無料
エロ
動画

野球の醍醐味

  • 2008/10/24(金) 19:48:00

野球の醍醐味とはなんだろうか?野球というスポーツはひとつひとつのプレーが止まり再スタートするという連続のスポーツである。
つまりサッカーでいうところのセットプレーやリスタートの繰り返しなのだ。だからこそ考える時間や空間が生まれ駆け引きや心理作戦が時に大きな結果を生み、波乱や大ドンデン返しを引き起こす。

クライマックスシリーズの巨人X中日。

最終回3−3の同点。

9回2アウト1、3塁。ピッチャーは巨人の守護神クルーン。バッターは百戦錬磨のシリーズ男、中村紀。

勢いのついた打線。
動揺の隠せない巨人ナイン。大事な大事なシリーズ初戦の9回の攻防。ピンチの場面で緊張した面持ちをし追い込まれた感のあるクルーン。ここで重要な演出家の役を担うキャッチャーはレギュラーの阿部でなく経験不足が否めない実松。対するチャンスの場面で「俺が決める」と決意し自信満々に打席に立つのは昨年の日本シリーズMVPでお祭り男、チャンスにはめっぽう強い中村紀。呼吸の合わないバッテリーは何度も何度もサインの交換に首を振り時間を割き自らのリズムを失っていく。

布石もあった。

10月最後の対戦でこのバッテリーは中村紀にフォークボールを完璧に捉えられ決勝3ラン打たれていた。嫌がるキャッチャーはストレート勝負を選択。投げるクルーンはフォークを見せ球に何球か使い打ち損じてくれたらと願っていた。キャッチャーは最善の方法をと思いストレートにこだわり6球続けた。クルーンは苛立ちを押さえながらも渋々キャッチャーのサイン通りに投げた。
カウント2−2。勝負球は・・・キャッチャーはストレートを要求したもののクルーンは断固として首を横に振る。中村の狙い球は決まった。
100%ホークだと。プロの一流の打者が来るボールが解った時その球を仕留める確率は実に70%を越えるという。それだけ駆け引きが大事だという事だ。さらに中村のチャンスの場面でも集中力、前回打っているという自信、周りの雰囲気も加味すれば仕留める確率は95%にも昇るだろう。そこのまんまときたフォーク。決して落ちなかったわけではないコースが極端に甘くなったわけではない。つまりクルーンの失投ではなかった球を見事にヒットし決勝点を挙げた。

ベンチで苛立ちをキャッチャーにぶつけるクルーンに抵抗する実松。
バッテリーコーチはキャッチャーの配球を責めなかった。しかし結果は打たれた。それはどう受け止めるのだろうか?1球、1球に駆け引きがあり人間ドラマを生み意味をなして投げられている。そして結果が生まれる。結果が悪ければそのプロセスにどこかに小さな間違いがあったはずだ。

それを冷静に回想するのもまた野球の醍醐味であると考える。

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

close