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松坂大輔スタイル

  • 2008/10/14(火) 03:42:43

松坂大輔という投手はメジャーでも最高級の実力を持ちながらメジャーに対応しきれないほどの自分のスタイルを持つ。
ある意味、メジャーに似合わない投手であろう。





「肩は消耗品」とされ過保護なまでに守られる肩への負担。投球練習の数や遠投の距離・球数、試合中の投球数に登板間隔まで事細かく制限され、肩・肘の故障には敏感すぎるほど神経質なメジャーにおいて松坂の調整法はとにかく全力で多くの球数を投げ込み肩の張りを感じるまで苛め抜くというものだし、試合中においても四球をだしても三振の山を築き一試合平均150球近く投じ試合を作っていくタイプなのだ。

ところがメジャーに移籍してからは投球練習も制限されキャッチボールだけでも担当コーチが数を数えて報告を上げるほどで試合でも100球程度に制限される為5回を投げたあたりで交代を余儀なくされる。
それが松坂の良さを消してるのではないかと昨年から僕は感じていた。
しかし松坂大輔の順応力というか適応力は僕の想像の範中を簡単に越えていった。たしかに四球も多く、球数も多いがそれを気にするあまり昨年は小さくまとまったピッチングをしようとしてストライクを真ん中に集めすぎ集中打を浴びノックアウトされ続けていた。

しかし今年は少し違うようだ。
その典型的な投球が一番大事な試合であったろうリーグ優勝決定戦の初戦で見れた気がする。初回、立ち上がりから制球が定まらず早くも2つの四球を与えて2死一、ニ塁のピンチを招き好調の5番クロフォードを迎える打たれると一気に流れがレイズに傾きこの試合どころかシリーズ全般に悪い流れを招きそうな大ピンチだった。
打者クロフォードに対し4球投じ1ストライク3ボールと苦しくなる。
キャッチャーのバリテックのサインは真ん中ストレート。四球を恐れたメジャーでいう当たり前の要求に対し、執拗に首を横にふり厳しいコースにスライダーを投じた。中途半端にストレート投じて長打をあび大量失点するなら四球でも構わないので全力でひとつのアウトを取りにいく。

結果、クロフォードには四球を与えるが続く6番打者を打ち取り無失点で切り抜けた。初回に投じた球数は実に27球。予定の100球の内3分の一を初回だけで投げた形ではあったが「打たれるくらいなら歩かせ、打ち取りやすい打者でピンチを脱する」松坂の真骨頂が発揮され試合の流れは大きくレッドソックスに傾いた。

メジャーの常識に苦悩する松坂が見せた意地の抵抗と高い順応力に改めて凄みを感じた。いつか松坂のスタイルがメジャーの主流になるような気さえした。

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