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松本哲也

  • 2009/12/29(火) 00:11:36

「平成の青い稲妻」「原チルドレンの出世頭」「Mr.天秤打法」この人の通称は沢山ある。巨人のセンターのレギュラーをしっかり獲得した感がある松本哲也。

170cm、65kgの小さな体はプロ野球選手の中でも最小クラス。育成枠出身野手で初めてゴールデングラブ賞を獲り、新人王もとった才能溢れる25歳である。選手層の厚い巨人の中においてひと際小さい体ながら外野のレギュラーを守り続けたのだから本当にたいした男である。

山梨出身の松本は小・中学生まではラグビー選手だった。叔父さんが日本代表で父親も日本リーグのトップクラスの選手だった影響だろうが小柄な体ながらスピード感がありあたりに負けないフィジカルも持っていた。しかし体の小ささに悩んだ結果、ラグビーの道を諦め高校から本格的に野球を始める。スピードを活かした守備範囲の広さと盗塁には早くから定評があったものの高校生の球に全く手が出ず自慢のスピードを活かせない打撃だった。それでもなんとかバットに当てようとする気持ちとバットにさえ当たれば内野安打になる俊足でチームには欠かせない存在ではあったそうだが全国的にも全く無名の選手だった。

東都大学リーグの当時2部に降格していた専修大学に進学した松本は4年間チームの誰よりも多い練習量をこなし、まさに「努力の人」とチームメイトに崇められるほどで朝晩のランニングにはじまり全体練習をこなした後でも素振りにティー打撃と黙々とこなし続けた。4年生時にはキャプテンを務め、チーム久々の1部復帰に貢献するなど活躍したもののまだまだ全国的には無名選手だった。

大学卒業後は巨人の育成選手としてプロ野球生活の第一歩を歩み始めるが周囲はまさに青天の霹靂並の驚きのドラフト指名だったそうだ。確かに「足」だけはプロのレベルだったが「守備」は下手ではないが並クラスぐらいで「打撃」にいたっては高校生レベルと揶揄される程の選手だっただけに巨人からの指名は育成枠とはいえ周囲を驚かせた。

入団後はキャンプやオープン戦でその足の速さと守備範囲の広さ、なによりひた向きな野球に対する姿勢が原監督の目に留まり関係者の反対を押し切る形で選手登録された。

そして今季、開幕から一軍ンい定着した松本は追い込まれてもファールで粘る打撃技術と的確なチームバッティング、ガッツ溢れるセンターの守備でチームに貢献しまさに大活躍だった。バスター気味に構える独特のバッティングフォームは松本がプロの投手のスピードや変化球の曲がりになんとか対応しようと創意工夫したフォームで必至でボールに食らい付く姿勢が良く現れたフォームだ。「天秤打法」と呼ばれるその打ち方こそ高校、大学と誰よりも多い練習量をこなし、プロの世界で生き残る道を研究し続けた末に編み出された「松本打法」である。

巨人の一時代を築いた名外野手に「松本匡」という選手がいた。通称「青い稲妻」。くしくも同名の大先輩に憧れ青い手袋とリストバンドを付け躍動する「平成の青い稲妻」こと松本哲也。来季以後の更なる活躍に期待している。




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