訪れた大ギャラリーに落胆の雰囲気が流れる中「優勝がなくなったとは全く思わなかった」と前を向いた石川の進化はこんな状況下でも段違いのショットを連発する。

この日2つめのダブルボギーを叩いた次の15番のロングホールで優勝を意識する同組の2人がきっちり?オンを狙うためにクラブを選択している目の前でまずはドライバー一閃340Yのスーパーショット、もちろん池越えの第2打を狙いピンそばにぴたりとつけたイージーイーグル。
16番をボギーで落とした石川だが続く17番ではピン奥1.5Mにぴたりとつけバーディーでとり戻す。そして優勝を決定つける18番を迎える。

石川の最終ホールティショットは右のラフ。残り約188ヤードのセカンドショット。フライヤーとアゲインストを綿密に計算して抜かれた7番アイアンで放たれたボールはグリーン中央方向へ真っ直ぐしかも高く打ち出されると右サイドギリギリに切ってあったカップへ向かいフェードしてピンそば約30センチに着地した。
そしてラフから打たれたボールにもかかわらずピタッと止まったのだ。通常、ラフから打たれたボールはグリーン着弾後必ず転がりピンそばにおちたボールは止まらずにグリーンオーバーになりやすい。
もちろんプロでも。190Yの球を打ちピタッと止めるのはプロがフェアウェーから打ってもそう簡単ではない距離であろう。それをラフからしかもこの優勝争いを演じている緊迫した状況下であのショットを打てるのは日本では石川遼以外一人もいないだろう。

全盛期のジャンボ尾崎でも中島常幸でも世界の青木でも丸ちゃんでも打てないあの軌道、あのショットに優勝争いをしていたはずの同組のプロが唖然としたのだからまさに次元が違うゴルフだった。

『「うまくなりたい」ただそれだけ』

石川は言う。

こんなに過密日程の中、誰よりもマスコミの取材を受け、テレビや雑誌に引っ張りだこの毎日、しかも高校生。
それでも練習時間や練習内容は誰に負けないと自負する。彼の目標はもう日本ではないような気がしてならない。このどこまでもゴルフだけを愛する真っ直ぐな姿勢がゴルフの神様、マスターズに住む魔物を微笑ますような気がしてならない。そんな可能性を秘めているのも日本では石川しかいない。

少なくとも「20歳でマスターズ優勝!」という目標を聞かされ鼻で笑う取材陣は世界中探しても今は一人もいないはずだ。






ニューヨークヤンキース

  • 2009/10/02(金) 03:59:37

アメリカ・メジャーの名門ニューヨークヤンキースが3年ぶりの地区優勝を飾った。

昨年は14年ぶりにプレイオフにさえ進出できなかったチームが一年で地区優勝に返り咲いた。

長年ヤンキースを率いたジョー・トーリ監督の後を受けたジラルディ監督が掲げた”変革”が実を結んだ結果だ。

総工費1200億を費やした新スタジアム建設にCCサバシアやバーネットという大型先発陣にテシェイラにスィッシャーといった大型野手を大金をはたいて獲得したことを思えば優勝しても当たり前の様に思われるがその”当たり前”が決して簡単ではないのがプロの勝負の世界だ。

トーリ監督率いた時は「紳士」がチームカラーで「長髪、ひげの禁止」から派手なパフォーマンスもご法度とされてきた程の厳粛かつ統制のとれたチームだった。そんなチームカラーから一変し「自由」を掲げたジラルディ監督。

クラブハウス内では禁止されていた大音量の音楽を認めたり選手に個性をうしなわさせない配慮が随所のみられた。移籍してきた選手が多くそれも各チームのスターが集結した超スター軍団をまとめる為にキャンプ初日には練習メニューをキャンセルしなんと首脳陣、コーチ、選手全員参加のビリヤード大会を開き親交を深め合うなどジラルディ監督は「自由と和」を重んじた。

伝統あるヤンキースでは前代未聞、球団史上「初」の試みにジラルディ監督は全てを賭けたのだ。
紳士的雰囲気を重んじるあまり個性的な選手が萎縮したり重圧に負ける事を避けた手腕に今さらながら大きな評価を得ているようだ。
「この戦力で負けは許されない」「ヤンキースの伝統を汚した」と開幕前は批判的なマスコミもこの圧勝劇には「脱帽」するしかないほど順調に事が進んだ。
至れり尽くせりと評判の総工費1200億を費やした新スタジアムに唯一足りなかったもの。
それが「3回のシャンパンがしみ込んだ絨毯だ」と言われてきたがまずは1回目のシャンパンをしみ込ませた。

リーグ優勝そしてワールドシリーズ制覇あと2回は今年中に達成できるような気がしてならない。

関連ブログ・・・・ ヤンキースの敗北

立浪和義   487本目の立浪たる所以

  • 2009/10/01(木) 06:17:54

小柄ながら持ち前の機敏な動きと芸術的なバットコントロール、人柄の良さでもファンに愛された男、中日の立浪和義選手が引退した。




「自分の理想は打って走って守るだが、守りと走りで衰えた。」と引退理由を明かしたが決して派手ではなかったが玄人好みの偉大なるプロ野球選手の引退に万感の想いだ。

レギュラーシーズンでは本拠地最後の試合となる30日の巨人戦に「6番・一塁」で今季初の先発出場。

最後までシュアのバッテングに衰えはなくこの日も4打数3安打。歴代7位の通算2480本のヒットを放ってユニフォームを脱ぐ。

大阪の名門PL学園で清原、桑田の2年後輩。KKコンビが卒業した常勝PL学園のキャプテンを任された立浪はその勤勉すぎる練習態度と後輩、補欠問わず優しく丁寧な接し方でチームをまとめ上げ春夏連覇の偉業を達成した名キャプテンとしてその名を全国に轟かせた。プロ入り後も18歳、高校卒ルーキーとしては異例のレギュラーを勝ち取りしかも新人王を獲得する大活躍。以来22年間、大きな怪我もなくフル稼働した。





テレビ局のカメラが追い切れないほどシャープな動きでゴロをさばき確実にアウトをとっていくプレースタイルは決して派手でなくそれでいて堅守、堅実という感じでもなくまさに”立浪ワールド”といわれた守備力にシュアでコンパクトなスイングから生まれる数々のヒット。
典型的な中距離打者で広角に打ちわける技術はまさに職人芸。セリーグのピッチャーに聞一番打ち取りにくかった選手」というアンケートに断トツで一番になるタイプの選手だった。中でも立浪の代名詞は「2塁打」だ。この日の一本を含め立浪が放った487本の2塁打はプロ野球史上最高の記録だ。2塁打は外野の間、もしくは外野の頭を越す打球でないと生まれない。中距離を打てるパワーで広角に打ちわける技術をもってした立浪の立浪たる所以の記録ではないだろうか?

この日の試合後のセレモニーでPL学園高時代の中村順司監督や、先輩桑田真澄、清原和博や同期の片岡篤史氏らから花束を贈られていた。

これだけのスターがここ名古屋に集められる立浪の人柄に改めて敬意を表し最後の勇姿をこの目に焼き付けておきたい。お疲れ様でした




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