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藤岡貴裕 

  • 2012/02/04(土) 13:50:24

「よかったね、ロッテで」
「はい、いちばん最初にボクを決めてくれた球団だったので」
そう笑ったのはロッテにドラフト1位指名され今季の新人王最有力候補の藤岡貴裕だ。



ロッテは成瀬善久と吉見祐治以外に一軍レベルの先発サウスポー候補がいない。したがって「ローテーション左腕」はここ数年、第一の補強ポイントになってきた。チームの総意として昨年の年頭から「東洋大・藤岡1位」を正式なメッセージとして掲げ、藤岡が投げる日の神宮のネット裏前方には彼の投球をじっと見守るロッテスカウト陣がいた。


「藤岡のフォームでは大学では通用してもプロの世界では通用しない。」そんな評価も一部からあがる。

腕をなかなか見せてくれないから独特のフォーム。右足を踏み込む時の半身の態勢から踏み込んできてギリギリのところで肩の左右をパッと切り換える。そこからズバッと腕を振る。「150キロ」の球もすごいがボールを見せてくれない独特フォームは打者に不安と恐怖を感じさせるには十分だ。その反面、故障しやすいフォームであることは否めない。

ストレートも、スライダーも、カーブもフォークも、持ち球のすべてを構えたミットに投げ込むコントロールの良さはプロの中でもトップクラスであろう。
藤岡は大学時代からボールを握った時のデリケートな指先感覚を大切にして、背中にいやな汗びっしょりかくようなピンチの場面でも、間違っても手首に骨が浮くほどギュッと握ったりしない。常に指先の感覚を一定に保ち続けコントロールには細心注意を払い続けるそういう大人のピッチャーだ。

精緻なコントロール、だからこその球持ちの良さ。努力だけではなかなか得難い大きな財産と才能を武器に藤岡貴裕が1年目からローテーションに食い込み新人王に名乗りを上げる。

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