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ローリー・マキロイ  オーガスタの魔物に出会った男

  • 2011/04/29(金) 23:51:51

オーガスタの神が笑ったのは北アイルランドの若き至宝、21歳のローリー・マキロイではなかった。


3日目を終えローリー・マキロイが2位グループに4打差をつける12アンダー。最終日が始まる前まではこの北アイルランドの若き至宝の優勝が濃厚と誰もが思ったはずだ。「オーガスタはそう簡単ではない」と若きチャンピオンの誕生に待ったをかけたファンですらすくなくともマキロイを軸に優勝争いが繰り広げられると考えていただろう。


今年のマスターズもまた終盤に波乱が待っていた。


まずは復活を期すミスター・オーガスタ、タイガー・ウッズが前半から猛チャージをかけアウトで31という驚異的なハイスコアをマーク。最終日スタート時にあった首位マキロイとの7打差はいつの間にかなくなっていた。そればかりかマキロイがバックナインにさしかかった時1打差の10アンダーに4、5人がひしめく大混戦になっていた。

そしてマキロイ自身も「何が起きたのか解らなかった」という10番での大乱調。左に引っ掛けた第1打が木に当たりトラブルになるとこのホールでトリプルボギーを叩き一気に8アンダーまでスコアを下げてしまった。完全に冷静さを失ったマキロイ。案の定もう修正が利かなくなっていた。続く11番でボギー、12番ではダブルボギーを叩いて完全に自滅してしまった。


これがマスターズなのだ。これがオーガスタなのだ。


マキロイは失意の中で「確かに失望したけれど、63ホールまでは完璧だった。優勝するために何度もこういう経験が必要だと思うしかない」と涙を流した。

ローリー・マキロイ。

彼は天才である。近い将来きっと世界のゴルフ界を牽引していく男であることは間違いない。


そんな天才に与えた試練。それがオーガスタの洗礼である。

「オーガスタには魔物が住みついている。」
誰かが言った言葉である。

「本当に魔物がいたんだ。僕は幸せかもしれない。世界中のゴルファーの中で魔物に出会った数少ないプレイヤーになれたのだから」

オーガスタの魔物に出会ってしまった天才の今後が楽しみである。



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